バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

植物のエピジェネティクス変化をリアルタイムに捉えることに成功

2017年04月19日 | 植物&農業
~マウスの抗体の一部が生きた植物細胞内でも抗原を認識した~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2017.04.18
理化学研究所 科学技術振興機構 東京工業大学 東京理科大学


東京理科大学理工学部応用生物科学科 松永 幸大 教授、坂本 卓也 助教、栗田和貴大学院生、理化学研究所 環境資源科学研究センター 植物ゲノム発現研究チーム 関原明チームリーダー、ケミカルゲノミクス研究グループ 吉田稔グループディレクター、東京工業大学 科学技術創成研究院 細胞制御工学研究センター 木村 宏 教授らの研究グループは、マウスの抗体の一部を植物細胞において発現させることで、植物の用語1:エピジェネティクス変化を生きたまま解析する方法の開発に成功しました。
https://research-er.jp/articles/view/57604

ヒト化ターゲティングモノクローナル抗体と複合体を形成する複数の可変抗原

2017年04月19日 | 抗体 免疫 抗原 
出願人: ベイラー リサーチ インスティテュート, BAYLOR RESEARCH INSTITUTE
発明者: ジュラフスキ ジェラルド

出願 2009-548460 (2008/01/31) 公開 2010-518020 (2010/05/27)

【要約】本発明は、コヒーシン−ドッケリン対の半分を有し、それにより多価抗原コンジュゲートの迅速な会合を可能にするモジュール組換え抗体又はその断片を設計、作製及び使用するための組成物及び方法を包含する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2010518020/



コヒーシンの機能低下により不安行動が高まるメカニズムを解明

2017年04月19日 | からだと遺伝子
コヒーシンの機能低下により不安行動が高まるメカニズムを解明
~不安障害の機序解明につながる成果~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2017.04.19
大阪大学 日本医療研究開発機構

大阪大学の藤田幸助教(大学院医学系研究科 分子神経科学)、山下俊英教授(大学院医学系研究科/生命機能研究科/免疫学フロンティア研究センター 分子神経科学)らの研究グループは、染色体接着因子として知られるコヒーシン※1の機能低下により、脳のシナプス※2が未熟な状態となり、不安の高まりをきたすことを発見しました。
https://research-er.jp/articles/view/57621

体内で分解されにくい人工インスリンを合成、薬効が長く持続するインスリン製剤に応用

2017年04月19日 | 医療 医薬 健康

2017年4月12日 バイオニュース/研究・開発,

体内での薬効が長く持続する効果が期待できる人工インスリンの合成に東海大の研究グループが成功しました。糖尿病治療に対する新しいインスリン製剤としての応用が期待されます。
糖尿病患者にとってインスリン製剤は重要な薬剤ですが、高頻度の皮下投与は肉体的にも精神的にも負担が大きいという問題があります。
そのため、患者の負担を軽減するために長時間にわたって体内で作用するインスリン製剤の開発が大きな課題となっています。
http://pat.intellectual-info.com/bio-mori/news/29115/

培地条件の改善のみでクローン動物の発生率を劇的に改善する

2017年04月19日 | 医療 医薬 健康
バイオの杜 2017年4月17日 バイオニュース/研究・開発,

クローンマウスを高い発生率で生み出す方法を近畿大の研究グループが開発しました。3種類の化合物を培地中に添加する簡単な方法で安定したクローンの作出が可能になります。
体細胞クローンの技術は、絶滅危惧種の保全や遺伝子組換え細胞を使った医療モデル動物の作出などで期待されていますが、従来の方法ではクローンの発生率が1%未満と非常に低いことが課題でした。
http://pat.intellectual-info.com/bio-mori/news/29162/

これまでに知られていないウイルス感染経路をHBVで発見

2017年04月19日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

バイオの杜 2017年4月18日 バイオニュース/研究・開発,

これまでに知られていなかった、細胞外小胞を介した新しいウイルス感染経路をHBVで発見したと、東京都医学総合研究所の研究グループが発表しました。
B型肝炎ウイルス(HBV)に感染すると慢性的な肝炎を引き起こし、肝硬変や幹細胞がんを引き起こします。世界では3億5千万人の慢性HBV感染者がいるとされており、B型肝炎の根治療法はいまだ確立されていません。
http://pat.intellectual-info.com/bio-mori/news/29182/

