バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

インターロイキン1β前駆体変換酵素をコードするDNA

2008年08月08日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平4-218039 出願日 : 1992年8月17日
公開番号 : 特許公開平5-227961 公開日 : 1993年9月7日
出願人 : メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド 発明者 : アンドリユー・デイー・ハワード 外4名

発明の名称 : インターロイキン1β前駆体変換酵素をコードするDNA

【構成】前駆インターロイキン-1β(プレIL-1β)変換酵素(ICE)をコードする相補的DNA(cDNA)をcDNAライブラリーから単離する。新生ICEに対する全長読み取り枠(ORF)をコードするcDNA並びにICEのそれぞれ20kDaサブユニット及び10kDaサブユニットをコードするcDNAを同定し、配列決定する。ICEは、プレIL-1βを成熟IL-1βに変換するのに有効である。
【効果】それぞれ20kDa及び10kDaのサブユニットを含む組換え生産されたICEは、炎症疾患の診断、組換えIL-1βの製造、及びICE活性の阻害物質の同定に有用である。

エシェリヒア・コリによる新規L-スレオニン生産菌

2008年08月08日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平4-239649 出願日 : 1992年9月8日
公開番号 : 特許公開平5-227977 公開日 : 1993年9月7日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : ウラジミ-ル・ゲオルギエイツチ・デバボフ 外14名

発明の名称 : エシェリヒア・コリによる新規L-スレオニン生産菌の創成とそれによるL-スレオニンの生産方法

【目的】 本発明の目的は、ショ糖に比べて非常に安価な未加工物質である糖蜜を含む培地で多世代にわたり生育し、スレオニンを多量に産生する新菌種および、この新菌種を用いた効率の良いL-スレオニンの製造方法を提供することである。
【構成】本発明による新菌種 E.coli BKIIM B-5318は、1)PRプロモーターおよび温度感受性ラムダファージC1リプレッサーに支配されるスレオニン生合成関与遺伝子thrA,B,Cを持つプラスミドpPRT614を保持し、2)染色体上の変異によりイソロイシン非栄養要求性を導入した株である。この菌種は、温度 38~41℃、糖蜜を含む培地上で 32時間発酵する間に 70g/l以上のスレオニンを産生する。

鞘翅類に活性の毒素をコード化した遺伝子

2008年08月08日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平4-24339 出願日 : 1992年1月16日
公開番号 : 特許公開平5-229913 公開日 : 1993年9月7日
出願人 : マイコゲン コ-ポレイション 発明者 : ルイス フォンセラダ 外2名

発明の名称 : 鞘翅類に対して活性のある新規なバシラス・チューリンゲンシス単離体、及び鞘翅類に活性の毒素をコード化した遺伝子

【目的】 本発明は新規な微生物及び鞘翅目昆虫の害虫に対し活性のある新規な毒素蛋白質をコ-ドした遺伝子に関する。
【構成】 鞘翅目の害虫は作物、例えばトウモロコシに大きな被害を与える。本発明の新規なバシラス・チューリンゲンシス微生物はB.t.PS50Cと呼ばれる。この微生物又はその突然変異菌の胞子又は結晶は種々の環境で鞘翅類の害虫を抑制するのに有用である。本発明の新規な遺伝子はその新規な毒素蛋白質を表現できる種々の宿主を形質転換するのに使用できる。

D-ビオチン中間体およびその製造方法

2008年08月08日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願平4-227061 出願日 : 1992年8月26日
公開番号 : 特許公開平5-230066 公開日 : 1993年9月7日
出願人 : 武田薬品工業株式会社 発明者 : 山野 徹 外2名

発明の名称 : D-ビオチン中間体およびその製造方法

【目的】 医薬品、動物用添加物として有用なD-ビオチン製造用の新規中間体およびその製造方法の提供。
【構成】 一般式【化1】
で表される化合物、その製造方法およびこれを用いる光学活性な(±)-(3aα,4α,6aα)-テトラヒドロ-4-アセトキシ-1,3-ジベンジル-1H-チエノ[3,4-d]イミダゾール-2(3H)-オンの製造方法。

発酵法による芳香族アミノ酸の製造法

2008年08月08日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平3-196226 出願日 : 1991年5月2日
公開番号 : 特許公開平5-236947 公開日 : 1993年9月17日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 菊池 慶実 外5名

