バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

抗がん剤イレッサは「臨床的に有用」 厚労省の調査会

2008年08月01日 | NEWSクリッピング
 副作用死を多く出した肺がんの抗がん剤「イレッサ」(一般名ゲフィチニブ)について、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会安全対策調査会は1日、輸入販売元のアストラゼネカ社による市販後の臨床試験などの報告を受け、「臨床的に有用である」との意見をまとめた。 Asahi.com.,2008年8月1日

微量D-アミノ酸の一斉分析技術を開発し、新しい薬創りや疾病診断に役立てる

2008年08月01日 | 医療 医薬 健康
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
NEDO・九州大学大学院薬学研究院プレスリリース 平成20年7月31日

分析装置がないため研究が進んでいなかったD型アミノ酸について全種類を全自動で一斉に定量分析する技術を開発し創薬や疾病診断への道を拓く。 NEDO:産技助成Vol.14

THERMOCOCCUS LITORALISから精製熱安定DNAポリメラーゼ

2008年08月01日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平3-191379 出願日 : 1991年4月26日
公開番号 : 特許公開平5-68547 公開日 : 1993年3月23日
出願人 : ニユー・イングランド・バイオレイブス・インコーポレイテツド 発明者 : ドナルド・ジー・コンブ 外3名

発明の名称 : THERMOCOCCUS LITORALISから入手 可能な精製熱安定DNAポリメラーゼ

Thermococcus litoralisから入手可能なかなり熱安定性のある酵素を提供する。この熱安定酵素は、分子量約90,000~95,000ダルトン、安定化剤不在下での100℃における半減期約60分、及び、オクトキシノール(TRITON X-100)またはウシ血清アルブミンのような安定化剤存在下での100℃における半減期約95分を有する。熱安定酵素は3’-5’プルーフリーディングエキソヌクレアーゼ活性を有する。熱安定酵素は天然であっても組換え体であってもよく、cDNAクローニングにおける第2鎖cDNA合成、DNA配列決定及びDNA増幅に使用することができる。


細胞からのRNA及びDNAの遊離法

2008年08月01日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平3-252130 出願日 : 1987年3月20日
公開番号 : 特許公開平5-68553 公開日 : 1993年3月23日
出願人 : ジエン-プローブ・インコーポレイテツド 発明者 : キヤスリーン・マーフイ 外3名

発明の名称 : 細胞からのRNA及びDNAの遊離法

【構成】 一定量の直径が0.05~1.0 mmのビーズを含む容器内に細胞の溶液又は懸濁液を入れ、充分な時間、出力密度が0.2 W/mlを越えない超音波を作用させて細胞を破砕し、該細胞内のRNAおよびDNAを溶液に放出する方法。
【効果】 遺伝プローブを用いるハイブリダイゼーションによって対象生物を同定、検定できる程に、分子構造の良く保持された状態でRNAおよびDNAを細胞から採取できる。また、結核菌のような不応性の微生物からもRNAおよびDNAを過度に破壊することなく採取できる。

ニトリル分解酵素系の遺伝子を有する組換え体プラスミド、形質転換微生物

2008年08月01日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平4-45392 出願日 : 1992年3月3日
公開番号 : 特許公開平5-68566 公開日 : 1993年3月23日
出願人 : 別府 輝彦 外1名 発明者 : 別府 輝彦 外4名

発明の名称 : ニトリル分解酵素系の遺伝子を有する組換え体プラスミド、形質転換微生物、ならびに該形質転換微生物によるアミドおよび酸の製造法

【構成】 Rhodococcus属細菌由来のニトリル分解酵素系の遺伝子DNAの一つまたは複数を、Rhodococcus属細菌に属する菌株細胞内で複製増殖可能なDNA領域と、大腸菌細胞内で複製増殖可能なプラスミドDNA領域と、薬剤耐性遺伝子を含むDNA領域とを含む複合プラスミドベクターに連結した組換え体プラスミド、それを含む形質転換体および該形質転換体を用いてアミド類または酸を製造する方法。
【効果】 遺伝子組換えの方法でクローン化されたニトリル分解酵素遺伝子を菌体内に多数存在させることができるため、従来の方法に比して飛躍的に触媒能力を増大させた微生物の提供ができ、これにより、ニトリルからアミドさらには酸への変換を高率的に行うことができる。

カンジダ・アルビカンス細胞膜(H)ATPアーゼについてコードする遺伝子

2008年08月01日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平3-177933 出願日 : 1991年7月18日
公開番号 : 特許公開平5-68567 公開日 : 1993年3月23日
出願人 : メルク エンド カムパニー インコーポレーテツド 発明者 : マイラ ビー.クルツ 外1名

