バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新規マクロライド抗生物質および微生物変換を利用したマクロライド抗生物質の製造法

2008年08月11日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願平4-86915 出願日 : 1992年4月8日
公開番号 : 特許公開平5-286990 公開日 : 1993年11月2日
出願人 : 明治製菓株式会社 発明者 : 原 修 外4名

発明の名称 : 新規マクロライド抗生物質および微生物変換を利用したマクロライド抗生物質の製造法

【目的】微生物変換により新規マクロライド抗生物質を提供する。
【構成】アミコラトプシス・エスピー・SF2748株を用いて通常の微生物が利用しうる栄養物を含有する培地でエリスロマイシンの添加培養を行い、得られた培養物中から溶剤抽出法、シリカゲル・カラムクロマト法等を用いて3”-O-メチルメガロマイシンAおよび3”-O-メチルメガロマイシンBを単離した。

新規な大環状ラクトンおよびその生産菌

2008年08月11日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平4-323407 出願日 : 1992年12月2日
公開番号 : 特許公開平5-292948 公開日 : 1993年11月9日
出願人 : ファイザー製薬株式会社 発明者 : 西田 博之 外5名

発明の名称 : 新規な大環状ラクトンおよびその生産菌

【目的】 本発明は新菌株ストレプトミセス・ハイグロスコピカス( 微工研条寄第3688号) を提供する。また新菌株ストレプトミセス・ハイグロスコピカス(微工研条寄第3688号)、アクチノプラネス・エスピー(Actinoplanes sp., 微工研条寄第3832号)またはストレプトミセス・トヨカエンシス・サブエスピー・フミコラ(Streptomyces toyokaensis subsp. humicola, ATCC 39471)から生産される新規大環状ラクトンおよび該大環状ラクトンからなる免疫抑制用、真菌治療用または悪性腫瘍治療用医薬組成物を提供する。
【構成】 下記の式の化合物ならびに下記化合物の治療有効量と薬学的に許容される担体とからなる免疫抑制用、真菌治療用または悪性腫瘍治療用医薬組成物。



(式中、R1は酸素、二つの水素、または一つの水素と一つの水酸基であり、R2 ,R3 およびR5はそれぞれ独立に水素、水酸基またはメトキシ基であり、そしてR4は水素または水酸基であるが、ただし、R1が酸素であり、R4が水酸基であり、且つR5がメトキシ基であるときは、R2がメトキシ基であることはなく、またR2およびR3が同時に水酸基であることもない)。

バシラス・サチリス染色体DNA領域

2008年08月11日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平4-298004 出願日 : 1992年10月9日
公開番号 : 特許公開平5-292977 公開日 : 1993年11月9日
出願人 : エニリチェルヘ・ソシエタ・ペル・アチオニ 発明者 : グィード・グランディ 外5名

発明の名称 : バシラス・サチリス染色体DNA領域

【目的】 多酵素系複合サーファクチンシンセターゼをエンコードするsrfAオペロンを包含するバシラス・サチリス染色体DNA領域を提供する。
【構成】 サーファクチンの生産及びバシラス・サチリス(Bacillus subtilis)におけるコンピテンスの誘発に関連する多酸素系(multenzymatic)複合サーファクチンシンセターゼをエンコードするsrfAオペロンを包含するバシラス・サチリスの染色体DNA領域のクローニング及び配列決定。サーファクチン(B.サチリスにより生産される環状リポペプチド)は、ヘプタペプチドと、炭素原子13~15個の鎖を有するβ-ヒドロキシ脂肪酸の混合物で表される脂質部分とで構成される。

微生物によるヒト血清アルブミンの製造方法

2008年08月11日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平2-411507 出願日 : 1982年8月27日
公開番号 : 特許公開平5-292993 公開日 : 1993年11月9日
出願人 : ジェネンテク・インコーポレイテッド 発明者 : リチャード・エム・ローン

発明の名称 : 微生物によるヒト血清アルブミンの製造方法

【目的】 ヒトの治療に使用されるヒト血清アルブミン(HSA)を組換えDNA技術を使って微生物中で製造する方法の提供。
【構成】 ヒト血清アルブミンの製造方法であって、明細書に記載のヌクレオチド配列から実質的に成るDNAを含むベクターを構築し、このベクターで宿主細胞を形質転換し、形質転換された細胞を培養し、前記ヒト血清アルブミンを回収することからなる方法。宿主細胞は真核細胞、特にSaccharomyces cerevisiaeであることを特徴とする。

抗生物質WAP-4068および誘導体ならびにそれらの製造法

2008年08月11日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願平4-121093 出願日 : 1992年4月16日
公開番号 : 特許公開平5-294952 公開日 : 1993年11月9日
出願人 : わかもと製薬株式会社 発明者 : 平田 晴久 外5名

