バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新規虚血マーカー及びこれを用いた虚血状態の検出方法

2016年09月13日 | 循環系 心臓
出願番号 特願2007-167761
公開番号 特開2009-008434
登録番号 特許第5045906号
出願日 平成19年6月26日(2007.6.26)
公開日 平成21年1月15日(2009.1.15)
登録日 平成24年7月27日(2012.7.27)
発明者: 水上 洋一
出願人: 国立大学法人山口大学

発明の概要 【課題】
本発明は、虚血-再灌流時に虚血組織から特異的に放出され、虚血状態を感度良く識別可能なマーカータンパク質及びこれを用いた虚血状態の検出方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
上記課題の解決のため、本発明は、虚血-再灌流刺激特異的に発現が亢進するタンパク質群、好適にはアポトーシス誘導因子(AIF)、骨形成タンパク質-1(BMP-1)、CD13、CD14、テネイシンC(TnC)、アグリンのうち少なくとも1つからなる虚血マーカータンパク質、及び前記マーカータンパク質の発現レベルを測定することを特徴とする虚血状態の検出方法を提供する。J-Store >>国内特許コード P160013270

兵庫 尼崎市 はしか感染拡大で国の研究所に調査要請

2016年09月13日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

はしかの患者が相次いでいる兵庫県尼崎市で、新たに乳幼児や大学生など7人がはしかに感染していることがわかり、これで市内の患者は18人になりました。市は国立感染症研究所の専門家に協力を要請し、詳しい感染ルートを調べることにしています。NHKニュースweb.,2016年9月12日

ジカ熱 バンコクでも27人感染 警戒強化

2016年09月13日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

東南アジア各地でジカ熱が流行するなか、日本人が多く暮らすタイの首都バンコクでも今月に入って27人の感染が確認され、地元は感染の拡大に警戒を強めています。

タイの首都バンコクの保健当局によりますと、中心部のサトーン地区などで、今月に入って12日までに27人がジカ熱に感染していることが確認されました。NHKニュースweb.,2016年9月12日

肝細胞増殖因子(HGF)の特異的抗体の開発に成功

2016年09月13日 | 抗体 免疫 抗原 
日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2016.09.12

肝細胞増殖因子(HGF)の特異的抗体の開発に成功 -HGFシグナリングの分子メカニズム解明に向けて-

東北大学 大阪大学 金沢大学 日本医療研究開発機構

東北大学大学院医学系研究科の加藤 幸成(かとう ゆきなり)教授、金子 美華(かねこ みか)准教授、小笠原 諭(おがさわら さとし)助教(地域イノベーション分野)の研究グループは、大阪大学蛋白質研究所の高木 淳一(たかぎじゅんいち)教授、海津 正賢(うみつ まさたか)特任助教および金沢大学がん進展制御研究所の松本 邦夫(まつもと くにお)教授、酒井 克也(さかい かつや)助教の研究グループと共同で、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の治療やがんの進行とも深く関わりのある肝細胞増殖因子(HGF)に対するモノクローナル抗体を作製することに成功しました。本研究で活性を持つ成熟型 HGF のみを特異的に認識できる抗体や、活性を阻害する抗体の産生に成功したことにより、今後これらの抗体を利用して HGF シグナリングの活性化に必要な分子メカニズムを明らかにできることが期待されます。
https://v3.rjp.bioimpact.jp/articles/view/50037

体細胞を生殖細胞に近づける手法の開発

2016年09月13日 | 細胞と再生医療
日本の研究 >>プレスリリース 掲載日:2016.09.12

東北大学

 東北大学加齢医学研究所 医用細胞資源センターの松居靖久(まついやすひさ)教授と、東北大学大学院生の関中保(せきなかたもつ)らの研究グループは、新たな細胞培養手法を開発し、マウス体細胞を生殖細胞に近づけることに成功しました。生殖細胞は精子と卵子に分化し、受精により次の世代の個体を作り出すことのできる唯一の細胞です。もし皮膚の細胞など、体を作っている普通の細胞から生殖細胞を作り出すことができれば、将来的に産業動物の育種や絶滅危惧動物の増殖、さらに究極的にはヒトの生殖医療へと繋がる可能性があります。
https://v3.rjp.bioimpact.jp/articles/view/50038


ヘパリン起因性血小板減少症 抗凝固治療で逆に血栓が多発する疾患 手がかりがないと気付くのが遅れ

2016年09月13日 | 医療 医薬 健康
第23回 ヘパリン起因性血小板減少症 抗凝固治療で逆に血栓が多発する疾患 手がかりがないと気付くのが遅れ重篤になることも

小宮山豊(関西医科大学病態検査学非常勤講師)

 今回紹介するヘパリン起因性血小板減少症(heparin-induced thrombocytopenia:HIT)は、血液凝固を防止する目的で投与した抗凝固薬のヘパリンが原因で、抗凝固とは逆の血栓傾向が生ずる疾患です。すなわち、医師の予想とは逆の現象が患者体内では発生するため、本疾患の存在を予想する/しないでは、その後の経過がまったく異なる可能性があります。日経メディカル 2016/9/12

不眠症治療用スマートフォンアプリの臨床試験を開始

2016年09月13日 | 医療 医薬 健康

―認知行動療法による不眠症治療の普及に向けて―
NEDO News Release.,2016年9月12日

NEDOの起業家候補(スタートアップイノベーター)支援事業において、サスメド(株)は認知行動療法に基づいた不眠症治療用スマートフォンアプリの臨床試験を、公益財団法人神経研究所附属晴和病院と社会医療法人芳和会くわみず病院と連携して、9月から開始します。このアプリの有効性を検証することで、薬剤に依存しない認知行動療法による不眠症治療の普及を促進します。
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100617.html?from=nedomai