バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

スピカマイシン誘導体およびそれを含む抗腫瘍剤

2008年08月04日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平6-232082 出願日 : 1994年9月1日
公開番号 : 特許公開平8-73489 公開日 : 1996年3月19日
出願人 : 麒麟麦酒株式会社 発明者 : 大 岳 望 外3名

発明の名称 : スピカマイシン誘導体およびそれを含む抗腫瘍剤

【目的】 スペクトルの広いヒト腫瘍に対して抗腫瘍作用を有する新規な化合物を提供する。
【構成】 下記式(I)で示されるスピカマイシン誘導体またはその塩。



〔式中、Rは種々の特定の置換基、たとえば、■末端位に水酸基もしくは置換された水酸基を有する炭素数11~15の直鎖アルキルR5O(CH2)d-(dは11-15の整数、R5は水素、メチル、エチルなどである。)、■8位に2重結合を有し、11位にケトン基もしくは水酸基もしくはアセトキシル基を有する炭素数17の置換アルケニル基CH3(CH2)5(Y)C(Z)CH2CH=CH(CH2)7-(但し、YおよびZは両者でO、またはYはHでZはOH、またはYはHでZはOAcである)を表すものであり、R1およびR2は互いに異種であってそれぞれHまたはOHを表す。〕

出願番号 : 特許出願平4-110665 出願日 : 1992年4月3日
公開番号 : 特許公開平5-186494 公開日 : 1993年7月27日
出願人 : 麒麟麦酒株式会社 発明者 : 大 岳 望 外5名

発明の名称 : スピカマイシン誘導体およびそれを含む抗腫瘍剤

【目的】 優れた抗腫瘍作用を有すると共に治療係数の高い新規な化合物を提供する。
【構成】 一般式(1)で示されるスピカマイシン誘導体またはその塩、及び式(1)のスピカマイシン誘導体あるいはその塩を有効成分として含む抗腫瘍剤。
〔式中、R1,R2はHまたはOHであり、RはC9~15アルキル、(置換)C10~15アルキル、CH3(CH2)nCH(OH)-(但し、n=9~13),CH3(CH2)aCOO(CH2)b(但し、a=2,b=10~15),CH3Si(CH2)10CO-、及び図示の式で示される基等から選ばれる。〕
(但しX=O,S)

あなたは縄文系?弥生系? 日本人ルーツの研究に新手法 

2008年08月04日 | NEWSクリッピング
ミトコンドリアDNAから構成比
 母親から子供にそのまま受け継がれる遺伝子「ミトコンドリア(mt)DNA」の型の分布から、母方のルーツが「縄文系」の人と「弥生(渡来)系」の人の構成比を求める計算式を、住斉(すみ・ひとし)・筑波大名誉教授(生物物理学)が考案した。7地域、約3000人を対象にしたデータによると、首都圏では弥生系が約7割と多数派で、東北や南九州など縄文社会が発達した地域では縄文系が7~6割と多かった。11月の日本人類学会大会で発表する。日本人の成り立ちを探る新たな方法として注目されそうだ。MSN産経ニュース 2008-08-04

シス-4-ヒドロキシ-L-プロリンの製法

2008年08月04日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願平3-274032 出願日 : 1991年10月22日
公開番号 : 特許公開平5-111387 公開日 : 1993年5月7日
出願人 : 三共株式会社 発明者 : 松岡 達司 外1名

発明の名称 : シス-4-ヒドロキシ-L-プロリンの製法

【目的】シス-4-ヒドロキシ-L-プロリンの製法に関する。
【構成】L-プロリンを、ヘリコセラス属に属する微生物を用いて水酸化して、シス-4-ヒドロキシ-L-プロリンに変換し、次いで変換反応物を含む系よりシス-4-ヒドロキシ-L-プロリンを採取することからなるシス-4-ヒドロキシ-L-プロリンの製法。
【効果】カルバペネム系抗生物質などの医薬品原料として重要な化合物である。

新規な抗ウイルス剤

2008年08月04日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願平3-305236 出願日 : 1991年10月24日
公開番号 : 特許公開平5-111389 公開日 : 1993年5月7日
出願人 : 山陽国策パルプ株式会社 発明者 : 小島 鋭士 外3名

発明の名称 : 新規な抗ウイルス剤

【構成】 下記式[I]で表される化合物。



【効果】 本発明化合物は新規な抗ウイルス剤として、特にHIV(エイズウイルス)やRSV(ラウス肉腫ウイルス)などのレトロウイルスに対する抗ウイルス剤として有用である。

3α,7α-ジヒドロキシ-12-ケト-5β-コラン酸の製造方法

2008年08月04日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願平3-277799 出願日 : 1991年10月24日
公開番号 : 特許公開平5-111391 公開日 : 1993年5月7日
出願人 : 東京田辺製薬株式会社 発明者 : 木村 宏實 外2名

