10月15日

 お昼ごぱん。ビーフシチューパンと塩昆布マヨベーコンパン。なかなか濃ゆい惣菜パンを2つも食びたよ。 青空ごはん部
 

 

 今週の名探偵ポワロは、遂に最終回の『カーテン』か。何度も観てるのに何度目でも「遂に」と思う。

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10月14日

 お昼ごはん。紅屋食堂にて牛すじカレー。マイルドな和風カレーなので、一味を多めに振りかけて。 お腹がぺこぺこだったのでぺろり
 

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10月13日

 今日はお家で映画を観た。「ずっとお城で暮らしてる」
 すこぶる満足した。 映画で96分は短いと思ったが、この作品では多分それが狙い通りに功を奏したというか、メリキャットが焦燥に駆られて従兄弟への憎悪を募らせていくのが、タイトな展開の所為で無理なく伝わってくる(そも小説自体そんなに長くない)。
 姉妹はそれぞれに歪で可愛いし、原作にほぼ忠実だからこそ、変更された部分が際立ってそこもよかった(ふふ)。 あと、導入で何かしらの予告のように挟まれる『リチャード3世』が個人的にツボだった。
 

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10月13日

 ジョゼフ・ペレス/小林一宏訳『ハプスブルク・スペイン 黒い伝説』を読んだ 
 
 アフリカはピレネーに始まる…と例外視され続けたスペイン。その端緒は、権勢を誇った強国への憎悪、ハプスブルク朝の覇権に対する他国の恐れにあった。
 故に捏造された黒い伝説(フェリペ2世への個人攻撃、スペイン人の狂信・不寛容・蒙昧、インディアス先住民の虐殺)。
 そして国が弱体化した後も止まなかった攻撃の新たな理由は、カトリシズムに固執して宗教改革が浸透せず、だから近代化を妨げられた→やはり蒙昧な国だ、という決めつけによるもの。まるでラテン人は呪われているかのように見えた…と。 話はスペイン再興まで及び、読み応えがあった。

 

 

 

 おはよございます。ビビンバ炒飯のおにぎり。喉痛い😣 #OnigiriAction 青空ごはん部
 

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10月12日

 my new gear…
 ケニアから遥々、アフリカンテキスタイル・キテンゲのお洋服が届いた。スモックワンピ♪  私にしては落ち着いた色遣い。
 Sサイズでも大きいので、ウエストマークで着るつもり(๑˃̵ᴗ˂̵)

 本当は ”ハイネックスモックワンピース“ なのだけど、襟を立てたら耳が半分隠れそうというね、、(流石にそこまでじゃないか、、)
 

 

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10月11日

 レオ・ペルッツ/垂野創一郎訳『アンチクリストの誕生』を再読した。
 
 流石、面白かった(ペルッツ再読4冊目)。
 表題作を始め、恐ろしい難題に向き合う者の孤絶、運命に召される者の最期、物狂おしい幻想に取り憑かれた者の破滅、遠い過去からの呼び声…など、そうそうレオ・ペルッツといえばこれですよと言いたくなる、ぎゅっと濃ゆい中短篇が揃っている。一篇ずつの余韻も格別で、あれこれ思いを馳せながら眩暈し、堪能した。
 お気に入りは、「一九一六年十月十二日火曜日」や「月は笑う」(ルナフォビアって何故か惹かれる)「霰弾亭」「夜のない日」。 

 

 

 今季初おでん🍢仕込んだ。例年より1週間遅い。 玉子は半熟にて別鍋に。 青空ごはん部
 

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10月10日

 江村洋『ハプスブルク家』を再読した。
 
 予てから関心があるのはスペイン系のハプスブルク(あの怖くて哀しい家系図よ)なのだが、もっと遡った時代から纏められたものを読みたくなり手に取ったら、昔一読した本だったw 
 武力に頼る戦争ではなく一見穏健な手段、つまり結婚によって他家が作り上げた国を頂戴してしまう…という、結婚政策で名高いハプスブルク家。 とは言え、ことのはじめからそれを狙っていたわけではなく、偶々幸運が重なり何とか危ない橋を渡った時期もある。そしてそれが、神の加護に守られた選ばれし一族という意識に繋がっていった…と。
 若い頃の女帝マリア・テレジアの、胸がすくような手腕にほれぼれ。 読了

