バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

STAP論文:調査委認定の不正以外にも多数の疑惑を報告

2014年05月22日 | NEWSクリッピング

 ◇理研本部「調査予定ない」

 「STAP細胞」論文の不正問題で、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB、神戸市)が、理研調査委員会の不正認定した2件の画像以外に、多数の疑惑が存在すると理研本部(埼玉県和光市)に報告していたことが、毎日新聞の取材で明らかになった。理研本部の広報室は「調査の予定はない」としている。理研内部からも新たな疑惑が報告され、組織として適切な対応を求められることになりそうだ。毎日新聞 2014年05月22日


ES細胞から直接セロトニン神経を作製する方法

2014年05月22日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-314689 出願日 : 2006年11月21日
公開番号 : 特許公開2008-125448 公開日 : 2008年6月5日
出願人 : 国立大学法人大阪大学 発明者 : 馬場 明道 外2名

発明の名称:セロトニン神経の作製方法

【課題】ES細胞から直接セロトニン神経を作製する方法であって、再生医療に適用する際の妨げとなる因子を排した方法を提供すること。
【解決手段】骨形成タンパク質のアンタゴニストを添加した培地を用いて、ゲル化させた細胞外マトリクスタンパク質上にてES細胞を培養する。また、骨形成タンパク質のアンタゴニスト及び細胞外マトリクスタンパク質を備えている、セロトニン神経を作製するためのキットを提供する。 ekouhou 特許公開・明細書


正中縫線核のセロトニン神経の活動が増すと不安が増す - 北大などが確認

2014年05月22日 | からだと遺伝子
遺伝子改変マウス セロトニン セロトニン神経 光遺伝学 正中縫線核関連研究者

吉岡充弘 科学研究費助成事業
北海道大学 大学院・医学研究科 教授(2013年度)
研究分野 : 内科系臨床医学 基礎医学 外科系臨床医学 脳神経科学 境界医学
キーワード : ラット ストレス セロトニン 一酸化窒素 精神薬理学

山中章弘 戦略的創造研究推進事業・個人型研究(さきがけ)科学研究費助成事業
名古屋大学 環境医学研究所 教授(2014年度)
研究分野 : 脳神経科学 基礎医学
キーワード : トランスジェニックマウス 遺伝子改変マウス オレキシン パッチクランプ 睡眠覚醒

大村優 科学研究費助成事業
北海道大学 大学院・医学研究科 助教(2014年度)
研究分野 : 内科系臨床医学
キーワード : 気分障害 SSRI 自殺 衝動性 5-HT2c
北海道大学(北大)は5月21日、「光遺伝学」を用いて、セロトニン神経活動の選択的・可逆的操作を光照射のON-OFFで行うことが可能な遺伝子改変マウスを作製し、そのマウスの脳内に光を当てて正中縫線核のセロトニン神経の活動を増加させると、マウスが不安様行動を示すことを見出したと発表した。日本の研究.com.,2014-05-21