トランス脂肪酸と動脈硬化症の発症との関係の一端を解明

2017年04月19日 | 循環系 心臓

バイオの杜.,2017年4月18日 バイオニュース/研究・開発,

トランス脂肪酸が細胞死を促進する仕組みを発見したと、東北大の研究グループが発表しました。動脈硬化などの疾患メカニズムの解明につながると期待されます。
食品の製造過程などで人工的に産生されるトランス脂肪酸は、動脈硬化症など循環器系の疾患や、糖尿病などのリスクファクターとして知られています。しかし、その発症メカニズムはほとんど解明されていません。
研究グループは、トランス脂肪酸が「細胞外ATP」によって誘導される細胞死を促進することを明らかにしました。
http://pat.intellectual-info.com/bio-mori/news/29184/

他者を認識する「社会記憶」の神経メカニズムを解明

2017年04月19日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
バイオの杜017年4月19日 バイオニュース/研究・開発,

他者を認識する「社会記憶」を脳に定着させる神経メカニズムを、東京農業大の研究グループがマウスの実験で解明しました。自閉症の病態解明などにつながると期待されます。
円滑な社会行動を営むうえでは他者を記憶する必要があります。しかしこれまで、このような「社会記憶」を脳に定着させる仕組みについてはよくわかっていませんでした。
マウスは鼻を相手に接触させて臭いを嗅ぐことで相手を認識し、記憶しています。研究グループは、このような社会行動後に活性化する脳の領域を遺伝子群の発現を指標にして同定しました。
http://pat.intellectual-info.com/bio-mori/news/29191/

組成物、ダイエット組成物、飲食品、及びアラビノースの選択的製造方法

2017年04月19日 | 医療 医薬 健康
出願人: 学校法人金沢工業大学, 石川県, 羽二重豆腐株式会社g
発明者: 尾関 健二, 藤原 英二, 川嶋 正男, 中村 靜夫, 武 春美

出願 2013-011960 (2013/01/25) 公開 2013-172711 (2013/09/05)

【要約】【課題】有効利用されていないオカラを利用した、優れた抗酸化作用を有する抗酸化組成物、優れた二糖類水解酵素活性阻害作用を有する二糖類水解酵素活性阻害組成物、優れた整腸作用を有する整腸組成物、優れたダイエット作用を有するダイエット組成物、飲食品及びアラビノースの選択的製造方法の提供。【解決手段】オカラを細胞壁分解酵素で処理してなるオカラ酵素処理物を含む抗酸化組成物、オカラを細胞壁分解酵素で処理してなるオカラ酵素処理物を酵母菌で発酵させてなるオカラ酵素処理発酵物を含む二糖類水解酵素活性阻害組成物、整腸組成物、及びダイエット組成物、前記抗酸化組成物、二糖類水解酵素活性阻害組成物、整腸組成物、及びダイエット組成物の少なくともいずれかを含む飲食品、オカラを細胞壁分解酵素で処理してオカラ酵素処理物を調製し、前記オカラ酵素処理物における液体中に可溶化したアラビノースを選択的に得るアラビノースの選択的製造方法である。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2013172711/

アンジオテンシン変換酵素阻害ペプチドの製造方法

2017年04月19日 | 健康・栄養機能性成分
出願人: 学校法人金沢工業大学, 築野食品工業株式会社n
発明者: 尾関 健二, 築野 卓夫, 山中 崇

出願 2010-151187 (2010/07/01) 公開 2011-036241 (2011/02/24)

【要約】【課題】米糠、とりわけ低変性脱脂米糠から得られるたんぱく質を利用してACE阻害剤を製造する方法を提供する。【解決手段】低変性脱脂米糠から抽出して得られるたんぱく質を第1のたんぱく質分解酵素で処理し、次いで第2のたんぱく質分解酵素で処理する方法からなる。低変性脱脂米糠は、米糠をアセトン、ヘキサンおよびエタノールから選択される少なくとも1種類の抽出溶剤で抽出した抽出残渣から溶剤を除去することにより得られる。たんぱく質は、この変性脱脂米糠からアルカリ水または酸性水を用いて抽出できる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2011036241/