5月8日

 @rinakko
 【月の三相/石沢 麻依】を読んだ本に追加
 
 “瞼の縁や唇の端、生え際や顔の輪郭線を越え、何かが溢れようとするささやかな気配がある。それは、夢と呼ばれる形のないものだった。眠り病にかかった人たちの時間を繋ぐために、夢と現(うつつ)の時間を結び合わせる。意識が滞在する夢と顔や身体が留まる現実。この夢の表現技法を生み出したのは、ヤーコプ・エングラーであった。”

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