バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

プリオンに特異的なペプトイド試薬

2014年05月14日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

出願番号 : 特許出願2012-126346 出願日 : 2012年6月1日
公開番号 : 特許公開2012-162571 公開日 : 2012年8月30日
出願人 : ノバルティス アーゲー 発明者 : デイビッド ペレツ 外5名

【課題】プリオンに特異的なペプトイド試薬の提供。
【解決手段】本発明は、コンフォメーション病タンパク質の非病原型に比べて、コンフォメーション病タンパク質の病原型と優先的に反応するペプトイド試薬に関する。前記ペプトイド試薬は、アミノ末端基領域、カルボキシ末端基領域、およびアミノ末端基領域とカルボキシ末端基領域との間に少なくとも1つのペプトイド領域を含み、前記ペプトイド領域は3~約30個のN-置換グリシンおよび随意に1つまたはそれ以上のアミノ酸を含む。本発明は、ペプトイドを用いてプリオンを検出し、単離する方法、およびプリオン関連疾患の処置および予防においてプリオンを用いる方法にも関する。ekouhou 特許公開・明細書


骨代謝疾患の処置のための医薬の製造のための、ゾレドロネートの使用

2014年05月14日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2013-86245 出願日 : 2013年4月17日
公開番号 : 特許公開2013-151553 公開日 : 2013年8月8日
出願人 : ノバルティス アーゲー 発明者 : ジョン・ジェイ・シーマン 外2名

【課題】 本発明は、ビスホスホネート処置を必要とする患者にビスホスホネートを投与する方法である。
【解決方法】 当該方法は当該処置を必要とする患者に15分かけてビスホスホネート、特には2-(イミダゾル-1イル)-1-ヒドロキシエタン-1,1-ジホスホン酸(ゾレドロン酸)又はその薬学的に許容される塩を静脈内投与することを含む方法に関する。 ekouhou 特許公開・明細書


M-CSFに対する抗体の使用

2014年05月14日 | 抗体 免疫 抗原 

出願番号 : 特許出願2012-126356 出願日 : 2012年6月1日
公開番号 : 特許公開2012-162572 公開日 : 2012年8月30日
出願人 : ノバルティス アーゲー 外1名 発明者 : ウィリアム マイケル カバナフ


【課題】アテローム性動脈硬化症およびHIVを含むマクロファージ関連疾患を治療するためにM-CSF抗体を使用する方法の提供。
【解決手段】本発明の1つの実施形態では、それぞれ配列番号2および4に示す重鎖および軽鎖アミノ酸配列を含むモノクローナル抗体RX1と、M-CSFへの結合に関して75%以上競合する非マウス抗体を、マクロファージ関連疾患を有する被験体に投与することを含む、マクロファージ関連疾患を治療する方法が提供される。もう1つの実施形態では、上記非マウス抗体は、モノクローナル抗体RX1と同じM-CSFのエピトープに特異的に結合する。 ekouhou 特許公開・明細書


ジペプチジルペプチダーゼ-IV阻害化合物

2014年05月14日 | ファインケミカル 中間体

出願番号 : 特許出願2012-107450 出願日 : 2012年5月9日
公開番号 : 特許公開2012-176968 公開日 : 2012年9月13日
出願人 : ノバルティス アーゲー 発明者 : ジェイムズ・コワルスキー 外2名

発明の名称: 直接圧縮製剤および方法


【課題】ジペプチジルペプチダーゼ-IV阻害化合物の錠剤等を提供すること。
【解決手段】
98.5から100%純度であり得るジペプチジルペプチダーゼIV阻害物質(明細書中、DPP-IVと称する)は、所望の硬度、崩壊能および許容される溶解特性を有する錠剤およびカプセルのような、固形投与形態に特定の賦形剤と共に直接圧縮し得る高用量薬剤である。DPP-IVは、本質的には圧縮可能ではなく、故に、製剤の問題が存在する。本製剤に用いる賦形剤は、薬剤および錠剤混合物の流動性および圧縮特性を増強する。最適な流動性は、均一な金型充てんおよび重量制御に貢献する。用いる結合剤は、DPP-IVが直接圧縮法を用いて圧縮されるのに十分な凝集性を与える。製造される錠剤は、許容されるインビトロ溶解プロフィールを提供する。 ekouhou 特許公開・明細書



アリルアミン医薬の精製方法

2014年05月14日 | ファインケミカル 中間体

出願番号 : 特許出願2012-103825 出願日 : 2012年4月27日
公開番号 : 特許公開2012-176960 公開日 : 2012年9月13日
出願人 : ノバルティス アーゲー 発明者 : ウルリッヒ・ボイトラー 外3名

発明の名称 : 精製方法

【課題】非金属汚染物質からアリルアミン医薬、遊離塩基形または酸付加塩形のテルビナフィンの精製をするための方法を提供すること。
【解決手段】式(I)



