バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

抗生物質A51568因子AおよびBを産生する微生物

2008年08月06日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願平3-312467 出願日 : 1983年12月20日
公開番号 : 特許公開平5-168466 公開日 : 1993年7月2日
出願人 : イーライ・リリー・アンド・カンパニー 発明者 : マルビン・エム・ホエーン 外1名

発明の名称 : 抗生物質A51568因子AおよびBを産生する微生物

【目的】 グリコペプタイド系抗生物質に属する新規な抗グラム陽性菌抗生物質を生産する新規菌株を提供する。
【構成】 土壌試料から単離したある微生物が、以下の構造式(I):【化1】
[式中、nは1または2を表す。]で表される新規抗生物質A51568因子AおよびBを産生することを見いだし、この微生物の形態、培養、生理学上の特徴、他の種と比較などを精査することによって、これをノカルジア・オリエンタリスNRRL15232と同定した。抗生物質A51568因子AおよびBのノカルジア・オリエンタリスNRRL15232による生産条件を検討し、最適化した。

モノグリセリドリパーゼを生産する実質上純粋な微生物

2008年08月06日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平3-356365 出願日 : 1991年12月24日
公開番号 : 特許公開平5-168468 公開日 : 1993年7月2日
出願人 : 旭化成工業株式会社 発明者 : 北裏 士朗 外2名

発明の名称 : モノグリセリドリパーゼを生産する実質上純粋な微生物

【構成】モノグリセリドリパーゼ遺伝子を導入した形質転換E.coli、モノグリセリドリパーゼのアミノ酸配列をコードする塩基配列をもつモノグリセリドリパーゼ遺伝子DNA及び該形質転換であるエッシェリヒア属に属する微生物を培養してモノグリセリドリパーゼを生産する方法である。
【効果】モノグリセリドリパーゼ遺伝子を導入した形質転換E.coliを用いることにより、ジグリセリドやトリグリセリドに実質上作用せず、モノグリセリドのみに作用するモノグリセリドリパーゼを極めて効率よく量産することができる。このモノグリセリドリパーゼは血清中のリパーゼ活性を測定する臨床用酵素などとして有用である。


新規物質KSB-8200W及びその製造法

2008年08月06日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願平3-344243 出願日 : 1991年12月26日
公開番号 : 特許公開平5-168485 公開日 : 1993年7月2日
出願人 : クミアイ化学工業株式会社 発明者 : 山下 賢次 外2名

発明の名称 : 新規物質KSB-8200W及びその製造法

【構成】 ストレプトミセス属に属する微生物を培養して得られる、分子式C13H19N5O6で表わされる新規物質KSB-8200W及びその製造法。
【効果】 植物調節剤、除草剤などとして有用である。

抗かび性抗生物質3′-ヒドロキシベナノマイシンAの製造法

2008年08月06日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願平3-260429 出願日 : 1991年9月12日
公開番号 : 特許公開平5-168492 公開日 : 1993年7月2日
出願人 : 財団法人微生物化学研究会 発明者 : 竹内 富雄 外7名

発明の名称 : 抗かび性抗生物質3′-ヒドロキシベナノマイシンAの製造法

【目的】抗かび性抗生物質3′-ヒドロキシベナノマイシンA(3′-Hydoroxybenanomicin A)の醗酵法による製造法を提供する。
【構成】アクチノマジュラ属に属する、次式で表わされる3′-ヒドロキシベナノマイシンAの生産菌を培養し、その培養物から3′-ヒドロキシベナノマイシンAを採取することを特徴とする抗かび性抗生物質3′-ヒドロキシベナノマイシンAの製造法。

インターロイキン-2を含有する医薬組成物

2008年08月06日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平3-288739 出願日 : 1985年3月25日
公開番号 : 特許公開平5-170660 公開日 : 1993年7月9日
出願人 : シタス コーポレーション 発明者 : フェルナンデス,ピーター 外1名

発明の名称 : インターロイキン-2を含有する医薬組成物

【目的】 非-IL-2蛋白質を実質上含有しないIL-2含有非経腸投与用医薬組成物を含有する。
【構成】 患者にIL-2療法をもたらすための医薬組成物であって、(a) 非-IL-2蛋白質を実質上含有しない選択的に酸化されそして活性化された微生物的に生産された組換IL-2の医療的有効量:(b) 前記酸化された微生物的に生産されたIL-2の安定性に不都合な影響を与えない医薬として許容される水溶性担体:及び(c) 前記酸化された微生物的に生産されたIL-2の水溶性を確保するために十分な量の界面活性剤: 並びに(d) 前記 (a), (b) 及び (c)が溶解される医薬として許容される水性非経腸的注射剤:の無菌溶液であることを特徴とする組成物。