発明の名称 : 発酵法による芳香族アミノ酸の製造法

【目的】 芳香族アミノ酸の生産性を高める。
【構成】 エシェリヒア・コリのaroF、aroG遺伝子にコードされる3-デオキシ-D-アラビノヘプツロン酸-7-リン酸シンターゼ(DS)の1ないし2アミノ酸置換により実質的にフィードバック阻害が解除された酵素をコードする遺伝子と、フェニルアラニン固有系で制御を受ける酵素の脱感作型酵素をコードする遺伝子またはトリプトファン固有系で制御を受ける酵素の脱感作型酵素をコードする遺伝子もしくは遺伝子群を含む組換えDNAで微生物を形質転換し、当該微生物を培養することにより培地中に生産された芳香族アミノ酸を取得する発酵法による芳香族アミノ酸の製造法。
【効果】 芳香族アミノ酸共通の生合成系の最初の鍵酵素であるDSのaroF,aroGが脱感作されているため、共通系での代謝が改善される。

DNAの精製方法

2008年08月08日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平3-160973 出願日 : 1991年6月5日
公開番号 : 特許公開平5-236963 公開日 : 1993年9月17日
出願人 : 東ソー株式会社 外1名 発明者 : 西 昭宏 外1名

発明の名称 : DNAの精製方法

【目的】 人体に有害な試薬を必要とせず、簡単にファージDNA及び一本鎖プラスミド(ファージミド)DNAを高純度に精製することができるDNAの精製方法を提供する。
【構成】 微生物菌体とファージとを含有する混合液から微生物菌体を除去する工程と、次いで微生物菌体を除去した溶液に含まれる不純物を変性、可溶化する工程と、次いで限外濾過により不純物を除去しDNAを濃縮する工程とを含むDNAの精製方法を提供する。

ヘルペスウイルス粒子及びワクチン

2008年08月08日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願平3-220206 出願日 : 1991年8月30日
公開番号 : 特許公開平5-236967 公開日 : 1993年9月17日
出願人 : メデイカル・リサーチ・カウンシル 発明者 : チヤールズ・カニンガム 外3名

発明の名称 : ヘルペスウイルス粒子及びワクチン

【目的】ワクチン接種に使用するためのヘルペスウイルス粒子のある形態及びそれを含有するワクチンの提供。
【構成】ビリオンに加えて、ヘルペスウイルス感染細胞は、L-粒子と呼ばれる非感染性粒子を産生し、その粒子は、エンベロープにより包囲される外皮から成るが、ヌクレオカプシドを欠く。ヘルペスウイルスのL-粒子は、たとえば適当な温度感受性突然変異体をその非許容温度で複製させることにより感染性ビリオンを実質的に含まないで調製することができる。

植物関連バクテリアにおける植物病因関連タンパク質をコード化する遺伝子の発現

2008年08月08日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平3-254560 出願日 : 1991年9月6日
公開番号 : 特許公開平5-236968 公開日 : 1993年9月17日
出願人 : チバ-ガイギー アクチエンゲゼルシャフト 発明者 : トーマス ディ. ガッフニー 外1名

発明の名称 : 植物関連バクテリアにおける植物病因関連タンパク質をコード化する遺伝子の発現

【構成】バクテリア中で植物病因関連タンパク質の発現を生じる、植物からのDNAコード配列(b)に融合されたバクテリア起源の調節成分(a)を含むDNA配列、該DNA配列を含有するトランスジェニックバクテリア、該バクテリアを用いて限定された環境に植物保護活性を付与する方法。
【効果】種子への被覆等により植物に施用されたトランスジェニックバクテリアがキチナーゼやグルカナーゼ等の植物病因関連タンパク質を根圏等の限定された環境に発現して、植物に高い抗微生物活性や植物保護活性が付与される。



セルラーゼ酵素活性のpH依存性変更方法および当該方法により得られるセルラーゼ

2008年08月08日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平4-75883 出願日 : 1992年2月28日
公開番号 : 特許公開平5-236969 公開日 : 1993年9月17日
出願人 : 別府 輝彦 発明者 : 別府 輝彦 外2名

発明の名称 : セルラーゼ酵素活性のpH依存性変更方法および当該方法により得られるセルラーゼ

【構成】 セルラーゼ産生能を有し、バチルス属に属する微生物のセルラーゼ産生遺伝子において、バチルス属微生物IFO 3034の保有するセルラーゼをコードする遺伝子のメチオニン末端より第292番目のアミノ酸をコードする塩基配列に相同する位置にある塩基配列をアスパラギン残基をコードする塩基配列に、第301番目のアミノ酸をコードする塩基配列に相同する位置にある塩基配列をセリン残基をコードする塩基配列に改変する、セルラーゼ酵素活性のpH依存性変更方法および当該方法により得られるセルラーゼ。
【効果】 本発明によれば、すでに公知のバチルス属微生物の産生するセルラーゼについて、当該セルラーゼの本来持っている性質を変えることなく、pH依存性のみをを任意に変更することができので、セルラーゼの利用分野が広がり、極めて便利である。