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9月に読んだ本

9月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:3734

天幕のジャードゥーガル 3 (3) (ボニータ・コミックス)天幕のジャードゥーガル 3 (3) (ボニータ・コミックス)
読了日:09月29日 著者:トマトスープ
はじめての土偶はじめての土偶の感想
1冊みーーーっちり土偶尽くしで、大変満足。こんなに種類があるのかとあらためて知り(当たり前だけど、遮光器土偶だけじゃない!)、様々な土偶がそれぞれの魅力とともに紹介されているのを堪能した。「縄文のビーナス」や「縄文の女神」のフォルムの美しさ、合掌土偶や蹲踞土偶のどこか愛おしい佇まい…などなど。文章から土偶愛が滲み出ているのもよかった。
読了日:09月28日 著者:
ボリバル侯爵ボリバル侯爵の感想
再読。流石のレオ・ペルッツ、面白かった。ナポレオンのスペイン遠征、劣勢へ傾き始めたフランス軍の2つの連隊が壊滅するに至った経緯を、元ドイツ将校が綴った回想録。その内容は、後世の人々には信じがたいものだった。何となればそこには、ある言葉の呪縛に囚われた数人の将校たちが、避けるべきことにむしろ引き寄せられ、その為に彼らの軍を自滅へと突き進ませることになった顛末が描かれており…。情報の優位を全く活かせない将校たちのぐだぐだな迷妄っぷり(そこが読ませるんだけど)と、さまよえるユダヤ人の存在が落とす昏い影の比よ。
読了日:09月27日 著者:レオ・ペルッツ
きのう何食べた?(21) (モーニング KC)きのう何食べた?(21) (モーニング KC)
読了日:09月27日 著者:よしなが ふみ
中世ヨーロッパの色彩世界 (講談社学術文庫)中世ヨーロッパの色彩世界 (講談社学術文庫)の感想
12世紀以降の中世ヨーロッパにおいて、人々は独特な色彩観念を持つようになり、やがてそれは執拗なまでに色に意味づけをする中世末期の色彩文化へと繋がる。水は「白い」という感覚。色に与えられた両義的な意味(緑は青春、歓喜、破壊、異教…)。子どもと道化と奉公人の服が、同じデザインになったのは何故か。悲しみが悪徳とされた時代には忌み嫌われた黒が、14世紀末頃からメランコリックな感情の価値が変化するのに伴って流行色になったこと、などなど。中世人の心性が、こんなにも硬く色と結び付いたものだったとは…と、とても面白かった
読了日:09月26日 著者:徳井 淑子
第三の魔弾 (白水Uブックス)第三の魔弾 (白水Uブックス)の感想
再読。流石のレオ・ペルッツ、面白かった! アステカ王国を征服しようとするスペイン軍に立ち向かったドイツ人、グルムバッハの数奇な悲運の物語。これが第一作ということでやや粗いかな…という印象はあるものの、物語を牽引するのが何しろ暴れ伯爵(猪突猛進タイプ)なので、ぐいぐい引き込まれてしまう。史実との絡ませ具合や皮肉な展開も堪らない。あと、今回はあらためてメンドーサ公のグロテスクな造形(美形で残忍)が、際立っているのに感心した。そして終曲にたどり着き、第三の魔弾に斃れたものについて思うと、嗚呼…(呪い怖すぎっ)
読了日:09月22日 著者:レオ・ペルッツ
鳥打ちも夜更けには鳥打ちも夜更けにはの感想
再読。「架空の港町」という呼び方が地名になった町で、観光の呼び物である希少種の蝶アレパティロオオアゲハを保護するため、海鳥を駆除する仕事が必要になった。それが鳥打ちである。採用された3人はそのまま鳥打ちと呼ばれ、10年間ただ鳥たちを殺し続けてきた…。不条理は個人をどこまでも蝕み得るし、逃走することでしか己を救えない人がいる。私には、慰撫のある物語だった。(そして、いぐあな老師のレシピが美味しそうです) “彼は木箱のなかを見つめる。自分のなすべきことが、生涯で初めて心の奥底から浮かび上がってきた。”
読了日:09月20日 著者:金子 薫
オデュッセイアの失われた書オデュッセイアの失われた書の感想
再読。大変好みな作品。『オデュッセイア』に基づく44通りの変奏で、叙事詩の世界に封じられたオデュッセウスやアキレウスたちが、幾つものバリエーションの中で思いもよらぬ姿を見せる。口承され、流動していく物語さながらだ。あきらめて再婚したペネロペイア、アキレウスのゴーレムを作った魔術師オデュッセウス、出奔するヘレネ、好敵手を求めて天国へ行くアキレウス。などなど。「サナトリウム」や「あるゲームの記録」には、こんな変奏もありなのかと吃驚した。そして死の影が濃くなり、オデュッセウスが衰えていく終盤の展開に感嘆した。
読了日:09月19日 著者:ザッカリー メイスン
レイトン・コートの謎 (創元推理文庫)レイトン・コートの謎 (創元推理文庫)の感想
久しぶしのアントニイ・バークリー。ちょっと期待値を上げすぎてた感はあるけれど、面白かった。第一作を読めて満足だ。
読了日:09月16日 著者:アントニイ・バークリー
まぼろしの枇杷の葉蔭で 祖母、葛原妙子の思い出まぼろしの枇杷の葉蔭で 祖母、葛原妙子の思い出の感想
