バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

イネ低温発芽性遺伝子qLTG3-1の発見

2008年08月28日 | 植物&農業
ホクレン農業協同組合連合会は、独立行政法人農業生物資源研究所と共同で、世界で初めて、低温条件下で発芽を向上させる遺伝子がイネに存在することを発見しました。この遺伝子(qLTG3-1)について詳しく調べた結果、低温だけではなく、塩害、乾燥、高温といったストレス条件においても、発芽を向上させる機能があることがわかりました。http://www.nias.affrc.go.jp/press/20080827/

米研究者、肥満とやせを決定する「脂肪スイッチ」を発見

2008年08月28日 | 医療 医薬 健康
ドイツメディアの報道によると、アメリカの研究者が、脂肪組織のタイプを決める「スイッチ」を発見したということです。人間の肥満とやせを決定するもので、この「スイッチ」をコントロールすれば、ダイエットのための食事制限は必要なくなります。
 アメリカの研究者は、哺乳動物に異なるタイプの脂肪細胞があり、その源は異なり、体内で担っている働きも異なることを発見。褐色脂肪細胞は人体が摂取したり蓄積したりした脂肪を燃焼させ、一方、白色脂肪細胞は脂肪の蓄積を担当しています。
 研究チームの成果について、スウェーデンのストックホルム大学の研究者は「褐色脂肪は白色脂肪の変化体というよりも、脂肪を蓄えた筋肉細胞である。褐色脂肪細胞の形成過程を研究すれば、肥満患者を治療できる方法を見出す可能性がある」と話しています。  「中国国際放送局 日本語部」より2008年08月27日

ホスホグリセリン酸キナ-ゼ遺伝子プロモ-タ-

2008年08月28日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平3-284117 出願日 : 1991年10月4日
公開番号 : 特許公開平5-95787 公開日 : 1993年4月20日
出願人 : 株式会社醸造資源研究所 外1名 発明者 : 小 川 雅 裕 外4名

発明の名称 : ホスホグリセリン酸キナ-ゼ遺伝子プロモ-タ-、 同タ-ミネ-タ-または/及びこれらからなる 遺伝子発現用ユニツト、並びに、ホスホグリセリ ン酸キナ-ゼのゲノム遺伝子及びcDNA遺伝子

【構成】 本発明は、アスペルギルス・オリゼー由来のホスホグリセリン酸キナーゼ遺伝子プロモーター、同ターミネーターまたは/及びこれらからなる遺伝子発現用ユニット、並びに、ホスホグリセリン酸キナーゼのゲノム遺伝子及びcDNA遺伝子に関するものである。
【効果】 該キナーゼの大量生産が可能となるだけでなく、特に該発現用ユニットを利用することによって各種有用物質を遺伝子工学により効率的に生産することができる。

酵母の硫化水素生成を抑制する遺伝子とこの遺伝子を導入した醸造用酵母

2008年08月28日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平3-63710 出願日 : 1991年3月6日
公開番号 : 特許公開平5-192155 公開日 : 1993年8月3日
出願人 : アサヒビール株式会社 発明者 : 手塚 秀敏 外2名

発明の名称 : 酵母の硫化水素生成を抑制する遺伝子とこの遺伝子を導入した醸造用酵母

【構成】 酵母の硫化水素生成を抑制し、特定の塩基配列を有する遺伝子(NHS5)。その遺伝子の特定のアミノ酸配列を持つタンパク質。その遺伝子を導入したサッカロマイセス属の醸造用酵母。および、前記タンパク質を酵母内で発現させる塩基配列をもつDNAを導入し、硫化水素生成量を減少させたサッカロマイセス属の醸造用酵母。
【効果】 酵母の硫化水素生成を抑制し実用的にビールを製造できる遺伝子が得られるので、この遺伝子を導入した酵母を使用することによって、酵母の醸造特性を変えることなく硫化生成能を抑制したビールを短期間に製造することができる。


悪性腫瘍の治療剤または診断剤およびAC8007物質の製造法

2008年08月28日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平4-150980 出願日 : 1992年6月10日
公開番号 : 特許公開平5-229948 公開日 : 1993年9月7日
出願人 : 東洋醸造株式会社 発明者 : 鳥屋 実 外3名

発明の名称 : 悪性腫瘍の治療剤または診断剤およびAC8007物質の製造法

【目的】 AC8007物質またはその非毒性塩を含む悪性腫瘍の治療剤、診断剤の提供。
【構成】 以下の理化学的性質を有するAC8007物質またその非毒性塩を含む医薬。
(1)元素分析値:C:約60%、H:5%、N:約8%、Zn:約8~10%(2)質量分析値:717(MH+ 、FAB-MSによる)
(3)分子式:C36H36O8 N4 ZnAC8007物質は下記推定構造式を有し、アースロバクター属に属するAC8007物質生産菌を培地に培養し、培養物よりAC8007特質を採取することにより製造する。

酵母硫化水素生成抑制遺伝子及び当該遺伝子を導入した醸造用酵母

2008年08月28日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平4-81429 出願日 : 1992年3月4日
公開番号 : 特許公開平5-244955 公開日 : 1993年9月24日
出願人 : アサヒビール株式会社 発明者 : 青木 秀代 外3名

