暑くてもらーめん、「 北海道旭川ラーメン とっかり2」

7月20日、日曜日。晴れ。 
 今朝も昨日にひきつづき、7時の起床。私にしては遅い…。PC前の窓際の定位置に座ると、命短き蝉の声がじゃわじゃわじゃわかまびすしい朝であった。  

 毎度のランチ話の前に、ちょっとだけ重い話(面倒でしたら飛ばして下さい)。 
 お風呂で本を読んでいたら、いつの間にか目の前の作品から心がふわふわ離れて漂い、私自身の子供時代の追憶に耽りだした。呼び起こされて、どうにもとめられなかった。その作者と私の共通点を探してみても、さほど見つかる訳でもないのに、彼女の子供時代からの親との心の隔たりと孤独が、酷く辛く胸にこたえた所為か。
 今でも飲み下せない遠い過去の、この身に降りかかったあれやこれやを思い出して、憤りや悔しさが爆発。シャワーを浴びながら思わず、顔を覆っていた。こんなに時を経た今になって、どうしてこんなに溢れ出してしまうのだろう…。
 そう言えばこないだ、『母は娘の人生を支配する―なぜ『母殺し』は難しいのか』という本を教えていただいた。あまりにもあまりなタイトルなのでひいたけれど、色んな漫画や小説が引き合いにされていて、面白いらしい(面白いって…)。涙なしでは読めない「イグアナの娘」もとり上げられているそうな。…ふむ。
 毎回冗談の飛び交うチャットだが、この本の話題になったときは流石に真面目な雰囲気だったので、やっぱり母娘って色々あるのだなぁ…と思った。ただ不思議なのは、全然そんなことを意識することなく生きていける女性も、世の中にはごまんといるということ。私は彼女の娘として生まれたときから、こちら側の住人になることを定められたのね…。 
 改めて、自分の中の時間が、ことこの問題に関しては止まっているような気がする。だからして、『母は娘の人生を支配する―なぜ『母殺し』は難しいのか』という凄まじいタイトルの本も、読んでみようかと思う次第…。ああ、でもやっぱり怖いな。誰か一緒に読みませんか?(こら)   

 はい、ここからご飯の話。平和なご飯~♪
 今日は車で買い出しを済ませてから、大阪方面へ出かけることに。お昼ご飯のお目当ては、東淀川区にある豚骨らーめんのお店(再訪)。…だったが、臨時休業でやっぱり振られる。そく、もう一つの候補だったお店へと向かったものの、炎天下の徒歩移動はなかなかきつかった。 
 そうしてふらふらとたどり着いたのは、「北海道旭川ラーメン とっかり2」。北海道旭川って、耳には涼しそうな響きがあるけれどね…。

 我々の気分はすっかり砂漠の旅人。ひふー。
 二人で1本は、焼け石に水の如し…(なはは)。

 冷たい麺が欲しい気分だったのに、つけ麺しかないので諦める。
 

 こちらはだーさんの、“醤油ラーメン”。スープの色がやや濃ゆめ。
 後で聞いたところ、「醤油の味が強過ぎる」らしい。 でも、他は良かった!とか。

 私は当然、“塩ラーメン”。一口スープをすすってこれは美味しい!と。
 ああ、味玉が崩れてかかってるわ。

 スープの味はしっかりしていて、子供の頃に禁断だった味わいも仄かにする…(はっきり書けないけれど、〇〇〇麺等は母親に禁じられていた)。
 モチモチした太めのちぢれ麺が、私の好みであった。

 汗がどどっと噴き出そうだったので、近くのスーパーで火照りを抑えてから(『とっかり』の店内は涼しくなかったの)梅田へ移動。二人で「NU Chayamachi」でしばらくぶらぶらして、私はCDを購入。だーさんはリーバイスをひやかしたものの収穫なし。

 そうして例によって休憩。
 だーさんの背後のテーブルにて、男の子3人による“持てないトーク”が盛り上がっていた。とほほ…。 
 
 うなぎのかば焼きとか。


 エノキの肉巻きとか。
 つくねとか、ねぎ巻きを頂いた。 

 またまた帰路の電車でうつらうつらしてしまうのであった…。長閑だな。長閑イズベストだな。  

 きっと私は今、だーさんとの生活の中で心の平安をほぼ手に入れている。だからその他のもろもろについては、ゆっくりと向かい合っていこうかな…。

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