バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ウレアーゼ活性阻害剤

2008年08月30日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2001-235894 出願日 : 2001年8月3日
公開番号 : 特許公開2003-48844 公開日 : 2003年2月21日
出願人 : 株式会社ヤクルト本社 発明者 : 柴田 英之 外7名

発明の名称 : ウレアーゼ活性阻害剤

【課題】 従来の化学療法剤に代わってウレアーゼの活性を阻害する安全な薬剤を提供すること。
【解決手段】 クレンピ(苦楝皮)抽出物、コウボク(厚朴)抽出物、コウブシ(香附子)抽出物、サンヘンズ(山扁豆)抽出物、ヒカイ(卑解)抽出物、チョウトウコウ(釣藤鈎)抽出物、カヤノミ抽出物、シテイ(柿蔕)抽出物、ゴカヒ(五加皮)抽出物、カシュウ(何首烏)抽出物、サッパン(Sappan)抽出物、台湾鈎藤抽出物、海風藤抽出物、ジュレーマ プレタ(Jurema-Preta)抽出物、紅藤抽出物、ナンキョウ抽出物、クルミ抽出物およびチャノキ抽出物から選ばれる植物抽出物の1種または2種以上を有効成分として含有することを特徴とするウレアーゼ活性阻害剤。

楠茸の菌糸体生物活性物質、その組成物質及びその製造方法

2008年08月30日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2001-278805 出願日 : 2001年9月13日
公開番号 : 特許公開2003-81863 公開日 : 2003年3月19日
出願人 : 葡萄王企業股▲分▼有限公司 発明者 : 陳勁初 外2名

発明の名称 : 楠茸の菌糸体生物活性物質、その組成物質及びその製造方法

【課題】楠茸の菌糸体液体培養により育成した楠茸の菌糸体生物活性物質、その組成物質及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明では、台湾に特有な牛楠(Cinnamomum kanehirae)の幹中心に寄生する楠茸(Antrodia camphorata またはA.cinnamomea)について、その菌糸体に液体培養を行い、多糖体を主成分とした生物的な活性物質を育成する。またそれの免疫強化機能や、抗腫瘍と抗寄生虫性にも実験を加える。更にその活性物質の製造方法及び活性物質を含んだ組成物も開示されている。

ヒトTリンパ球向性ウイルスの抗原断片

2008年08月30日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2003-172782 出願日 : 2003年6月18日
公開番号 : 特許公開2004-187671 公開日 : 2004年7月8日
出願人 : デベロップメント センター フォー バイオテクノロジー 発明者 : 林 心郁 外1名

発明の名称 : ヒトTリンパ球向性ウイルスの抗原断片

【課題】ヒトTリンパ球向性ウイルス(HTLV)とグルタチオンS-トランスフェラーゼ(GST)またはチオレドキシンとの融合蛋白質を提供する。
【解決手段】ヒトTリンパ球向性ウイルス(human T-lymphotropic virus:HTLV)の抗原断片、その断片とグルタチオン-S-トランスフェラーゼ(GST)またはチオレドキシン(Thio)との融合蛋白質、およびその融合蛋白質を作製するための方法を提供する。

低カフェインの茶葉からの抗アレルギー成分含有機能性飲食品

2008年08月30日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2003-18018 出願日 : 2003年1月27日
公開番号 : 特許公開2004-222682 公開日 : 2004年8月12日
出願人 : 生物系特定産業技術研究推進機構 外2名 発明者 : 山本 万里 外1名

発明の名称 : 低カフェインの茶葉からの抗アレルギー成分含有機能性飲食品

【課題】抗アレルギー飲食品用素材として、カフェインの量を低減させた多量にかつ継続して摂取可能な茶葉の提供。
【解決手段】「べにふうき」、「べにふじ」、「べにほまれ」、「おくみどり」、「かなやみどり」、「するがわせ」、「べにひかり」、「やまかい」、「ゆたかみどり」、「青心大パン」、「青心烏龍」、「大葉烏龍」のいずれかの生葉を85℃~95℃の温水に30秒~2分浸漬後、脱水し、慣行の蒸熱、粗揉、揉捻、中揉、精揉工程を経るか、もしくは精揉工程を省いて荒茶とする。

茶葉を原料とした抗アレルギー作用を有する機能性食品素材

2008年08月30日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2003-18017 出願日 : 2003年1月27日
公開番号 : 特許公開2004-222681 公開日 : 2004年8月12日
出願人 : 生物系特定産業技術研究推進機構 外2名 発明者 : 山本 万里 外1名

発明の名称 : 茶葉を原料とした抗アレルギー作用を有する機能性食品素材

【課題】メチルカテキン及びストリクチニンといったような抗アレルギー成分を安定的に効率よく得ることを実現し、それによって、抗アレルギー成分を多く含む食品素材の安定的かつ効率的な製造を可能にする。
【解決手段】抗アレルギー成分であるメチルカテキンを効率よく摂取するためには、「べにふうき」、「べにふじ」、「べにほまれ」、「おくみどり」、「かなやみどり」、「するがわせ」、「べにひかり」、「やまかい」、「ゆたかみどり」、「青心大パン」、「青心烏龍」、「大葉烏龍」「やえほ」等のアッサム雑種/中国種/台湾系統の茶葉から、メチルカテキン含量の少ない木茎を除去した茶を使用した食品素材を製造する。ストリクチニンを多く摂取するためには、一番茶新葉を用いる。