発明の名称 : カンジダ・アルビカンス細胞膜(H)ATPアーゼについてコードする遺伝子

【構成】 本発明はカンジダ・アルビカンスの細胞膜H+ ATPアーゼについてコードする独特な遺伝子の単離、精製、クローン化、配列決定及び発現に関する。
【効果】 クローン化された遺伝子は他のカンジダ核酸を含まず、カンジダ・アルビカンス細胞膜H+ ATPアーゼを産生するために用いられる。独特なカンジダ・アルビカンス細胞膜遺伝子はカンジダ・アルビカンス細胞膜H+ ATPアーゼ活性を乱しうる薬剤について評価するために使用可能な非病原性酵母を形質転換する上で使用することができる。



サイクロデキストリナーゼ遺伝子及びサイクロデキスト リナーゼの製造法

2008年08月01日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平3-250012 出願日 : 1991年9月30日
公開番号 : 特許公開平5-68568 公開日 : 1993年3月23日
出願人 : キツコーマン株式会社 外1名 発明者 : 小熊 哲哉 外3名

発明の名称 : サイクロデキストリナーゼ遺伝子及びサイクロデキスト リナーゼの製造法

【構成】 サイクロデキストリナーゼを生産するバチルス・スフェリカスE-244 菌株(FERM BP-2458)の染色体から、配列番号1に示されるアミノ酸配列をコードするサイクロデキストリナーゼ遺伝子を含有するDNAを得、このDNAをベクターDNAに挿入して得た組み換え体DNA、及びこの組み換え体DNAを含むエッシェリシア属に属する微生物を培地に培養し、サイクロデキストリナーゼを採取する。
【効果】 この組み換え体DNAを含み、サイクロデキストリナーゼ生産能を有するエッシェリシア属に属する微生物を、培地に培養することにより、サイクロデキストリナーゼを高収率で得ることができる。

放線菌DNAのクローニングに有用な2機能性コスミド

2008年08月01日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平3-206089 出願日 : 1991年7月24日
公開番号 : 特許公開平5-68573 公開日 : 1993年3月23日
出願人 : アメリカン・サイアナミド・カンパニー 発明者 : マイケル・ジエイ・ライアン 外1名

発明の名称 : 放線菌DNAのクローニングに有用な2機能性コスミド

【構成】 本発明は、異種宿主、例えば、ストレプトミセス・リビダンス中のテトラサイクリンおよびクロロテトラサイクリンの合成を指令する分離したDNA遺伝子クラスターのクローニングおよび発現に有用である新規なコスミドに関する。このプラスミド(コスミド)は、大腸菌中で構成されたコスミドのライブラリーをストレプトミセス・リビダンス中のテトラサイクリン抵抗性の発現についてスクリーニングすることによって分離される。プラスミドLP2127およびLP2128は、テトラサイクリンおよびクロロテトラサイクリンの合成を指令することが寒天のHPLC分析およびブロス発酵により示された、このようなテトラサイクリン抵抗性のストレプトミセス・リビダンスから回収される。
【効果】 本発明のコスミドは発酵収率の増強や有用産生物のスクリーニングに使用される。

高級キトサンオリゴ糖乃び高級キチンオリゴ糖の製造方法

2008年08月01日 | 糖鎖生化学
出願番号 : 特許出願平3-310275 出願日 : 1991年9月13日
公開番号 : 特許公開平5-68580 公開日 : 1993年3月23日
出願人 : ピアス株式会社 発明者 : 島居 義侑 外3名

発明の名称 : 高級キトサンオリゴ糖乃び高級キチンオリゴ糖の製造方法

【目的】キトサン又はキチンの部分分解質であるオリゴ糖のうち、比較的高重合度のオリゴ糖を製造する方法を提供することを目的とする。
【構成】本発明の高級キトサンオリゴ糖の製造方法の特徴は、キトサン分解活性を有する酵素によるキトサン分解反応を、膜透過率が最大に調整された限外濾過器内で行って高級キトサンオリゴ糖を含むキトサンオリゴ糖混合物を生成した後、そのキトサンオリゴ糖混合物を限外濾過器外へ除去し、次にその除去分に相当するキトサン溶液を前記限外濾過器内に供給し、その後、前記キトサン分解反応,前記キトサンオリゴ糖混合物の除去,及び前記キトサン溶液の供給を連続的に繰り返して高級キトサンオリゴ糖を製造することにある。また、高級キチンオリゴ糖の製造方法の特徴は、上記高級キトサンオリゴ糖の製造方法で生成されるキトサンオリゴ糖をN-アセチル化して7~18糖の水難溶性の高級キチンオリゴ糖を製造することにある。