バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

プリオンタンパク質構造変換抑制剤

2018年04月11日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸
出願人: 国立大学法人岐阜大学n, 国立大学法人 長崎大学, 学校法人福岡大学
発明者: 桑田 一夫, 木村 公則, 鎌足 雄司, 松本 友治, 中村 寛則, 高田 二郎, 西田 教行, 片峰 茂, 片岡 泰文, 児玉 耕太

出願 2007-178247 (2007/07/06) 公開 2009-013126 (2009/01/22)

【要約】【課題】正常型プリオンタンパク質への結合を介して感染型プリオンタンパク質の生成を効率よく抑制することができる化合物、当該化合物を含むプリオンタンパク質構造変換抑制剤、及びプリオン病の予防・治療剤を提供する。【解決手段】下記式(1)(式中、R1~R4は、同一又は異なって、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい炭化水素基等を示す。R5~R12は、同一又は異なって、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい炭化水素基等を示す。Xは単結合又は連結基を示す。環Z1及び環Z2は、それぞれ置換基を有していてもよい窒素原子含有環を示す。但し、R1~R4の少なくとも一つは水素原子以外の基を示す)で表される化合物。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2009013126/

ナトリウムチャンネルαサブユニットのSCN5A遺伝子

2018年04月11日 | からだと遺伝子
出願人: 独立行政法人科学技術振興機構
発明者: 松永 彰

出願 2003-435234 (2003/12/26) 公開 2005-192413 (2005/07/21)

【要約】【課題】Brugada症候群の診断に有用なマーカーを提供すること。【解決手段】その1番目のドメインの第5通過サブユニット(S5)と第6膜通過サブユニット(S6)の間の292番目の位置に存在する変異(G292S)および/またはその2番目のドメインの第4通過サブユニット(S4)と第5膜通過サブユニット(S5)を結ぶ細胞内のループの835番目の位置に存在する変異(S835L)を少なくとも有するナトリウムチャンネルαサブユニットのSCN5A遺伝子。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2005192413/

アンフィレギュリン濃度に基づく絨毛膜羊膜炎の診断ならびに予防方法

2018年04月11日 | 炎症 抗炎症薬
出願人: 学校法人福岡大学, 国立大学法人大阪大学
発明者: 吉里 俊幸, 宮本 新吾, 瓦林 達比古, 目加田 英輔

出願 2006-238576 (2006/09/04) 公開 2010

【要約】【課題】従来行われている母体炎症血清マーカーであるCRP測定などによる診断に比較して、より正確に絨毛膜羊膜炎を診断できる診断方法を提供すること。【解決手段】この発明に係る絨毛膜羊膜炎の診断方法は、羊水中のアンフィレギュリン濃度を測定し、そのアンフィレギュリン値が高値を示した場合は、絨毛膜羊膜炎の可能性が高いと診断することができる。また、この発明によれば、羊水中のアンフィレギュリン濃度を測定するとともに、羊水中のIL−8濃度および/または羊水中のIL−6濃度および/または羊水中のグルコース濃度を測定することにより、絨毛膜羊膜炎の診断精度をさらに向上させることができる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2010002180/

審査最終処分:未審査請求によるみなし取下

連続投与されたCRM197による抗腫瘍効果

2018年04月11日 | 医療 医薬 健康

出願人: 財団法人阪大微生物病研究会, 国立大学法人大阪大学, 学校法人福岡大学
発明者: 目加田 英輔, 宮本 新吾, 東 雍

出願 2007-180081 (2007/07/09) 公開 2009-

【要約】【課題】CRM197の抗腫瘍作用を増大させつつ、副作用を低減することを目的とする。【解決手段】0*5~20mg_body_dayの投与量で連日投与することを特徴とする、HB=EGFを発現する悪性腫瘍を有する患者を治療するためのCRM197を含有する制癌剤。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2009013141/

肝障害の処置剤

2018年04月11日 | 医療 医薬 健康
出願人: 学校法人福岡大学
発明者: 遠城寺 宗近, 高田 二郎, 中島 学, 町田 和之, 長田 菜美, 西中川 拓也, 古賀 桃子

出願 2010-216736 (2010/09/28) 公開 2012-072074 (2012/04/12)

【要約】【課題】 N原子に置換基を有するトコフェロールアミノアルキルカルボン酸エステル及び/又はその塩を含有する肝障害の処置剤を提供する。【解決手段】 N原子に置換基を有するトコフェロールアミノアルキルカルボン酸エステル及び/又はその塩が、肝細胞の変性死に対して改善効果を示し、また、肝の肉眼所見および組織所見においても肝障害改善効果を示すことを見出し、肝障害の処置剤として有用であり、これらを用いることにより上記課題を解決した。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2012072074/