触媒反応により形成するインドール構造を備えた化合物の形成方法及びその抗ガン剤における応用

2008年08月30日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-33995 出願日 : 2007年2月14日
公開番号 : 特許公開2008-195671 公開日 : 2008年8月28日
出願人 : 國立台湾師範大学 発明者 : 姚 清發 外1名

発明の名称 : 触媒反応により形成するインドール構造を備えた化合物の形成方法及びその抗ガン剤における応用

【課題】触媒反応により形成するインドール構造を備えた化合物の方法及びその抗ガン剤における応用の提供。
【解決手段】触媒反応を含み、しかも上記の触媒反応は少なくとも一種のルイス酸を触媒とし、α、β不飽和ケトンとインドール或いはその派生物に対して反応を行い、或いは触媒α、β不飽和アルデヒドとインドール或いはその派生物に対して反応を行う。上記のルイス酸は以下のグループ、すなわち金属ハロイド物、ハロゲン、無機塩化アンモニウム、有機硫酸(塩)類中の一つを含む。また本発明は3インドール構造 (3-indole based)を備えた化合物の抗ガン剤における応用も掲示する。

マルチプラスミド法を用いた次世代微生物利用技術による化合物ライブラリーの構築

2008年08月30日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
平成18年度成果報告書 平成17年度第2回採択産業技術研究助成事業 05A07510d 作成者 国立大学法人東京大学鮒信学
プロジェクト名称 P00041 産業技術研究助成事業 ページ数 17
要約 イネOryzasativaのゲノムには、31種類ものIII型ポリケタイド合成酵素(PKS)が存在する。我々は、それらIII型PKSの網羅機能解析を行った。その結果、os07g17010(NCBIaccessionNo.AK109558)がクルクミノイド合成酵素(CUS)であることが判明した。クルクミノイドは、ウコンに特有な植物ポリケタイドであり、抗酸化作用、抗ガン作用などの有益な薬理活性を持つ。これまでクルクミノイドを合成する酵素の報告例はなく、CUSは新規なIII型PKSである。ポリケタイド修飾酵素として、イネO.sativaからピノシルビンメチルトランスフェラーゼをクローニングした。本遺伝子の組換え大腸菌を用い、スチルベンメチルエーテルの生産に成功した。さらに、非天然型のスチルベンメチルエーテルの生産に成功した。スチルベンは修飾を受けることでより高い生理活性を得る。例えば、レスベラトロールメチルエーテルはレスベラトロールよりも高い抗腫瘍活性を持つことが報告されている。 報告書バーコード 100012036

生体触媒を高効率で内包する単分散ベシクル製造技術

2008年08月30日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
平成16年度~平成18年度成果報告書 平成16年度第2回採択産業技術研究助成事業 04A33523d 生体触媒を高効率で内包する単分散ベシクル製造技術とそのマイクロバイオリアクターとしての利用技術の開発
作成者 国立大学法人筑波大学市川創作
プロジェクト名称 P00041 産業技術研究助成事業 ページ数 31
要約 ベシクル製造技術に関して、ベシクルの構成脂質を乳化剤として単分散なW/Oエマルションを作製することができた。この成果により、ベシクル作製プロセスを簡略化・効率化することができた。また、ベシクル内での生物反応を制御する基盤技術の開発に関して、本研究課題で開発した新規なベシクル調製法を用いて酵素内包ベシクルを調製し、微小なバイオリアクターとしてベシクル内で酵素反応を行うことができた。 報告書バーコード 100012033

新規アシル基転移酵素を利用した遺伝子組換え植物による生分解性ポリエステルの効率的な生産法の開発

2008年08月30日 | 医療 医薬 健康
平成18年度~平成19年度成果報告書 平成18年度第2回採択産業技術研究助成事業 
新規アシル基転移酵素の創出と、それを利用した遺伝子組換え植物による生分解性ポリエステルの効率的な生産法の開発
作成者 国立大学法人北海道大学松本謙一郎
プロジェクト名称 P00041 産業技術研究助成事業 ページ数 17
要約 変異型アシル基転移酵素を、その他のポリエステル生合成系遺伝子群と共にシロイヌナズナに導入した。変異型アシル基転移酵素を導入した組換え株は、ポリマーの蓄積率が平均で約2 倍に増加した他、炭素数が14までの中鎖モノマーを含む共重合体を合成した。さらに、将来的にこの合成系を導入する目的で、ジャガイモの地下塊茎に特異的にポリエステルを蓄積する系を構築した。 報告書バーコード 100012029

麹菌による酵素量産技術

2008年08月30日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
平成18年度~平成19年度成果報告書 微生物機能を活用した環境調和型製造基盤技術開発/微生物機能を活用した高度製造基盤技術開発 高性能宿主細胞創製技術の開発、微生物反応の多様化・高機能化技術の開発、バイオリファイナリー技術の開発、総合調査研究 環境調和型ソフトバイオマス糖化技術の開発:作成者 月桂冠株式会社

 麹菌beta-グルコシダーゼ遺伝子のクローニングと高発現a.麹菌beta-グルコシダーゼ遺伝子のクローニング:麹菌由来のbeta-グルコシダーゼ遺伝子26種類をすべてサブクローニングすることが出来た。b.麹菌beta-グルコシダーゼ遺伝子の高発現:上記26種類のbeta-グルコシダーゼ遺伝子をsodMプロモーターの下流に接続し、麹菌発現プラスミドを構築し、麹菌に形質転換後、麹菌で発現・生産させることに成功した。報告書バーコード 100011911