バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

プロテインC又は活性化プロテインCの新規用途

2008年08月04日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平4-121795 出願日 : 1992年5月14日
公開番号 : 特許公開平5-132427 公開日 : 1993年5月28日
出願人 : イムノ・アクチエンゲゼルシヤフト 発明者 : ヨハン・アイブル 外2名

発明の名称 : プロテインC又は活性化プロテインCの新規用途

【構成】 循環障害を有する患者の微小循環を維持、改善させるために有用な免疫グロブリンGを全く含まない薬物を調製するための、プロテインC又は活性化プロテインCの新規な用途を提供する。
【効果】 本発明にかかるプロテインCまたは活性化プロテインCを含有する医薬製剤は、悪性疾患、自己免疫疾患、免疫複合体疾患、感染症、及びショック症候群に付随する循環障害の処置、障害を受けた微小循環を原因とする炎症反応の緩解、細菌感染を原因とする電撃性紫斑病の処置及び予防、局所及び全身シュワルツマン反応に相当する臨床像の処置及び予防、腸の慢性炎症性疾患の処置及び予防、ならびに潰瘍性皮膚炎の処置及び予防に有用である。

HIV-1に対する新規多価DNAワクチン

2008年08月04日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2003-83104 出願日 : 2003年3月25日
公開番号 : 特許公開2004-2343 公開日 : 2004年1月8日
出願人 : よこはまティーエルオー株式会社 外1名 発明者 : 奥田 研爾

発明の名称 : HIV-1に対する新規多価DNAワクチン

【課題】HIV-1に対する新規多価DNAワクチンの提供。
【解決手段】本願発明に係る多価DNAワクチンは、以下の19個のエピトープ:clade C V3、clade A V3、clade B V3、clade E V3、CD4結合部位、gp120 CTL、gp41 neutralizing、nef CTL、Rev CTL、Tat CTL-1、Tat CTL-2、V3 CTL、V4 CTL、gp41、Gag、GagCTL-1、Gag CTL-2、Pol CTL-1、Pol CTL-2を、それぞれヒト型化コドンを用いて、コードする各DNAを結合して成るヌクレオチドを含む。 J-Store 特許コード P06A009582

経口投与によるHIVワクチン

2008年08月04日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2003-138204 出願日 : 2003年5月16日
公開番号 : 特許公開2004-339160 公開日 : 2004年12月2日
出願人 : 株式会社ヤクルト本社 発明者 : 忻 克勤 外3名

発明の名称 : 経口投与によるHIVワクチン

【課題】粘膜免疫を誘導する経口性エイズワクチンを開発するに際して、安全な経口投与によるHIVワクチンを得る。具体的には、非病原性のベクターを用い、更に、投与を終えた後に不用意に腸管に住みつく虞のないベクターを用い安価な経口投与によるHIVワクチンを得る。
【解決手段】乳酸菌の菌体表層にHIV由来の蛋白質を発現させたことを特徴とするものである。特に、この乳酸菌としては、ラクトコッカス・ラクチス(Lactococcus lactis)であり、この菌体表層にHIVのエンベロープ蛋白質を発現させたものである。

抗ヒト免疫不全ウイルス感染防御用キメラ5型/35型アデノウイルスベクター

2008年08月04日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2003-399016 出願日 : 2003年11月28日
公開番号 : 特許公開2007-37402 公開日 : 2007年2月15日
出願人 : 株式会社プライミューン 外1名 発明者 : 島田 勝 外1名

発明の名称 : 抗ヒト免疫不全ウイルス感染防御用キメラ5型/35型アデノウイルスベクター

【課題】肝臓に対する毒性が軽減された新たな HIV 感染防御用のアデノウイルスベクターを提供することを課題とする。
【解決手段】非増殖型 5 型アデノウイルスに、ヒト免疫不全ウイルスのエンベロープ蛋白もしくはそれと同様の機能を有するその変異体をコードする遺伝子が発現可能なように組み込まれており、かつ当該 5 型アデノウイルスのファイバー蛋白をコードする遺伝子が 35 型アデノウイルスのファイバー蛋白もしくはそれと同様の機能を有するその変異体をコードする遺伝子に発現可能なように置換されているキメラ 5 型/35 型アデノウイルスベクターは、肝臓への毒性が軽減され、かつ非常に強い HIV 特異的細胞性免疫応答を惹起することができ、HIV 感染防御用の医薬として極めて有効である。

