9月18日(日)のつぶやき（読んだ本、『アンドロギュノスの裔』）

13:47 from twicca
稲刈りをしている田圃の隣は、花が満開の蕎麦畑。という眺め。
15:05 from web
帰宅にゃうー。今日はもう、ビールビール！日々の泡！（違）

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22:57 from 読書メーター
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22:58 from 読書メーター
【アンドロギュノスの裔 （渡辺温全集） (創元推理文庫)/渡辺 温】
　全集でありながら、この一冊で収まってしまうのか…と溜め息がでる。やはり、「可哀相な姉」は白眉だと思った。物語に救いはないが、ぞくり…射竦められる瞬間が凄くよかった。他に短篇で好きだったのは、「イワンとイワンの兄」や「風船美人」（悲劇と滑稽味の匙加減…）。リライト作品では「島の娘」が面白かった。
　残酷なラストが鋭利な刃物のように光る小品、其処此処に見られる実験的な方法や、意識の底に不安を掻き立てるような作風…など。“夭折の天才”という言葉には頷けるものの、本当の代表作はこれから書かれるはずだったのだろう…と、惜しむ思いが残る。