バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

自然科学の研究で、学習院大学が東京大学を抑えて1位に

2018年04月02日 | 医療 医薬 健康

マイナビニュース.,2018/04/02 07:30:00

Scienceportal

日本の自然科学研究は、論文数で見るかぎり低落傾向が止まらないらしい。自然科学系の学術論文誌「ネイチャー」を発行するシュプリンガー・ネイチャーがこのほど公表したプレスリリース「日本の科学は衰退し続けているが、小さな研究機関は光っている」によると、ハイレベルの論文誌に掲載された論文は2012年から2016年にかけて19.6%減っており、2017年にはさらに3.7%減少したという。
https://news.mynavi.jp/article/20180402-608995/

生命の設計図書き換えるゲノム編集産業が急拡大

2018年04月02日 | からだと遺伝子
25日 7月 2017
特集:病は遺伝子で治す 

 世界最大の石油メジャー、エクソンモービルと米バイオベンチャーのシンセティック・ゲノミクス(SGI)は6月、藻類が作る油分の量を倍増させる方法を発見したと公表した。

 藻類が作るバイオ燃料を化石燃料に代わる新たなエネルギーにするという遠大な計画のもと、エクソンモービルはSGIと共同研究の長期契約を2013年に締結。6億ドル(約690億円)を投じた。SGIは今回、藻類の体内で作られる油分が20%から40%に倍増するよう、藻類の遺伝子を改変したという。それを可能にしたのが「ゲノム編集」と呼ばれる技術だ。エコノミスト2017年7月25日号 
https://www.weekly-economist.com/20170725feature/

固体媒体上に貯蔵された生物学的サンプル中の脂肪酸の安定化および分析

2018年04月02日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物
出願人: アデレイド リサーチ アンド イノベーション ピーティーワイ リミテッド
発明者: ギブソン,ロバート, ジー,リュー

出願 2014-551485 (2013/01/11) 公開 2015-503756 (2015/02/02)

【要約】本発明は、適用された脂肪酸を安定化させうる、キレート化剤(たとえば、エチレンジアミン四酢酸、アスコルビン酸、クエン酸、またはそれらの塩)と、抗酸化剤(たとえば、ブチル化ヒドロキシトルエン、ブチル化ヒドロキシアニソール、またはt−ブチルヒドロキノン)と、約2μg/cm2未満の汚染物質と、を含む固体媒体(たとえば、紙、ガラス系マトリックス、紙系マトリックス、セルロース系マトリックス、親水性ポリマー、ポリテトラフルオロエチレン、ファイバーガラス、および多孔性セラミックス)を用いて、体液(たとえば、血液、唾液、母乳、尿、精液、血漿、および血清)などのサンプル中に存在する脂肪酸を安定化させるための方法と、そのような媒体を作製するための方法と、に関する。本発明はさらに、そのような媒体上に貯蔵されたサンプルの脂肪酸組成を決定するための方法に関する。


http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2015503756/

置換された単環式芳香族化合物酸化のためのキシレンモノオキシゲナーゼの利用

2018年04月02日 | ファインケミカル 中間体
置換された単環式芳香族化合物酸化のためのキシレンモノオキシゲナーゼの利用

出願人: イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー, E.I.DU PONT DE NEMOURS AND COMPANY

発明者: ブラマツチ,マイケル・ジー, ナガラジヤン,バサンサ, トーマス,スチユアート・エム

出願 2003-519497 (2002/08/09) 公開 2005-512513 (2005/05/12)

【要約】本発明は、置換された単環式芳香族化合物を、対応するカルボン酸および関連する化合物に酸化する生体触媒法に関する。好ましい実施形態において、本発明は、p−キシレンおよびm−キシレンからそれぞれ、4−ヒドロキシメチル安息香酸および3−ヒドロキシメチル安息香酸を生成する生体触媒法を記載する。4−ヒドロキシメチル安息香酸は、キシレンモノオキシゲナーゼ酵素を含有する単一の組換え微生物を用いたp−キシレンの酸化によって調製された。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2006500005/

審査最終処分:未審査請求によるみなし取下




置換された多環式芳香族化合物の酸化のためのキシレンモノオキシゲナーゼの使用

出願人: イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー, E.I.DU PONT DE NEMOURS AND COMPANY

発明者: ブラマツチ,マイケル・ジー, ナガラジヤン,バサンサ, トーマス,スチユアート・エム

出願 2003-567867 (2002/08/09) 公開 2006-500005 (2006/01/05)

【要約】本発明は、置換された多環式芳香族化合物を対応するカルボン酸および関連の化合物に酸化する生物触媒プロセスに関する。好ましい実施形態において、本発明では、2,6−ジメチルナフタレンから6−メチル−2−ヒドロキシメチルナフタレン、6−メチル−2−ナフトエ酸、2,6−ビス(ヒドロキシメチル)ナフタレンおよび2,6−ナフタレンジカルボン酸を生成する方法について説明する。キシレンモノオキシゲナーゼ酵素を含む単一の組換え微生物で2,6−ジメチルナフタレンを酸化させることによって、これらの化合物が調製されている。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2006500005/

審査最終処分:未審査請求によるみなし取下

アルツハイマー病、治療薬は3年以内、ワクチンは10年以内に実用化の見込み

2018年04月02日 | 医療 医薬 健康

Newsweek.,2018年3月30日
<アルツハイマー病の症状を抑える薬は存在するが、病気そのものを治療する薬は今のところ存在しない。しかしまもなくこれが変わるかもしれない>

「人生を変える」薬が臨床試験最終段階に
世界で4680万人が認知症を抱えて暮らしていると言われている。英紙デイリーメールによると、英国では現在、85万人が認知症に苦しんでおり、うち3分の2がアルツハイマー病だという。2017年の英国での死亡原因で一番多かったのが、アルツハイマー病だった。

アルツハイマー病の症状を抑える薬は存在するが、病気そのものを治療する薬は今のところ存在しない。しかしまもなくこれが変わるかもしれないという。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/03/310.php