抗後天性免疫不全症候群ウイルス剤

2008年08月04日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-239877 出願日 : 2005年8月22日
公開番号 : 特許公開2007-55904 公開日 : 2007年3月8日
出願人 : 国立大学法人東京工業大学 発明者 : 山瀬 利博 外2名

発明の名称 : 抗後天性免疫不全症候群ウイルス剤

【課題】 既知の抗HIV剤に比べて強い抗AIDS作用を示し、かつ毒性の低い化合物を提供すること。
【解決手段】 一般式:
[(BiW9O33)2V3O3]p- (1)
[式中、pは9~12の整数を示す。]
で表されるヘテロポリ酸イオンの塩を有効成分とする抗後天性免疫不全症候群ウイルス剤。 明細書Text >> J-tokkyo

アルツハイマー病の予防又は治療剤

2008年08月04日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-269545 出願日 : 2005年9月16日
公開番号 : 特許公開2007-77103 公開日 : 2007年3月29日
出願人 : 公立大学法人横浜市立大学 発明者 : 田村 友一 外3名

発明の名称 : アルツハイマー病の予防又は治療剤

【課題】 副作用が低減され、それにもかかわらず高い予防又は治療効果を発揮することができる、アルツハイマー病の予防又は治療剤を提供すること。
【解決手段】 アルツハイマー病の予防又は治療剤は、抗β-アミロイドペプチド抗体のF(ab')2フラグメント又は該フラグメントの一部であって少なくともその可変領域を含む断片若しくは該断片の結合物であってβ-アミロイドペプチドとの結合能を維持するものを有効成分として含有する。 明細書Text >> J-tokkyo

緑膿菌に対して感染防御能を誘導できる医薬組成物

2008年08月04日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2006-319535 出願日 : 2006年11月28日
公開番号 : 特許公開2008-133206 公開日 : 2008年6月12日
出願人 : 公立大学法人横浜市立大学 発明者 : 武下 文彦 外2名

発明の名称 : 緑膿菌に対して感染防御能を誘導できる医薬組成物

【課題】 緑膿菌に対して効果的に感染防御能を誘導できる医薬組成物の提供。
【解決手段】 下記(1)~(3)等のいずれかの成分を含む医薬組成物。(1) 緑膿菌の細胞外膜蛋白OprFの全長(一部)をコ-ドするDNA、緑膿菌の細胞外膜蛋白OprIの全長(一部)をコ-ドするDNA、緑膿菌のIII型分泌機構制御蛋白PcrVの全長(一部)をコ-ドするDNA、及び緑膿菌の毛状付属器蛋白PilAの全長(一部)をコ-ドするDNAをそれぞれ含むベクタ-の混合物(2) 緑膿菌の細胞外膜蛋白OprFの全長(一部)、緑膿菌の細胞外膜蛋白OprIの全長(一部)、III型分泌機構制御蛋白PcrVの全長(一部)、及び毛状付属器蛋白PilAの全長(一部)の融合物をコ-ドするDNAを含むベクタ-(3) 緑膿菌の細胞外膜蛋白OprFの全長(一部)、緑膿菌の細胞外膜蛋白OprIの全長(一部)、緑膿菌のIII型分泌機構制御蛋白PcrVの全長(一部)、及び緑膿菌の毛状付属器蛋白PilAの全長(一部)の混合物

赤外線光合成の生物、世界の水域に生息…京大など発見

2008年08月04日 | 生命科学 生物誌
 目に見えない赤外線を活用して光合成をする生物が、世界の海や湖に広く分布している証拠を海洋研究開発機構と京都大が初めて発見した。
 成果は米科学誌サイエンス最新号に掲載された。
 植物や海藻など光合成をするほとんどの生物は、太陽から来る可視光線を体内の葉緑体(クロロフィル)で吸収する。1996年、赤外線(近赤外光)を吸収する葉緑体クロロフィルdを持つ細菌が暖かい海のホヤに寄生していることがわかったが、特定海域にしかいないと考えられていた。読売新聞 2008-08-04

難病患者からiPS細胞作製 米大チーム、病態解明に光

2008年08月04日 | NEWSクリッピング
 高齢の神経難病患者の皮膚細胞からまず万能細胞(iPS細胞)を作製、運動神経などの細胞まで作り出すことに、米ハーバード大のケビン・エガン准教授とコロンビア大の研究チームが成功した。
 健康な人の細胞から万能細胞を作った報告例はすでにあるが、患者の細胞を利用して万能細胞を作り出したとする論文は初めてという。病態の解明に大いに役立ちそうだ。 Asahi.com.,2008年8月3日
iSP万能細胞 2008 >>バイオ塾情報創庫DB 2008-08-04