発明の名称 : 3α,7α-ジヒドロキシ-12-ケト-5β-コラン酸の製造方法

【目的】 微生物を用いた3α,7α-ジヒドロキシ-12-ケト-5β-コラン酸の製造方法を提供する。
【構成】 バチルス属に属し、3α,7α-ジヒドロキシ-12-ケト-5β-コラン酸生産能を有するバチルス・エスピー TTUR 2-M4-124、又はバチルス・エスピー TTUR 2-M4-336を3α,7α,12α-トリヒドロキシ-5β-コラン酸を含む栄養培地で培養して、培養物中に3α,7α-ジヒドロキシ-12-ケト-5β-コラン酸を生成せしめ、これを採取する。

新規なザルコシン・オキシダーゼM

2008年08月04日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平3-280126 出願日 : 1991年10月25日
公開番号 : 特許公開平5-115281 公開日 : 1993年5月14日
出願人 : キツコーマン株式会社 外1名 発明者 : 市川 利夫 外3名

発明の名称 : 新規なザルコシン・オキシダーゼM、その遺伝子、新規な組み換え体DNA及びザルコシン・オキシダーゼMの製造法

【構成】 バチルス属に属する微生物に由来し、下記の制限酵素開裂地図で規定される新規なザルコシン・オキシダーゼM遺伝子、該遺伝子から翻訳される新規なザルコシン・オキシダーゼM、該遺伝子をベクターDNAに挿入した新規な組み換え体DNA、及び該組み換え体DNAを含み、ザルコシン・オキシダーゼM生産能を有するエッシェリシア属に属する微生物を培地に培養してザルコシン・オキシダーゼMを製造する方法。
【化1】



(式中、PsはPstI、PvはPvuII、H はHindIII、N はNruIを表す。)【効果】 高い基質特異性と熱安定性を有するザルコシン・オキシダーゼMを提供することができる。

真菌由来のアセチルキシランエステラーゼのクローニング、発現および利用

2008年08月04日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平4-110616 出願日 : 1992年3月18日
公開番号 : 特許公開平5-123173 公開日 : 1993年5月21日
出願人 : ギスト ブロカデス ナムローゼ フエンノートシヤツプ 発明者 : レーンデルト ヘンドリツク ド フラーフ 外5名

発明の名称 : 真菌由来のアセチルキシランエステラーゼのクローニング、発現および利用

【目的】 真菌アセチルキシランエステラーゼをコードするDNA のクローニングおよび発現、該DNA の発現により得られる組み換えアセチルキシランエステラーゼ並びにその使用法を提供することを目的とする。
【構成】 アセチルキシランエステラーゼ活性を有するタンパクをコードする組み換えDNA フラグメント、該フラグメントを含む発現ベクター、該ベクターにより形質転換された微生物宿主細胞、該微生物宿主細胞を培養する工程を含むアセチルキシランエステラーゼ活性を有するタンパクの製法、並びに該タンパクまたはこれと他のキシラン分解性酵素との組み合わせを使用する、試料消化能の増進法、クラフトパルプからのリグニンの除去法、キシラン含有粗製物の粘度低下法および該タンパクを含む試料粗製物。

新規化合物ロイストロダクシン

2008年08月04日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平4-66630 出願日 : 1992年3月25日
公開番号 : 特許公開平5-123179 公開日 : 1993年5月21日
出願人 : 三共株式会社 発明者 : 古浜 孝文 外5名

発明の名称 : 新規化合物ロイストロダクシン

【構成】一般式(I):【化1】



[式中、Rは5-メチルヘキサノイルオキシ基、6-メチルオクタノイルオキシ基又は7-メチルオクタノイルオキシ基を表わす]で表わされる新規化合物ロイストロダクシンA、B、C又はその塩、及び、ストレプトマイセス属に属する微生物を培養して、ロイストロダクシン類を製造する方法。
【効果】造血因子である各種CSFの産生誘導作用、NGF産生誘導作用、抗真菌作用を有し、癌化学療法・放射線療法の副作用軽減作用、感染防御作用、マクロファ-ジの活性化等を介した抗癌作用、脳代謝改善作用などを有する治療剤、かつ抗真菌治療剤として有用である。


FK-506の新規な製造方法

2008年08月04日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願平4-11794 出願日 : 1992年1月27日
公開番号 : 特許公開平5-130860 公開日 : 1993年5月28日
出願人 : メルク エンド カムパニー インコーポレーテツド 発明者 : ジノ エム.サリトウロ 外7名

発明の名称 : FK-506の新規な製造方法

【目的】 他人の器官の移植、例えば骨髄及び心臓移植の人間宿主拒絶反応を防止する。
【構成】 新規なストレプトミセス種の微生物MA6858(ATCC No. 55098)を使用し発酵を行わせて、マクロライド免疫抑制剤FK-506を製造する新規な方法を提供する。