1月7日

 @rinakko
 本整理に着手、しかけたところで読み返したい本が出てきて早速中断した。あ行から始めようとしたのが間違いなのか(そら早速過ぎるわ)。 赤染晶子『乙女の密告』、見返しと花布がお揃いの朱色で装幀が可愛いです。
 
  
 @rinakko
 【乙女の密告/赤染 晶子】を読んだ本に追加
 再読。
 “真実とは乙女にとって禁断の果実だった。それに手を伸ばした途端、乙女は冷静になる。自らの本当の姿を知って恥じ入ることになる。お前は乙女ではない。禁断の果実とはそういうものである。乙女とは夢見る存在なのだ。乙女の目はこの世にあるものに向けられていない。”
 “アンネは忍び寄る他者に怯えた。アンネがアンネのままではもう生きていけない。ユダヤ人であることをむき出しにしては生きていけない。もはや、他者と同化しなければ生きていけない。残酷な現実がある”

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