の粗テルビナフィン塩基を、例えば、100℃を超える温度でおよび減圧で、例えば、0.2mbarで、好ましくは短経路の蒸留により蒸留し(方法A)、所望により純トランス異性体の同時沈殿下で得られる生成物の塩形成を伴い(方法B)、そして遊離塩基形または酸付加形の純テルビナフィンを回収する。 ekouhou 特許公開・明細書


ラパマイシンおよびその誘導体を含んでなる化合物群による癌の処置

2014年05月14日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2012-101519 出願日 : 2012年4月26日
公開番号 : 特許公開2012-184238 公開日 : 2012年9月27日
出願人 : ノバルティス アーゲー 発明者 : ハイディ・ラーネ 外2名

発明の名称 : 癌の処置

【課題】ラパマイシンおよびその誘導体を含んでなる化合物群の新規使用の提供。
【解決手段】ラパマイシンおよびその誘導体、特に40-O-(2-ヒドロキシエチル)-ラパマイシンを有効成分として含む、多様な固形腫瘍の処置剤。また、特に乳癌の処置において使用するための上記の化合物とアロマターゼ阻害剤との組合せ組成物。 ekouhou 特許公開・明細書


オクスカルバゼピンを有効成分とする医薬組成物

2014年05月14日 | 医薬工学 製剤 DDS

出願番号 : 特許出願2012-172912 出願日 : 2012年8月3日
公開番号 : 特許公開2012-211202 公開日 : 2012年11月1日
出願人 : ノバルティス アーゲー 発明者 : シュテフェン・ラング

発明の名称 : 医薬組成物

【課題】生物学的利用能が、患者が喫食状態か絶食状態かに依存して異なる有効成分であるオクスカルバゼピンを含有する薬剤であって、患者の喫食状態あるいは絶食状態に関わらず、患者に投与することができる薬剤を提供することを目的とする。
【解決手段】上記課題を解決するため、本発明は平均粒子サイズが2から12ミクロンであって、40ミクロンのふるいで最大の残さが5%以下のオクスカルバゼピンを有効成分として含有することに特徴を有する薬剤を提供する。 ekouhou 特許公開・明細書

有機化合物のガレヌス製剤

2014年05月14日 | 医薬工学 製剤 DDS
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出願番号 : 特許出願2012-129230 出願日 : 2012年6月6日
公開番号 : 特許公開2012-211152 公開日 : 2012年11月1日
出願人 : ノバルティス アーゲー 発明者 : ペトラ・ギゼラ・リガシ-ディートリッヒ 外1名

【課題】製剤が困難であったアリスキレンの、強い製剤および固体経口投与形製剤の大規模製造に適した方法の提供。
【解決手段】治療的有効量のアリスキレンまたは薬学的に許容されるその塩、および添加剤として増量剤、崩壊剤、滑剤、流動促進剤および結合剤を含む固体経口投与形製剤であって、高血圧、鬱血性心不全、狭心症、心筋梗塞、アテローム性動脈硬化症、糖尿病性腎症、糖尿病性心筋症(diabetic cardiac myopathy)、腎不全、末梢血管疾患、左室肥大、認知障害、卒中、頭痛および慢性心不全の処置用の固体経口投与形製剤。 ekouhou 特許公開・明細書

医学生物学の研究室は工場であるという現実

2014年05月14日 | 医療 医薬 健康
今や医学生物学の研究室は工場であるという現実だ。工場長(教授、グループリーダー、上席研究員など)が労働者(学生・ポスドク・テクニシャン)を使って論文を生産する。生産手段(研究費、実験室、研究機器)は工場長のみが権利を持っているため、生産されたものは工場長の持ち物だということになる。そして、論文という生産品を売る(=論文をよい雑誌に掲載する)ことで資本を回収し(競争的研究費を獲得し)研究活動を継続する。
出典:小野昌弘
日本の研究社会の前近代性について
小野昌弘のBlog.,2014念5月5日   


学問・研究における社会的公正と自由競争-小保方氏問題によせて

2014年05月14日 | ビジネス 政策
山口一男
シカゴ大学教授・経済産業研究所客員研究員

専門外の発言と思えるかもしれないが、社会的機会の均等の問題に実証および社会的発言で深くかかわって来たものとして、見過ごしにできない問題が、小保方晴子氏を巡る報道と、理化学研究所(以下「理研」)や彼女自身の対応にあり、これは日本の外から見て摩訶(まか)不思議に見える。それは全く異なる3つの事柄について、あたかもそれぞれの評価が他の評価に関係しているかのごとく語られるからだ。3つの事柄とは、STAP細胞の存否と、小保方氏の不正行為と、彼女への監督・指導責任のある人々の過誤の問題である。 HUFF POST.,2014年05月13日