バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

抗ガン剤、バイオメディカル材料などの開発に欠かせない抗体

2008年08月22日 | 抗体 免疫 抗原 
経済性かつ機能性に優れるバイオサーファクタントをリガンドとした新しい抗体分離技術
酵母を利用して大豆油から作ったバイオサーファクタントを基に分離・精製する画期的なリガンド物質を開発 NEDOプレスリリース2008-08-21

間葉系幹細胞の均質性識別方法、その方法を利用して得られる均質間葉系幹細胞

2008年08月22日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2005-276565 出願日 : 2005年9月22日
公開番号 : 特許公開2007-82484 公開日 : 2007年4月5日
出願人 : 国立大学法人広島大学 外1名 発明者 : 加藤 幸夫 外4名

発明の名称 : 間葉系幹細胞の均質性識別方法、その方法を利用して得られる均質間葉系幹細胞

【課題】継代培養された間葉系幹細胞が多機能間葉系幹細胞であるか否かを識別することができる、間葉系幹細胞の均質性識別方法を提供する。またその方法を利用することにより得られる、均質間葉系幹細胞を提供する。
【解決手段】間葉系幹細胞の均質性識別方法は、継代培養された間葉系幹細胞の細胞集団から二以上のクローンを作成する段階と、該クローン及びその母集団について所定の遺伝子群に関するmRNA相対強度を取得する段階と、該取得された前記クローン及びその母集団のmRNA相対強度群を前記遺伝子群に対して図式化した遺伝子発現パターンを求める段階と、該得られた遺伝子発現パターンから前記母集団の均質性を判別する段階と、からなる。 明細書Text >> J-tokkyo

細胞はメラノプシンによって光を見ます 

2008年08月22日 | 医療 医薬 健康
Cells see the light with melanopsin
哺乳動物が光を感知する為に使っているのは、光受容体と呼ばれる2つのタイプの光を検知する細胞(桿体と錐体)ですが、3年前に科学者達は3番めのタイプの光に敏感な細胞を発見しています。この細胞が光を感知する為に使っているのがメラノプシン(melanopsin)という色素です。今回、光を検知する能力を持たない細胞がメラノプシンを利用して光を感じ取ることが出来る細胞に変わる、という事が示されました。これは、将来のいつか、失明した患者の目の細胞の中にメラノプシン遺伝子を入れて、その細胞を光に敏感なものに変換出来るかもしれない、という事を示唆するものだそうです。まだ先の先の話ですが、文字通り光が見える話です。 細胞と分子生物学.2005年01月27日

幹細胞の調整方法と組織治療剤

2008年08月22日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2004-321870 出願日 : 2004年11月5日
公開番号 : 特許公開2008-29201 公開日 : 2008年2月14日
出願人 : 岡田 秀親 外1名 発明者 : 岡田 秀親

発明の名称 : 幹細胞の調整方法と組織治療剤。

【課題】肝臓の中に存在する多分化能を持った幹細胞を、神経細胞を含む種々の細胞や組織に分化誘導させて移植治療に提供する。
【解決手段】患者自身の肝臓で再生肝を作らせ、そこから幹細胞を取り出して、神経系の細胞や、その他必要な組織の細胞に分化誘導させて患者本人の欠損した細胞や組織に移植する。自己の幹細胞を用いることによって、拒否反応の恐れがない多分化能を持った幹細胞を提供することができる。肝臓組織の一部をバイオプシーなどで取り出し、その中に含まれる多分化能を持った幹細胞を試験管内で目的の細胞や組織に分化誘導させて移植用の幹細胞を含む組織治療剤を得た。 明細書Text >> J-tokkyo

嫌気性細菌培養キット用容器および嫌気性細菌培養キット

2008年08月22日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2007-167191 出願日 : 2007年6月26日
公開番号 : 特許公開2008-29332 公開日 : 2008年2月14日
出願人 : 学校法人東日本学園・北海道医療大学 外1名 発明者 : 中澤 太 外6名

