バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

植物のストレス制御 化合物開発に初成功

2014年05月08日 | 植物&農業
 鳥取大学乾燥地研究センター(鳥取市)と静岡大など国内外の8研究機関による国際共同研究グループは、植物が発するストレスホルモンの働きをコントロールする新たな化合物の開発に成功したと発表した。ストレスホルモンの作用を打ち消す化合物の開発は世界で初めて。乾燥地や低温時に植物の生育を妨げない新技術として期待されるという。 日本海新聞 2014年5月8日


がん情報で専用サイト 予防から治療、助成制度も 千葉県が「がんなび」

2014年05月08日 | 癌 ガン がん 腫瘍
千葉県が開設した、がん総合情報サイト「ちばがんなび」
 高齢化で増加するがん患者やその家族ら向けに、千葉県はがんに関する総合的な情報を発信するインターネットサイト「千葉県がん情報ちばがんなび」を開設した。がんに関する基礎知識や医療機関の情報、高額な医療費の助成制度などを紹介。予防から治療まで「県民が自分らしい選択」をするための情報を一括提供している。  共同通信47news.,2014年05月08日


幹細胞研究国家重大科学研究計画『12・5』特定計画

2014年05月08日 | 海外情報
この研究計画では、「幹細胞の基礎・前臨床研究」の加速と、「幹細胞臨床治療の新技術開発と疾病治療レベルの向上」を図るための細かな目標が掲げられている。さらに「優秀な外国人科学者と優秀な在外華人学者を吸引」、「中国の研究者が国際協力に参加することを支援」など、国際協力の重要性もうたっている。2012年5月 科学技術部


ナノ医薬品、アルツハイマー病の特効薬に期待

2014年05月08日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸
単谷(中国総合研究交流センターフェロー)

 上海交通大学薬理学・化学生物学部の研究者は、世界生物医学界に先駆けて生物工学リポタンパク質ナノ医薬品を開発した。この薬剤は脳内のアミロイドβタンパクという発病物質の沈殿を減らし、ア ルツハイマー病の進行を遅らせることができる。同薬剤は高効率の薬物担体でもあり、特にアルツハイマー病の長期的かつ多様な治療に適しており、転化応用の見通しは明るい。Science Portal China.,2014年 4月28日


サムスン、有機ELテレビへの投資中断 販売不振

2014年05月08日 | 海外情報
韓国サムスン電子は有機ELテレビへの投資を中断する。専用パネルの量産ラインを2014年中にも設置する計画だったが中止した。価格面などで競争力が低いと判断。当面は高画質の液晶テレビに注力する。有機ELテレビは次世代テレビの一つとみられてきたが、テレビ最大手のサムスンの方針転換で普及にブレーキがかかりそうだ。2014/5/6 日本経済新聞 電子版


自己免疫疾患の予防および抑制のための寄生生物剤の使用

2014年05月08日 | 抗体 免疫 抗原 

出願番号 : 特許出願2010-213264 出願日 : 2010年9月24日
公開番号 : 特許公開2011-16840 公開日 : 2011年1月27日
出願人 : ユニヴァーシティー オブ アイオワ リサーチ ファンデーション 発明者 : ウェインストック,ジョエル,ヴイ. 外1名

【課題】過剰な免疫応答または異常な/増強したTh1応答が関与する自己免疫疾患に関する、より詳しくは、クローン病および潰瘍性大腸炎(共にIBDとして公知である)の治療法を提供する。
【解決手段】個体における過剰な免疫応答を軽減するのに十分な量の寄生蠕虫製剤を投与することによる、異常な/増強したTh1応答を含む過剰な免疫応答の治療方法。また、慢性関節リウマチ、I型糖尿病、紅斑性狼瘡、サルコイドーシスおよび多発性硬化症は、該方法および該組成物により治療されうる。 ekouhou 特許公開・明細書

<パーキンソン病>増加物質を突き止め 東京都医学総研

2014年05月08日 | NEWSクリッピング

 神経難病「パーキンソン病」の原因となる細胞内の異常を除去する際に作り出される物質を突き止めたと、東京都医学総合研究所の田中啓二所長、松田憲之プロジェクトリーダーらの研究チームが、7日発表した。この物質の増加を検査で確認できれば、パーキンソン病を早期発見できる可能性がある。論文は英科学誌ネイチャー電子版に掲載された。

 チームは、マウスやヒトの細胞を使い、環境や生活習慣と関係なく家族内で発症する遺伝性パーキンソン病(全体の1~2割)を調べた。遺伝性パーキンソン病は、二つの遺伝子「ピンク1」と「パーキン」が働かず、細胞内の小器官「ミトコンドリア」の不良品が蓄積し、神経細胞が失われて発病する。Yahoo(毎日新聞)2014年5月7日


パーキンソン病発症メカニズムの研究

東京都医学総合研究所
主席研究員 松田 憲之 ほか

http://www.igakuken.or.jp/pro-meta/studies/mastuda.html#specialist