バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

薬剤耐性病原性微生物の薬剤感受性増強方法、および高度薬剤耐性菌の出現予防方法

2014年05月16日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 : 特許出願2006-260536 出願日 : 2006年9月26日
公開番号 : 特許公開2008-79510 公開日 : 2008年4月10日
出願人 : 国立大学法人山口大学 発明者 : 白井 睦訓 外1名

【課題】
薬剤耐性を持った菌による免疫力のない患者の日和見感染や、手術後の感染など重大な院内感染問題を軽減することを課題とする。
【解決手段】
抗菌性物質存在下に、405nmをピークとする400-410nmの波長を有するLEDを照射して、薬剤耐性を有する病原性微生物の当該抗菌性物質に対する感受性を増強する方法、および高濃度の抗菌性物質存在下にLEDを照射して、高度薬剤耐性を有するMRSA等の病原性微生物の出現を予防する方法を提供する。ekouhou 特許公開・明細書

ヒアルロニダーゼ活性阻害剤、ヘリコバクターピロリ抗菌剤および竹抽出組成物

2014年05月16日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2006-346375 出願日 : 2006年12月22日
公開番号 : 特許公開2008-156270 公開日 : 2008年7月10日
出願人 : 株式会社伏見製薬所 発明者 : 宮崎 愛子 外2名

【課題】天然物である孟宗竹表皮を原料とする安全で摂取しやすい竹抽出組成物を成分として含むヒアルロニダーゼ活性阻害剤、ヘリコバクターピロリ抗菌剤および天然物である孟宗竹表皮を原料とする安全で摂取しやすい竹抽出組成物を提供する。
【解決手段】加水分解法によって竹表皮を処理して得られた被処理物質を、有機溶媒又は有機溶媒と水を加え抽出し、抽出された竹抽出組成物を有効成分として含有する。竹抽出組成物がヒアルロニダーゼ活性阻害作用やヘリコバクターピロリ菌に対して効果的な殺菌作用を有するので、ヒアルロニダーゼ活性に影響されるアレルギーやヘリコバクターピロリ菌に起因する胃炎等の発生を抑制することができる。ekouhou 特許公開・明細書

カマラ(クスノハガシワの果皮腺毛)、メース(ニクズクの仮種皮)抗ヘリコバクター・ピロリ剤

2014年05月16日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方

出願番号 : 特許出願2009-72162 出願日 : 2009年3月24日
公開番号 : 特許公開2010-43061 公開日 : 2010年2月25日
出願人 : 国立大学法人富山大学 発明者 : 門脇 真 外2名

【課題】ヘリコバクター・ピロリ菌に抗菌作用を示す生薬・香辛料を見出すことを目的とする。
【解決手段】カマラ(クスノハガシワの果皮腺毛)、メース(ニクズクの仮種皮)、ニゲラシード(セイヨウクロタネソウの種子)およびウメノキゴケ(地衣類)の含水エタノール抽出物はヘリコバクター・ピロリに抗菌作用を示し、抗ヘリコバクター・ピロリ剤として有用である。また、カマラの含水エタノール抽出物およびカマラなどに含まれるロットレリンなどの1-(5,7-ジヒドロキシ-2H-1-ベンゾピラン-8-イル)-3-フェニル-2-プロペン-1-オン誘導体は、クラリスロマシン、メトロニダゾールなどに耐性のピロリ菌にも有効である。ekouhou 特許公開・明細書

コウヤマキ抽出物の抗菌剤

2014年05月16日 | 健康・栄養機能性成分


出願番号 : 特許出願2009-51474 出願日 : 2009年3月5日
公開番号 : 特許公開2010-202607 公開日 : 2010年9月16日
出願人 : 竹内 洋子 発明者 : 竹内洋子

【課題】コウヤマキからの抽出物の有効成分を利用した、ピロリ菌、ニキビ菌、緑膿菌および黄色ブドウ球菌に有効な抗菌剤を提供することにある。
【解決手段】
コウヤマキの枝・茎・葉・球果・樹皮・樹幹および根を使用し、溶媒抽出の場合は溶媒として、水・エタノール等のアルコール類の他、プロピレングルコール、グリセリン等を使用して、コウヤマキから抽出した液を、濾過して抽出液を得る。必要に応じ、溶媒を除去したり、あるいはそのまま希釈して使用したり、また乾燥処理して、粉末状の抽出物として使用する。 ekouhou 特許公開・明細書



《ピロリ菌》 服薬で除菌、胃がんリスク減

2014年05月16日 | 癌 ガン がん 腫瘍
  胃の粘膜の中にすみつく細菌、ヘリコバクター・ピロリ。国内では中高年者を中心に約3500万人が感染しているとみられている。慢性胃炎を起こし、胃潰瘍(かいよう)や十二指腸潰瘍、胃がんなどの病気の原因とされる。自分が感染しているのか気になるピロリ菌だが、胃の痛みなどの自覚症状でわかるのだろうか。朝日新聞 (本紙記事より)2014年5月15日


アレルギー、食べて克服 医師が指示、少量摂取で耐性

2014年05月16日 | アレルギー アトピー
  子どもの食物アレルギーの治療で、原因となる食べ物を少しずつ食べさせる方法が試みられている。「食べない」という従来の考え方とは異なり、積極的にアレルギーの克服をめざすものだ。医師の指示を受けながら一定期間、決められた量をきちんと摂取することが前提となる。朝日新聞 2014年5月16日


大阪大、血管ネットワーク作製

2014年05月16日 | 細胞と再生医療

 大阪大の境慎司准教授(基礎工学)らのチームは16日、人の毛細血管状の複雑なネットワークを体外で作り出すことに成功したと発表した。

 チームによると、人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)から作った組織や臓器に酸素や栄養分を供給するライフラインとして利用。立体的な臓器にして移植する再生医療に役立てたいという。

 研究では、血管内皮細胞で覆った、肝臓由来の細胞とゼリー状のチューブ(直径約0・3ミリ)を容器に入れると、自発的に血管同士がくっつきネットワークを形成。チューブの主管部分に培養液を流すと、血液が流れるようにネットワーク内を流れた。 京都新聞 2014-05-16



ダチョウの卵でアレルギー抑制 

2014年05月16日 | NEWSクリッピング
 ハウスダストを捉える抗体をダチョウの卵から大量に精製することに、京都府立大生命環境科学研究科の塚本康浩教授のグループが成功した。ハウスダストによるアレルギー症状を抑えられるといい、室内で噴霧する抗体入りのスプレー剤などで活用する。

 グループは、インフルエンザウイルスやスギ花粉などをダチョウの雌に投与し、卵から抗体を取り出す技術を開発している。今回はハウスダストで同様の操作をした。 京都新聞.,2014-05-16