3月19日(金)のつぶやき(読んだ本、『私の名は「紅」』)

06:34 from web
おはようございます。こーしーなう。今週はずっと天気が悪い。次はいつ晴れるのだろう…。
09:24 from web
「黒い服の人には近付かない」って…! そう言えば私、美輪明宏さんのトークはあまりきいたことがないのだった。
09:44 from web (Re: @miyugreen
@miyugreen そうでしたか。さっき、暗い色の服は着ちゃだめ!って勢いだったので、なかなか吃驚しました。
09:59 from web
えーん、今日も「週末婚」…。
12:19 from web
ひさびさ心太♪ 三杯酢で。ちゅるちゅる(ぷるぷる?)したものが好きっす。わらび餅とか。

 ☆    ☆    ☆    ☆

 オルハン・パムクの二冊目、『わたしの名は「紅」』を読んだ。
20:44 from web
何と言っても、細密画にふれている箇所が面白かった。盲目になることの意味とか、東と西における絵画が根本的にかけ離れていること。“ヨーロッパの名人の手法”に大きく揺れる、トルコの都イスタンブルの絵師たちの世界も興味深かった。署名を残せないというのも、考えさせられる。>わたしの名は紅
20:45 from API
【わたしの名は「紅」】何と言っても、細密画にふれている箇所が... http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5412558

 ちょっと詳しい感想はお休み。章ごとに語り手が代わるつくりになっているところが、とても面白いと思った。誰だかわからない死者の“屍”が語り出す冒頭に始まり、金貨や“死”が語り手となる章もある。そんな思いがけなさも楽しめた。
 やはり、当時の細密画師たちが、各々のスタイルを持ったり署名を記すことが認められていなかったという話や、にも関わらず(いや、だからこそ?)それぞれの持つ才能には残酷な差があって、嫉妬の念を抱くものもあったというところに考えさせられた。どうしても人は自分と他者とを区別されたいものだと思うが(出来れば上に)、まさにそういう煩悩を戒める教えに従わねばならないはずの場所で…という話になっているところにも唸る。
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