バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

細胞懸濁液の濃縮方法

2014年05月26日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2011-174107 出願日 : 2011年8月9日
公開番号 : 特許公開2013-34436 公開日 : 2013年2月21日
出願人 : 株式会社カネカ 発明者 : 谷口 修平

【課題】簡便かつ迅速に、大量の細胞懸濁液を処理すること。
【解決手段】細胞懸濁液を、入口と出口を有し、不織布が積層されたフィルターが充填された容器に導入し、細胞を実質的に含まないろ過液を排出させた後、該容器に回収液を導入して、該フィルターに補足されている細胞を回収する細胞濃縮方法であって、
(a)各層の平均繊維径は1.5μm以上であり、
(b)少なくとも2層は、平均繊維径5.0μm以下であり、
(c)平均繊維径5.0μm以下の層のみに着目した場合に、近接する2層は、入口側の層の平均繊維径をU、出口側の平均繊維径をDとして、いずれも
(c1)U>D かつ U-D≧0.5、または
(c2)U<D
の関係を満たす(ただし、少なくとも1箇所は上記(c1)の関係を満たす)ことを特徴とする、細胞濃縮方法である。
ekouhou 特許公開・明細書

腫瘍細胞の濃縮方法及び分離材

2014年05月26日 | 癌 ガン がん 腫瘍
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出願番号 : 特許出願2011-172121 出願日 : 2011年8月5日
公開番号 : 特許公開2013-36818 公開日 : 2013年2月21日
出願人 : 株式会社カネカ 発明者 : 小林 明 外2名

【課題】本発明は、各血球成分を含む体液から、抗体や密度勾配分離法、遠心操作、赤血球溶血剤を必要とせず、閉鎖系で迅速且つ簡便に、体液から赤血球などの夾雑細胞を除去して、腫瘍細胞が豊富な分画を調製出来る方法を提供すること。
【解決手段】腫瘍細胞を含む体液を血球分離材と接触させることにより、腫瘍細胞と白血球および血小板を血球分離材に捕捉し、夾雑細胞である赤血球は捕捉されずに除去し、次に分離溶液を用いて血球分離材から腫瘍細胞を分離することにより、腫瘍細胞が濃縮された細胞分画の調製が可能となる。 ekouhou 特許公開・明細書


STAP論文:小保方氏の研究不正 理研の認定根拠に「誤訳」

2014年05月26日 | NEWSクリッピング
 STAP細胞論文問題で、理化学研究所が小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)の研究不正を認定した根拠の規定に、英文の「誤訳」があると専門家が指摘している。小保方氏が不正を否定する根拠とした「悪意のない間違い」との表現で、準拠した米国の規定では「オネスト(誠実な)・エラー」だった。理研もあいまいさの残る和訳が混乱を引き起こしたことを認め、見直しを始めた。毎日新聞(web版)2014年05月26日


糖尿病、年間8%の患者が受診を中断 「仕事が忙しい、治療費がかかる」

2014年05月26日 | 医療 医薬 健康
厚生労働省の研究班が5月24日、日本糖尿病学会で「糖尿病患者で治療中の患者のうち、年間8%の人が受診を中断しているという」という調査結果を発表した。治療を中断すると、自覚しないうちに病気が進行し、失明や足の切断など深刻な症状につながりかねず、最悪の場合死に至ることもある。研究班はかかりつけ医に向け、中断を防ぐマニュアルを作成した。朝日新聞デジタルなどが報じた。
The Huffington Post: 2014年05月26日


糖尿病は薬局で早期発見 足立区から始まった新たな取り組み

2014年05月26日 | NEWSクリッピング

厚生労働省が2013年に発表した推計によると、全国の糖尿病患者は約950万人で、糖尿病予備群は約1100万人にものぼる。糖尿病は初期初期患者は自覚症状が乏しく、血液検査をしないと気がつかないことが多いという。

糖尿病の早期発見につなげてもらおうと、東京都足立区と徳島県内の薬局20店舗で、糖尿病の治療を受けていない人を対象に、簡易検査を無料で受けられる取り組みが行われている。病院などの医療機関でしか受けられなかった血液検査を薬局で、しかも短時間に行えるようにすることで、糖尿病検査へのハードルを低くするのが狙いだ。 The Huffington Post:2014年05月26日