本が好き!な、りなっこのダイアリーです。週末は旦那と食べ歩き。そちらの報告も。
本読みの日々つらつら
11月13日
レオ・ペルッツ/鈴木芳子訳『レオナルドのユダ』を再読した。
ペルッツ再読8冊目。とても好きな作品だが、刊行順をたどって読み返してきたので、遺作なのねぇ…としみじみ。『第三の魔弾』の解説には、未完で見つかったのを弟子で友人でもあった人物が完成させたとある。
“「君はユダの秘密と罪を知っているのかい? なぜユダがキリストを裏切ったのか、わかるかい?」/「ユダは、自分がキリストを愛しているとわかったから、キリストを裏切ったのです」少年は答えた。”
11月11日
お昼ごはん。天霧にて。今までこういう丼ものと麺のセットメニューは頼んだことがない(少食なので)けれど、お目当ての牡蠣うどんがなかったので妥協した。かき丼セットごはん少なめ。
牡蠣うどんは、牡蠣のサイズが揃わなくて販売中止になったらしい。夏の影響がこんなところにも…
青空ごはん部
11月9日
角田光代訳『源氏物語 1』を読んだ(再)。
源氏物語は他の訳者で幾度か読んだが、今回は気になっていた角田訳で。
帚木巻の序盤に雨夜の品定めがあり、その後の光君の行動に及ぼした影響を思うと、ある意味で物語展開の予告になってたんだなぁ…とあらためて面白かった。紫式部が描きたかったのが “中流の女” たちだったとしたら、それも得心がいく。
あと、これは仕方がないと思うけれど、源氏物語を読むのがかなり久しぶりで、かつて以上に光君に対していらっとすることが多いw(『女は素直がいちばんですよ』とか何なん…)
新日本古典文学大系『源氏物語』(に基づく)岩波文庫版を側において、気になった箇所や好きな場面の照らし合わせをするのも楽しい。
11月7日
コルヴォー男爵/大野露井訳『教皇ハドリアヌス七世』を読んだ。
すこぶる面白かった。久しぶしに奇書を読んだという満足感。
「澁澤龍彦が絶賛」というのもさもありなん…と思いつつ、訳者あとがきでかなり自伝的な内容と知って驚いた(そして19世紀末のロンドンに生まれた作者が、何故カトリック教会なのか…という理由にもw)。
“人間嫌いの利他主義者” ジョージの半生がほぼ自伝であるなら、その後の型破り教皇爆誕からの展開は幻想文学…か。
“教皇には大きな目標と、見通しのきく目と、よく聞える耳と、機知と、ひねくれた性格と、大胆さと、寂しい心とがある。おまけに世界から敵意を向けられていた。”
おはよございます。明太子🍙 #OnigiriAction 青空ごはん部
11月4日
インフルエンザのワクチン接種を済ませて、こーしータイム。星乃珈琲店の利用はまだ2度目。こーしー美味じい。
連れ本は源氏物語。 久しぶしに源氏物語を通し読みしようかな…と思っていた矢先の角田訳の文庫化で、早速読んでる。
嫌と言うほどわかっていることだが、源氏あなたって人は…(いきなり愛想が尽きる)とか。
そしてお昼ごめん。星乃珈琲店にて、3種きのことベーコンのポルチーニクリーム。昼ビール🍺も
11月3日
昼ビール部です。夫とちょっと遠出して酒蔵の町まで
お昼ごはん。「瀬戸のおばんざい ゆきみや」にて。 青空ごはん部
bluesky…
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