バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

乾燥に強くなる植物ペプチドを発見

2018年04月08日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸
-植物の乾燥ストレス応答を紐解く新展開-

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.04.05
理化学研究所 東京大学 徳島大学

理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター機能開発研究グループの高橋史憲研究員、篠崎一雄グループディレクター、生命分子解析ユニットの堂前直ユニットリーダー、東京大学大学院農学生命科学研究科の篠崎和子教授、同大学大学院理学系研究科の福田裕穂教授、徳島大学大学院社会産業理工学研究部の刑部祐里子准教授らの共同研究グループは、生物において組織間の情報伝達を担う神経を持たない植物は、体内で作り出した移動性の「CLE25ペプチド[1]」を使うことで根と葉の間で情報をやりとりし、乾燥ストレス耐性を高めていることを発見しました。
https://research-er.jp/articles/view/69533

骨髄微少環境を制御する新手法で白血病の延命効果を確認

2018年04月08日 | 医療 医薬 健康
―白血病治療に新しいコンセプトを提示―

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.04.06
京都大学

京都⼤学⼤学院医学研究科 上久保靖彦 准教授、森⽥剣 博⼠研究員、徳重智恵⼦ 修⼠課程学⽣、⾜⽴壮⼀ 教授らのグループは、京都⼤学⼤学院理学研究科 杉⼭弘 教授らと共に、⾻髄微少環境(ニッチ)のうち⾎管内⽪ニッチにおいて重要な働きをする E-Selectin を RUNX 阻害剤で制御することによって、⽩⾎病細胞が⾻髄に潜むことを抑制し、マウス⽩⾎病移植モデルにおいて⼤幅に⽣存期間を延⻑させることに成功しました。
https://research-er.jp/articles/view/69582

自然免疫分子 TRIF が難病 ALS の神経保護の鍵となる

2018年04月08日 | 医療 医薬 健康
〜異常グリア細胞を取り除く新規治療法の開発に期待〜

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.04.06
科学技術振興機構 名古屋大学 日本医療研究開発機構

名古屋大学環境医学研究所(所長:山中 宏二)(医学系研究科(研究科長:門松 健治)協力講座)の小峯 起(こみね おきる)助教、山中 宏二(やまなか こうじ)教授らの研究グループは、神経難病 ALS(筋萎縮性側索硬化症)モデルマウス※1を用いた研究により、自然免疫※2分子 TRIF が、異常化したグリア細胞※3を取り除き、神経保護機能を持つことを発見しました。
https://research-er.jp/articles/view/69581

自然免疫分子 TRIF が難病 ALS の神経保護の鍵となる

2018年04月08日 | 医療 医薬 健康
〜異常グリア細胞を取り除く新規治療法の開発に期待〜
プレスリリース 掲載日:2018.04.06
科学技術振興機構 名古屋大学 日本医療研究開発機構


名古屋大学環境医学研究所(所長:山中 宏二)(医学系研究科(研究科長:門松 健治)協力講座)の小峯 起(こみね おきる)助教、山中 宏二(やまなか こうじ)教授らの研究グループは、神経難病 ALS(筋萎縮性側索硬化症)モデルマウス※1を用いた研究により、自然免疫※2分子 TRIF が、異常化したグリア細胞※3を取り除き、神経保護機能を持つことを発見しました。
https://research-er.jp/articles/view/69581

新ドライアイ診断基準により「ドライアイ確定」患者が3割増加

2018年04月08日 | 医療 医薬 健康
新ドライアイ診断基準により「ドライアイ確定」患者が3割増加
 ~確定診断によりドライアイ治療の適応拡大へ~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.04.06
順天堂大学

順天堂大学医学部附属順天堂医院眼科の村上晶 教授、猪俣武範 助教らの研究グループは、2016年のドライアイ診断基準の改定を受けて、旧ドライアイ診断基準と新ドライアイ診断基準*1におけるドライアイ患者の分布について調査を行いました。その結果、旧診断基準において「ドライアイ疑い」と診断されていた患者の80%が、新診断基準では「ドライアイ確定」と診断され、ドライアイ確定患者数は33%も増加することが明らかになりました。

https://research-er.jp/articles/view/69585

キウイフルーツの性別決定遺伝子を発見

2018年04月08日 | 植物&農業
キウイフルーツの性別決定遺伝子を発見 ~植物が「性別」を獲得した進化過程の解明へ~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.04.06
京都大学 科学技

京都大学 大学院農学研究科 赤木 剛士 助教らの研究グループは、キウイフルーツなどマタタビ属に分類される植物の性別決定をつかさどる遺伝子として、Y染色体上のサイトカイニンシグナル遺伝子「Shy Girl」 注1)を特定することに成功しました。さらに、「Shy Girl」がキウイフルーツの性別獲得にどのように関与したのか、その特異な進化過程を明らかにしました。

https://research-er.jp/articles/view/69587

中国人科学者が見える「心臓チップ」を開発

2018年04月08日 | 循環系 心臓

人民網日本語版 2018年04月03日

江蘇省南京市にある東南大学は2日、同校生物医学技術学院生物電子学国家重点実験室の趙遠錦教授が率いるチームが、変色可能な「心臓チップ」を新たに開発したと発表した。このチップは体外で心筋細胞の脈動と収縮をシミュレーションできる。この技術は将来的に生物体の代替品になり、各種薬物の人体への影響を観察できるようになると期待されている。新華社が伝えた。
http://j.people.com.cn/n3/2018/0403/c95952-9445113.html

認知機能検査法、及びそのキット

2018年04月08日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : JP20140524864 - 特願2014-524864 (2013-07-11)
公開番号 : JPWO2014010667 - 再表2014-010667 (2016-06-23)
公告/登録公報番号 : JP6185466B - 特許6185466 (2017-08-23)

出願人 :国立大学法人福島大学・国立大学法人北海道大学・旭化成ファーマ株式会社・ 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター ・学校法人帝京大学

生体分子を指標として認知症またはその前段階にある者を特定する検査方法、該検査方法に用いるキット、該キットに含有させる酵素、及び該酵素の製造方法を提供する。該検査方法は、被験者の自然排泄尿中のミオイノシトール(MI)を定量する工程と、同一被験者の血清または血漿中のエタノールアミン型プラスマローゲン(PlsEtn)を定量する工程とを含み、MI量が設定される閾値以上であり、PlsEtn量が設定される閾値以下である被験者を認知症患者またはその前段階にある者として分類する。
https://patentfield.com/patents/JP20140524864

「生命社会学」とは? 学習院

2018年04月08日 | 生命科学 生物誌
学習院大学】超高齢化社会へのチャレンジ「生命社会学」とは?
読売新聞(web版) gakusyuin

学習院大学では現在、独自の研究事業「超高齢社会への新たなチャレンジ─文理連携型〈生命社会学〉によるアプローチ」への取り組みを進めている。同事業は、2016年に文部科学省・私立大学研究ブランディング事業に採択。新たな学際領域「生命社会学」の内容や特色について、読売新聞教育部の朝来野記者が聞いた。

http://www.yomiuri.co.jp/adv/gakushuin/special/sp067/page_01.html

京大、男性不妊に新治療法候補 ウイルスで遺伝子導入

2018年04月08日 | からだと遺伝子

 精子の形成に異常がある男性不妊症の新たな治療法の候補を開発したと、京都大医学研究科の篠原隆司教授と渡邉哲史助教らが発表した。不妊症のマウスの精巣に、安全性の高いウイルスを使って精子形成を促す遺伝子を導入した。米科学誌ステム・セル・リポーツに6日、発表する。 京都新聞 2018年04月06日