審査最終処分:未審査請求によるみなし取下

ロタキサン化合物及び抗ガン剤

2018年04月11日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願人: 株式会社ワン・ステーション, 国立大学法人東京工業大学, 学校法人福岡大学, 学校法人近畿大学
発明者: 高田 十志和, 小山 靖人, 中薗 和子, 長谷川 俊秀, 李 泳基, 小野 信文, 西尾 和人, 藤田 至彦

出願 JP2009005503 (2009/10/21) 公開 WO2010047094 (2010/04/29)

【要約】ガン細胞から排出されにくく、かつ局所的治療に好適な抗ガン剤を提供する。下記化学式1で表される化合物を基本骨格として包含するロタキサン化合物(ただし、m≧2かつn≧3、Xは陰イオン分子又は陰イオン原子)。【化1】
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2010047094/

細胞増殖抑制部材

2018年04月11日 | 医療 医薬 健康
細胞増殖抑制部材、細胞転移抑制部材、細胞増殖抑制方法、細胞転移抑制方法、積層フィルムおよび医療用具

出願人: 独立行政法人科学技術振興機構, 国立大学法人 北海道大学, ゼオンメディカル株式会社
発明者: 田中 賢, 濱田 淳一, 豊川 秀英, 山本 貞明, 下村 政嗣

出願 JP2006308980 (2006/04/28) 公開 WO2006118248 (2006/11/09)

【要約】本発明は、(1)多孔構造を有することを特徴とする細胞増殖抑制部材、(2)前記細胞増殖抑制部材の多孔構造が形成されている部分を細胞に接触させることにより、該接触部における細胞の増殖を抑制することを特徴とする細胞増殖抑制方法、(3)第1の樹脂フィルムと、前記細胞増殖抑制部材である第2の樹脂フィルムが積層された積層フィルム、(4)多孔構造を有することを特徴とする細胞転移抑制部材、(5)前記細胞転移抑制部材の多孔構造が形成されている部分を細胞に接触させることにより、該接触部における細胞の転移を抑制することを特徴とする細胞転移抑制方法、(6)第1の樹脂フィルムと、前記細胞転移抑制部材である第2の樹脂フィルムが積層された積層フィルム、及び(7)医療用具基材の表面の全部または一部を、前記細胞増殖抑制部材、または、前記細胞転移抑制部材で被覆してなることを特徴とする医療用具である。本発明によれば、制ガン剤等の生理活性物質を使用することなくとも、優れた細胞増殖抑制効果又は細胞転移抑制効果を得ることができる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2006118248/

炎症性動脈瘤の診断方法

2018年04月11日 | 炎症 抗炎症薬
出願人: 株式会社 免疫生物研究所, 国立大学法人三重大学, 独立行政法人国立国際医療研究センター, 学校法人福岡大学, 学校法人 久留米大学, 国立大学法人富山大学
発明者: 吉田 恭子, 三谷 義英, 吉田 利通, 清藤 勉, 松下 竹次, 大熊 喜彰, 吉兼 由佳子, 須田 憲治, 市田 蕗子

出願 2012-168018 (2012/07/30) 公開 2014-025863 (2014/02/06)

【要約】【課題】炎症性動脈瘤形成症候群を診断するための情報を得る方法、又は炎症性動脈瘤形成症候群を診断する方法を提供する。【解決手段】新しい病態マーカーとして、被験者由来の体液中の、細胞外マトリックス分子であるテネイシンCを測定するステップを備える方法。測定は、少なくとも1つのテネイシンCと特異的に結合する抗体に被験者由来の体液を接触させるステップを有し、被験者由来の体液中のテネイシンCの前記抗体への結合を検出することによる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2014025863/

食環境が骨髄由来体性幹細胞の分化能に影響を及ぼす

2018年04月11日 | 医療 医薬 健康
中谷 祥恵, 古旗 賢二
化学と生物 Vol.55 No.6 Page. 380 - 381 (published date : 2017年5月20日)
概要原稿 リファレンス
加齢や食生活の乱れは骨髄中の微細環境の変化を通じて,骨髄由来造血幹細胞および間葉系幹細胞の応答性を変化させ,骨粗鬆症の発症リスクを高める可能性がある.一方,このような体性幹細胞の応答性変化を機能性食品成分の摂取で予防できる可能性がある.
https://katosei.jsbba.or.jp/index.php?aid=801&place_num=1

自然免疫分子 TRIF が難病 ALS の神経保護の鍵となる

2018年04月11日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
〜異常グリア細胞を取り除く新規治療法の開発に期待〜

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.04.06
科学技術振興機構 名古屋大学 日本医療研究開発機構

名古屋大学環境医学研究所(所長:山中 宏二)(医学系研究科(研究科長:門松 健治)協力講座)の小峯 起(こみね おきる)助教、山中 宏二(やまなか こうじ)教授らの研究グループは、神経難病 ALS(筋萎縮性側索硬化症)モデルマウス※1を用いた研究により、自然免疫※2分子 TRIF が、異常化したグリア細胞※3を取り除き、神経保護機能を持つことを発見しました。
https://research-er.jp/articles/view/69581