発明の名称 : 嫌気性細菌培養キット用容器および嫌気性細菌培養キット、並びに嫌気性細菌培養方法および嫌気性細菌の生育判別方法

【課題】簡便且つ安価に、無菌化確認の培養試験ができる手段の提供。
【解決手段】開閉自在の外部口20および弾力性材料で密閉されたガス注入口を有する密閉容器10であって、開閉自在の外部口から密閉容器内に延在する中間室40を有し、中間室は密閉容器内部に通じる開閉自在の内部口50を有し、密閉容器の内部には、培地70を保持するための空間11を有する、嫌気性細菌培養キット用容器。この嫌気性細菌培養キット用容器、容器の培地を保持するための空間に収容された培地、および中間室に収容された脱酸素剤41を含む嫌気性細菌培養キット。被検査物を担持した部材を、内部口を密閉した状態の嫌気性細菌培養キットに収容し、中間室内の酸素を脱酸素剤によって除去し、密閉容器の内部にガス注入口30を介して、嫌気性ガスを注入し、所定時間培養し、培地の色調の変化により、被検査物が嫌気性細菌を含むか否かを判別する、嫌気性細菌の生育判別方法。 明細書Text >> J-tokkyo

【理研】スギ花粉症ワクチンの橋渡し研究がスタート

2008年08月22日 | NEWSクリッピング
 理化学研究所は、アナフィラキシーショックの危険性が少なく、予防・治療効果の高いスギ花粉症ワクチンの臨床応用に向けた橋渡し研究をスタートさせた。スギ花粉症を、ワクチンで根本的に予防する治療法としては初の試みで、その成果に期待が寄せられている。 薬事日報 2008-08-22

DNA合成反応を促進する添加剤

2008年08月22日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2001-349173 出願日 : 2001年11月14日
公開番号 : 特許公開2003-144169 公開日 : 2003年5月20日
出願人 : 東洋紡績株式会社 発明者 : 北林 雅夫 外3名

発明の名称 : DNA合成反応を促進する添加剤

【課題】 本発明は、分子生物学の分野に属する。本発明は、鋳型核酸からDNAの生成及び更なるDNA増幅を行う際に有用な新規組成物及び方法に関する。本発明は、具体的にはポリメラーゼ連鎖反応(PCR)に有用な新規組成物及び方法に関する。【解決手段】 DNAを合成する酵素反応においてDNA合成の促進に効果のある陰イオン物質を含有することを特徴とする反応液組成物。具体的には、ジカルボン酸塩からなる2価のカルボキシルイオン、中でも特にしゅう酸イオン,マロン酸イオン,マレイン酸イオンが効果的である。 明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

新規多能性幹細胞およびその使用

2008年08月22日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-538403 出願日 : 2004年10月28日
公表番号 : 特許公表2007-519397 公表日 : 2007年7月19日
出願人 : カリタス セント エリザベス メディカル センター オブ ボストン インコーポレイテッド 発明者 : ユン ヨン‐スプ 外1名

発明の名称 : 新規多能性幹細胞およびその使用

 内皮細胞、神経細胞および平滑筋細胞に典型的なものを含む選択した細胞マーカーを検出不可能または低レベルに有する、単離された骨髄幹細胞(MBSC)を開示する。このような細胞を含む移植体である、医薬用生成物も開示する。BMSCを作製する方法も提供する。本発明は、心臓血管疾患の予防および治療での使用を含む、広範囲の有用な応用を有する。 明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

リアルタイム診断、治療、および治療薬モニタリングのためのシステムおよび方法

2008年08月22日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2007-500789 出願日 : 2005年2月28日
公表番号 : 特許公表2007-525670 公表日 : 2007年9月6日
出願人 : ザ ユニバーシティー オブ フロリダ リサーチ ファウンデーション インコーポレーティッド 発明者 : メルカー リチャード ジェイ. 外5名

発明の名称 : リアルタイム診断、治療、および治療薬モニタリングのためのシステムおよび方法

疾患を診断および/または治療するためと共に、疾患の治療をモニターするためのシステムおよび方法。診断の場合、本発明は、ナノ粒子、代理マーカー、および特異的化学実体を検出するための手段を含む、ナノ粒子アセンブリを用いる。特定の態様において、ナノ粒子アセンブリには、疾患の同時診断および治療のためにペイロードが含まれる。さらなる態様において、疾患の治療をモニターするために、治療薬および治療薬マーカーが患者に投与される。センサー技術を用いて生体液試料を分析して、疾患を診断および/または疾患の治療をモニターするために有効かつ正確な手段を提供するために、代理および/または治療薬物マーカーの有無を検出する。