バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

加齢に伴い進行する歯周炎は、過剰な免疫反応が原因?

2010年03月11日 | 医療 医薬 健康
花王、長崎大学との共同研究結果を発表 加齢に伴って、歯周病の一つである歯周炎が増加する原因について、過剰な免疫反応が関係している可能性があるとわかってきた。花王は、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科の原宜興(よしたか)教授との共同研究の結果を発表した。日経BP(Webサイト)2010.3.11

カナダで新型と異なるブタ由来インフルエンザの遺伝子を含むA型インフルエンザウイルスを分離

2010年03月11日 | NEWSクリッピング
 カナダで、新型インフルエンザであるパンデミックA(H1N1)2009とは異なるブタ由来インフルエンザウイルスと季節性インフルエンザウイルス(H1N1)の遺伝子を含む、A型インフルエンザウイルスが分離されていたことが報告された。カナダ公衆衛生局が3月3日、Infectious Diseases誌のオンライン版で発表した。日経BP(Webサイト)2010年3月10日

鳥インフルエンザ・H5N1 ヒト感染例、世界全体での致死率は27.8%まで低下

2010年03月11日 | NEWSクリッピング
 2010年に入って確認された鳥インフルエンザ・H5N1のヒト感染例は、WHOの3月4日時点のまとめでは、エジプトで14例、ベトナムで3例、インドネシアで1例となり、計18例となった。世界全体では、昨年の73例の4分の1に留まっている。ただ、エジプトでは死亡例が3例と少なく、全体でも致死率は27.8%にまで低下しており、予断を許さない状況は続いている。 日経BP(Webサイト)2010年3月11日

慢性疲労症候群とXMRVの関係に疑問符

2010年03月11日 | からだと遺伝子
オランダでの研究でウイルス遺伝子が検出されず

多くの慢性疲労症候群(CFS)患者の末梢血単核球にXMRV(xenotropic murine leukemia virus-related virus)と呼ばれるレトロウイルスが存在する―。そんな報告が2009年になされて話題になった。しかし、オランダRadboud 大学のFrank J M van Kuppeveld氏らがオランダのCFS患者を対象にXMRVの検出を試みたところ、32人の患者の誰からもウイルスの遺伝子が見付からなかった。論文は、BMJ誌電子版に2010年2月25日に掲載された。 日経BP(Webサイト)2010年3月11日

どこに医学部を作るべきか?―

2010年03月11日 | 医療 医薬 健康
戊辰戦争と医師偏在の関係を考える
上昌広(東京大学医科学研究所先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携研究部門准教授)

医学部新設、3私立大が準備
 2月21日、朝日新聞は「医学部新設、3私立大が準備」というスクープ記事を発表しました。設置を検討しているのは、国際医療福祉大(本校・栃木県大田原市)、北海道医療大(北海道当別町)、聖隷クリストファー大(浜松市)の3つの大学です。設置認可を国に申請する手続きのために、学内に検討組織を立ち上げたと言われています。 日経BP(Webサイト)2010年3月11日

マクロファージネットワークに基づいた食経験を持つグラム陰性菌リポ多糖の機能性食品素材

2010年03月11日 | 抗体 免疫 抗原 
マクロファージネットワークに基づいた食経験を持つグラム陰性菌リポ多糖の機能性食品素材 (IP-PA1) への新展開稲川 裕之, 河内 千恵, 杣 源一郎
日本補完代替医療学会誌, Vol. 4 (2007) No. 2 pp.79-90
我々は種々の臓器・器官に分布する組織マクロファージがネットワークを形成し,生体の恒常性維持に深く関与していると考え,この仮想的な制御機構を『マクロファージネットワーク』と名づけた.そこでマクロファージ活性化はマクロファージネットワーク自体を活性化して健康維持や疾病予防に繋がると考えている.これを実証するべく,長い食経験のある食品から,マクロファージ活性化物質をスクリーニングし,小麦共生グラム陰性菌由来の LPS (IP-PA1) を見出した. [ 抄録 ][ 全文PDF ]

鳥類を標的とする遺伝子置換ベクター、およびその利用

2010年03月11日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2004-306991 出願日 : 2004年10月21日
公開番号 : 特許公開2006-115761 公開日 : 2006年5月11日
出願人 : 国立大学法人広島大学 発明者 : 松田 治男 外4名

【課題】 本発明は、ニワトリを始めとする鳥類の卵黄内に外来タンパク質を生産させる系を実現するために、鳥類の遺伝子を置換するための遺伝子置換ベクター、および当該遺伝子置換ベクターの利用方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 本発明の遺伝子置換ベクターは、カテプシンD認識領域を含むニワトリ由来ビテロゲニンタンパク質の一部をコードする遺伝子が含まれており、前記カテプシンD認識領域に外来のEGFPタンパク質をコードする遺伝子が、当該遺伝子の3’末端および5’末端にカテプシンD認識領域をコードする塩基配列を有するように挿入されている。当該遺伝子置換ベクターを用いてニワトリ肝細胞(LMH)にEGFP遺伝子を導入したところ、N,C末端にカテプシンD認識領域を有するEGFPタンパク質が、ビテロゲニン融合タンパク質として生産された。 明細書pdf >> かんたん特許検索

ニワトリ型一本鎖可変領域断片(scFv)から組換えニワトリ型二価抗体を製造する方法

2010年03月11日 | 抗体 免疫 抗原 
国際出願番号 : PCT/JP2006/303583 国際出願日 : 2006年2月27日
国際公開番号 : WO2006/093080 国際公開日 : 2006年9月8日
出願人 : 国立大学法人広島大学 発明者 : 松田 治男 外4名

発明の名称 : ニワトリ型一本鎖可変領域断片(scFv)から組換えニワトリ型二価抗体を製造する方法、および当該方法によって得られた抗体

組換えニワトリ型二価抗体の簡便な製造方法として、ファージディスプレイ法により得られた一本鎖可変領域断片(scFv)を2量化してニワトリ型抗体を製造する方法、および当該方法によって得られた抗体、並びに当該抗体の代表的な利用例を提供する。本発明は組換えニワトリ型二価抗体を製造する方法であって、ニワトリ型一本鎖可変領域断片をコードするポリヌクレオチドを鋳型として軽鎖可変領域遺伝子、および重鎖可変領域遺伝子を増幅する増幅工程;宿主細胞において機能する軽鎖リーダー配列、前記軽鎖可変領域遺伝子、およびニワトリ型抗体の軽鎖定常領域遺伝子を連結する軽鎖発現用遺伝子断片調製工程;並びに宿主細胞において機能する重鎖リーダー配列、前記重鎖可変領域遺伝子、およびニワトリ型抗体の重鎖定常領域遺伝子を連結して重鎖発現用遺伝子断片調製工程;を含む。 明細書pdf >> かんたん特許検索