発明の名称 : 抗生物質WAP-4068および誘導体ならびにそれらの製造法

【目的】 カンジダ症及びアスペルギルス症などの真菌感染症の治療に有用な新規抗生物質ならびに該抗生物質を産生する微生物の探索。
【構成】 一般式〔I〕で示される新規抗生物質WAP-4068、該WAP-4068を加水分解して得られる一般式〔II〕で示される化合物および一般式〔I〕の化合物または一般式〔II〕の化合物をエステル化して得られる誘導体ならびに、該抗生物質を産生するシュードモナス属に属する生産菌および該抗生物質、該化合物ならびに誘導体を有効成分とする抗真菌剤。



〔式中、R1はCH3-CH2-CH=CH-(CH2)2-,CH3-(CH2)5-,CH3-CH2-CH=CH-(CH2)4-,CH3-(CH2)4-CH=CH-CH2-またはCH3-(CH2)7-を示す〕
【効果】 カンジダ・アルビカンスおよびアスペルギルス・フミガタスに対し強い抗菌活性を示した。


抗生物質AB-041およびその製造法

2008年08月11日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願平4-325716 出願日 : 1992年12月4日
公開番号 : 特許公開平5-294982 公開日 : 1993年11月9日
出願人 : ミニステロ、デル、`ウニベルシタ´、エ、デラ、リチェルカ、シェンティフィカ、エ、テクノロジカ 発明者 : ヌンツィオ、アンドリオロ 外7名

発明の名称 : 抗生物質AB-041およびその製造法

【目的】 蔓延する草から作物を保護するための手段を提供する。
【構成】 水性培地中でのStreptomyces sp.NCIMB40428の制御された好気性培養により得られる抗生物質AB-041。この抗生物質AB-041は、生物活性、特に除草活性を示す。

細胞障害性リンパ球成熟因子およびそれに対するモノクローナル抗体

2008年08月11日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願平2-413259 出願日 : 1990年12月22日
公開番号 : 特許公開平5-294999 公開日 : 1993年11月9日
出願人 : エフ・ホフマン-ラ ロシユ アーゲー 発明者 : チゾニット,リチャード,アンソニー 外6名

発明の名称 : 細胞障害性リンパ球成熟因子およびそれに対するモノクローナル抗体

【目的】 ヒトBリンパ芽球細胞系により生産され合成される、細胞障害性リンパ球成熟因子(CLMF)と呼ばれるサイトカインタンパク質、該タンパク質をコードするクローン化された遺伝子およびその誘導体、該タンパク質をコードするポリヌクレオチドを含有する組換えベクター、該組換えベクターで形質転換された微生物、該タンパク質に対する抗体、ならびに該タンパク質、ベクターおよび抗体を製造する方法、該CLMFタンパク質を用いるLAK細胞、T-細胞またはナチュラルキラー細胞の刺激法の提供。
【構成】 CLMF活性を有する実質的に純粋な形態のタンパク質、または該活性を有しそして天然形CLMFのアミノ酸配列の少くとも一部分を含有する前記タンパク質の誘導体。
【効果】 CLMFは低濃度のIL-2の存在下にリンフォカイン活性化キラー(LAK)細胞の細胞溶解活性を相乗的に誘導し、T-細胞増殖を刺激できる。また、抗腫瘍活性を有する。

TAN-1496系化合物,その製造法および用途

2008年08月11日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平4-195457 出願日 : 1992年7月22日
公開番号 : 特許公開平5-301877 公開日 : 1993年11月16日
出願人 : 武田薬品工業株式会社 発明者 : 谷田 清一 外2名

発明の名称 : TAN-1496系化合物,その製造法および用途

【目的】腫瘍治療剤として有用な、DNAトポイソメラーゼI阻害活性を有する物質を提供する。
【構成】DNAトポイソメラーゼI阻害活性を有する一般式【化1】



〔式中、XおよびYは同一または異なって、水素、メルカプト基、低級アルキルチオ基またはXとYとが一緒になって-(S)n-(nは1から4の整数を示す)で表される基を、Zは水素または置換されていてもよいカルバモイル基を、R1およびR2は同一または異なって水素原子またはアセチル基を示す。〕で表される化合物またはその塩。
【効果】本発明の化合物またはその塩は、抗腫瘍剤として有用であり、又新規誘導体合成の中間体としても有用である。

新規ラパマイシン生産菌

2008年08月11日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願平4-107612 出願日 : 1992年4月27日
公開番号 : 特許公開平5-304946 公開日 : 1993年11月19日
出願人 : ファイザー製薬株式会社 発明者 : 山内 雄治 外3名

発明の名称 : 新規ラパマイシン生産菌

【目的】 従来に比べラパマイシンを効率よく生産する菌であり、かつストレプトミセス属とは異なる属に属する新菌株を提供する。
【構成】 ラパマイシン生産能を有するアクチノプラネス属に属する微生物(微工研条寄第3832号:FERM BP-3832)及び該微生物を培養して培地中に生産されるラパマイシンを回収する方法。