抗真菌性物質BE-29602

2008年08月06日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願平3-332526 出願日 : 1991年11月21日
公開番号 : 特許公開平5-170784 公開日 : 1993年7月9日
出願人 : 萬有製薬株式会社 発明者 : 岡田 裕正 外4名

発明の名称 : 抗真菌性物質BE-29602

【構成】 式【化1】
で表される化合物、その製法及びその用途並びに新規微生物フザリウム・エスピー(Fusarium sp.)に関する。
【効果】 本発明のBE-29602は、抗真菌剤としての利用が期待される。

環状デプシペプチドおよびその製造法

2008年08月06日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平3-163085 出願日 : 1991年7月3日
公開番号 : 特許公開平5-170749 公開日 : 1993年7月9日
出願人 : 明治製菓株式会社 発明者 : 佐々木 徹 外7名

発明の名称 : 環状デプシペプチドおよびその製造法

【目的】糸状菌の培養法により新規デプシペプチドを提供する。
【構成】無胞子不完全菌に属するPF1022株を通常の微生物が利用しうる栄養物を含有する培地で培養し、得られた培養物中から溶媒抽出法、シリカゲルカラムクロマト法等を用いて目的物を単離した。PF1022B物質は分子式C64H84N4O12(式[1])、PF1022C物質は分子式C58H80N4O12(式[2])、PF1022D物質は分子式C46H72N4O12(式[3])の新規な環状デプシペプチドである。

2´,3´-ジデオキシプリンヌクレオシド類の製造方法

2008年08月06日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願平3-354562 出願日 : 1991年12月19日
公開番号 : 特許公開平5-170767 公開日 : 1993年7月9日
出願人 : 山陽国策パルプ株式会社 発明者 : 豊田 和昌 外3名

発明の名称 : 2´,3´-ジデオキシプリンヌクレオシド類の製造方法

【目的】 2',3'-ジデオキシプリンヌクレオシド類の製造方法を提供する。
【構成】 プリン化合物(I)と2',3'-ジデオキシピリミジンヌクレオシドとを、ピリミジンヌクレオシドフォスフォリラーゼおよびプリンヌクレオシドフォスフォリラーゼにより塩基交換反応を行う際に、燐酸または燐酸塩を1~20mMとすることで、定量的に2',3'-ジデオキシプリンヌクレオシド(II)を生成させる製造法。



[R1はOHまたはハロゲン、R2はHまたはアミノ基]

新規植物生長調節物質AJI-302及びその製造法

2008年08月06日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願平3-335074 出願日 : 1991年12月18日
公開番号 : 特許公開平5-170793 公開日 : 1993年7月9日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 鈴木 昭憲 外2名

発明の名称 : 新規植物生長調節物質AJI-302及びその製造法

【構成】 下記化1で表される新規植物生長調節物質AJI-302及びストレプトミセス属に属する微生物の培養によるAJI-302の製造法。
【化1】


【効果】 AJ-302は、低濃度で植物に対する生長抑制、節間短縮などの強い活性を持ち、一方抗菌性ならびに細胞毒性はほとんど有しないため、植物生長調節剤として優れている。しかも発酵により大量生産することが可能である。

新規プラスミド、微生物、抗アレルギーキメラ蛋白及びその製造方法

2008年08月06日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平4-747 出願日 : 1992年1月7日
公開番号 : 特許公開平5-176772 公開日 : 1993年7月20日
出願人 : 帝人株式会社 発明者 : 北井 一男

発明の名称 : 新規プラスミド、微生物、抗アレルギーキメラ蛋白及びその製造方法

【目的】 本発明は、抗アレルギーキメラ蛋白を提供することを目的とする。
【構成】 (a)ヒトIgE Fc領域遺伝子及びIgG Fc領域遺伝子を連結した、抗アレルギーキメラ蛋白をコードするDNA、(b)プロモーターDNA、(c)シグナルペプチドをコードするDNA、(d)菌体外分泌を促進する作用を宿主細胞に与えるDNA及び(e)プロモーターDNAよりなるプラスミド、該プラスミドにより形質転換された組換え微生物細胞、該微生物細胞を培養し抗アレルギーキメラ蛋白の製造方法及び該方法により製造された抗アレルギーキメラ蛋白。