記憶を手繰りよせ思い出を綴りつつ、祖母と祖母にまつわる事柄を、今いる場所から振り返り、あらためて眼差そうとしているのがよかった。「おばあちゃん」らしさのない祖母の、稀有な才能と強烈な個性。美しい歌を生み出すことと引き換えに、何かをあえて切り捨てていたような人柄のこと。追慕の情とともにある、ひやりとした感覚。祖母に名付けられたというエピソードと、その由来探しの章が好きだった(有名なレモンの歌の章も、室生犀星との交流の章も好き)。そして、あとがきにある「和解」という言葉が沁みる。
読了日:09月14日 著者:金子冬実
遠くの敵や硝子を (現代歌人シリーズ24)遠くの敵や硝子を (現代歌人シリーズ24)の感想
〈わたくしが復讐と呼ぶきらめきが通り雨くぐり抜けて翡翠(かわせみ)〉〈今宵あなたの夢を抜けだす羚羊(れいよう)の群れ その脚の美(は)しき偶数〉〈夜の雨 人の心を折るときは百合の花首ほど深く折る〉〈鳥葬を見るように見るあなたから声があふれて意味になるまで〉〈金雀枝のための鋏を待っている千年、それからのちの千年〉〈砂糖湿らせるのも雨の愛ゆうべの雨を聴きつつ眠る〉〈日ざかりを喝采のごと寄せてくるものを拒めり白百合抱いて〉〈神を信じずましてあなたを信じずにいくらでも雪を殺せる右手〉
読了日:09月13日 著者:服部 真里子
教養としての建築入門-見方、作り方、活かし方 (中公新書 2764)教養としての建築入門-見方、作り方、活かし方 (中公新書 2764)の感想
タイトルが何とも気恥ずかしいけれど、正にこういう入門書を読んでみたかった。分かりやすく簡潔に纏められている印象で、建築学について殆ど知らないような私でも面白く読めてよかった。日本と西洋の建築史、哲学や心理学からの視点、建築家が理念を紡ぐこと、建築と世相や政治経済との結び付きについて、などなど
読了日:09月12日 著者:坂牛 卓
アプロネニア・アウィティアの柘植(つげ)の板アプロネニア・アウィティアの柘植(つげ)の板の感想
再読。ローマ帝国終焉を前にした貴族たちの頽廃、処刑や略奪に絶えないその時流に対するアプロネニアの優雅な無関心に、なぜか惹かれてしまう。貴婦人の矜恃なのか、ただ疎ましさから目を背けていただけなのか。忍びよる死への不安を少しでも忘れている為に、日々の記録を事細かく残すことで防波堤のようにしていた…というキニャールの視点に、どきっとした。虚無に向かって踏みとどまろうとする、足場としての日記。“とても長いもののうちに幼年期を入れよう。/柘植の木立。/(略)/老い。/海亀。/死んだ人の死。/不眠。/烏。/
読了日:09月11日 著者:パスカル キニャール
最後の三角形: ジェフリー・フォード短篇傑作選 (海外文学セレクション)最後の三角形: ジェフリー・フォード短篇傑作選 (海外文学セレクション)の感想
なんて濃ゆい短篇集。やはりジェフリー・フォードよい…としみじみ、心ゆくまで堪能した。とりわけ好きな作品は、ラストに驚嘆した「アイスクリーム帝国」や「恐怖譚」(エミリー・ディキンスン!)、語り口が少し恍けた本棚をめぐる命がけの冒険「本棚遠征隊」、私の大好きなクレバーな老女もの(としても読める)の表題作。あと「ナイト・ウィスキー」「星椋鳥の群翔」と「イーリン=オク年代記」もよかった。“「私は誰でもない。あなたは?」彼はそう言うと、笑い出した。そして「私ですよ、ご存じでしょう?」とつけ加えた。”
読了日:09月08日 著者:ジェフリー・フォード
図書館 愛書家の楽園[新装版]図書館 愛書家の楽園[新装版]の感想
再読。タイトルには“図書館”とあるが、書庫や書斎をも含む本のための空間と書物をめぐる思惟が、有名無名な図書館の歴史も辿りながら自在に広がっていくのが楽しい。私がとりわけ驚いたのは、「心のあり方としての図書館」の章で触れられるヴァールブルクの図書館。分類のシステムを一切使わず、ただひとりヴァールブルクその人の着想のみで関連付けながら延々並べられていく膨大なコレクション(他人には意味がわからない)、そしてそれは常に流動性を保たなければならない…
読了日:09月05日 著者:アルベルト・マンゲル

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10月8日

 お昼ごはん。 以前見かけて気になっていた、デリのお店のお弁当。「洋食弁当」と名付けられているけれど、玉子焼きと赤いウインナーと焼き鮭という、お弁当のツボがしっかり押さえられている。 そしてお肉好きも満足😊
 青空ごはん部
 
  
 

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10月7日

 お昼ごめん。四つ葉cafe にてパスタプレート、茄子とアサリのトマトソースパスタ。お野菜たんもり。
 麺があまりにもモチモチで不思議だったので、お店の人に訊いてみたら、乾麺を水に漬けておくやり方だそうで、「それ、聞いたことあるわー」となった。
 
  
 

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