発明の名称 : 酵母硫化水素生成抑制遺伝子及び当該遺伝子を導入した醸造用酵母

【構成】 本発明は、一定の塩基配列を有する酵母の硫化水素生成を抑制する遺伝子、この遺伝子の特定の塩基配列を持つタンパク質、および前記遺伝子を導入した醸造用酵母である。
【効果】 本発明によれば、酵母の硫化水素生成を抑制し実用的にビールを製造できる遺伝子が得られるので、この遺伝子を導入した酵母を使用することによって、酵母の醸造特性を変えることなく硫化生成能を抑制したビールを短期間に製造することができる。

イソラリシレシノールを含有する健康食品、血中コレステロール降下剤および体脂肪低下剤

2008年08月28日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-220713 出願日 : 2006年8月11日
公開番号 : 特許公開2008-44872 公開日 : 2008年2月28日
出願人 : 日本サプリメント株式会社 発明者 : 藤田 裕之 外1名

発明の名称 : イソラリシレシノールを含有する健康食品、血中コレステロール降下剤および体脂肪低下剤

【課題】安全性が高く、摂取しやすい血中コレステロール降下作用や体脂肪低下作用を示す健康食品、ならびに血中コレステロール降下剤および体脂肪低下剤を提供する。
【解決手段】イソラリシレシノールを含有する健康食品、ならびに血中コレステロール降下剤および体脂肪低下剤。明細書Text >> J-tokkyo


免疫優性な共有黒色腫抗原を発現する黒色腫細胞株およびその使用方法

2008年08月28日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2007-284431 出願日 : 2007年10月31日
公開番号 : 特許公開2008-44969 公開日 : 2008年2月28日
出願人 : ザ ジョンズ ホプキンズ ユニヴァーシティ スクール オヴ メディシン 外1名 発明者 : ドゥリュー エム. パードル 外4名

発明の名称 : 免疫優性な共有黒色腫抗原を発現する黒色腫細胞株およびその使用方法

【課題】従来技術では達成できなかった効果を有する、免疫優性な共有黒色腫抗原を発現する黒色腫細胞株およびその使用方法の提供。
【解決手段】(a) 1または2以上の免疫優性な共有黒色腫抗原を発現する黒色腫細胞株を取得し、 (b) 未改変黒色腫細胞株に比べてサイトカインの産生レベルが増加し得るように該黒色腫細胞株を改変し、(c) 黒色腫を有するかあるいは黒色腫が発生する危険のある哺乳動物宿主に該黒色腫細胞株を投与することを含む、黒色腫の治療または予防方法。明細書Text >> J-tokkyo

出願番号 : 特許出願平10-509732 出願日 : 1997年8月4日
公表番号 : 特許公表2001-517206 公表日 : 2001年10月2日
出願人 : ザ ジョンズ ホプキンズ ユニヴァーシティ スクール オヴ メディシン 外1名 発明者 : パードル、ドゥリュー エム. 外4名

発明の名称 : 免疫優性な共有黒色腫抗原を発現する黒色腫細胞株およびその使用方法

本発明は、(a)1または2以上の免疫優性な共有黒色腫抗原を発現する黒色腫細胞株を取得し、(b)未改変黒色腫細胞株に比べてサイトカインの産生レベルが増加し得るように該黒色腫細胞株を改変し、(c)黒色腫を有するかあるいは黒色腫が発生する危険のある哺乳動物宿主に該黒色腫細胞株を投与することを含む、黒色腫の治療または予防方法に関する。好ましくは、該黒色腫細胞株は、該宿主と同種であり且つ宿主とMHCがマッチしないものである。

多能性成体幹細胞およびそれを単離する方法

2008年08月28日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2007-273194 出願日 : 2007年10月19日
公開番号 : 特許公開2008-44965 公開日 : 2008年2月28日
出願人 : アサシス, インコーポレイテッド 発明者 : レオ ティー フルヒト 外2名

発明の名称 : 多能性成体幹細胞およびそれを単離する方法

【課題】成体における胚性幹細胞と同等な細胞を提供すること。
【解決手段】本明細書に記載されるような、哺乳動物における癌を治療するための方法。表面抗原CD44、CD45、ならびにHLAクラスIおよびII陰性であることを特徴とする単離多能性哺乳動物幹細胞。多能性成体幹細胞(MASC)を単離するための方法であって、(a)骨髄単核細胞からCD45+グリコフォリンA+細胞を枯渇させる工程と、(b)CD45-グリコフォリンA-細胞を回収する工程と、(c)回収したCD45-グリコフォリンA-細胞をマトリクスコーティング上に播種する工程と、(d)播種した細胞を生長因子を補った培地中で培養する工程とを含む方法。 明細書Text >> J-tokkyo

トリヒドロキシオクタデセン酸(THODE)を有効成分とするメタボリックシンドローム改善剤

2008年08月28日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-347978 出願日 : 2006年12月25日
公開番号 : 特許公開2008-156296 公開日 : 2008年7月10日
出願人 : サッポロビール株式会社 発明者 : 黒田 久夫 外2名

発明の名称 : メタボリックシンドローム改善剤

【課題】トリヒドロキシオクタデカジエン酸(THODI)に変わる機能性脂肪酸として、トリヒドロキシオクタデセン酸(THODE)を用いて、メタボリックシンドロームの予防及び改善に役立てること。メタボリックシンドローム改善剤を含有する飲料及び食品を提供すること。
【解決手段】本発明は、トリヒドロキシオクタデセン酸(THODE)を有効成分とするメタボリックシンドローム改善剤を提供する。 明細書Text >> J-tokkyo