バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ポリエステルの製造方法

2008年03月18日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平10-49867 出願日 : 1998年3月2日
公開番号 : 特許公開平11-243956 公開日 : 1999年9月14日
出願人 : 財団法人地球環境産業技術研究機構 外2名 発明者 : 横溝 聡 外2名

発明の名称 : ポリエステルの製造方法

【課題】ポリエステル重合酵素遺伝子を含むプラスミドベクターにより形質転換した大腸菌を用いて、熱安定性や成形性に優れた生分解性ポリエステルを安価に生産する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ポリエステル重合酵素遺伝子を含む組換えベクターにより大腸菌を形質転換し、得られた形質転換体を油脂関連物質により脂肪酸資化能を誘導し、その脂肪酸資化能誘導株を油脂関連物質を炭素源とする培地で培養し、得られる培養物からポリエステルを採取することを特徴とするポリエステルの製造方法。

ポリエステル合成能を有する植物及びポリエステルの製造方法

2008年03月18日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平10-103671 出願日 : 1998年3月31日
公開番号 : 特許公開平11-276180 公開日 : 1999年10月12日
出願人 : 理化学研究所 外2名 発明者 : 仲下 英雄 外4名

発明の名称 : ポリエステル合成能を有する植物及びポリエステルの製造方法

【課題】 ポリエステル合成能を有する植物及びポリエステルの製造方法の提供。
【解決手段】 ポリエステル合成酵素をコードする遺伝子及びアセトアセチル-CoAリダクターゼをコードする遺伝子を含有する発現用組換えベクター、該組換えベクターを含む形質転換体、及び該形質転換体を培養又は栽培し、得られる培養物又は栽培物からポリエステルを採取することを特徴とするポリエステルの製造方法。

ポリ-3-ヒドロキシアルカン酸の製造法

2008年03月18日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平10-268791 出願日 : 1998年9月22日
公開番号 : 特許公開2000-135083 公開日 : 2000年5月16日
出願人 : 科学技術振興事業団 外1名 発明者 : 田口 一徳 外2名

発明の名称 : ポリ-3-ヒドロキシアルカン酸の製造法

【課題】 ポリ-3-ヒドロキシアルカン酸を簡便かつ大量に、しかも安価に製造することのできる新しい製造方法と、この製造方法に用いる遺伝子組換え生物を提供する。
【解決手段】 ポリ-3-ヒドロキシアルカン酸重合酵素遺伝子と、脂肪酸合成酵素遺伝子とを宿主微生物に導入して作出した形質転換微生物と、この形質転換微生物を炭素源存在下で増殖させ、この増殖微生物からポリ-3-ヒドロキシアルカン酸を単離・精製することを特徴とするポリ-3-ヒドロキシアルカン酸の製造方法。

「老化」を科学的に解明する、アンチエイジング最前線

2008年03月18日 | 医療 医薬 健康
現在、老化の原因と目されているものには「酸化ストレス」「免疫力低下」などいくつかありますが、「ホルモンの低下」もその一つ。中でも、抗加齢ホルモン(DHEA―S)検査による老化度チェック(横浜・ゆうあいクリニック)が大きな話題を集めています。http://diamond.jp/series/healthy/10021/

▼アンチエイジングコースの人気の秘密となっているのが、「抗加齢ホルモン検査」。
これは、がんの発生の抑制にも関与し、体内のホルモンの源といわれるDHEA-S(抗加齢ホルモン)の分泌量を調べる検査になります。
DHEA-Sには、(1)免疫機能の向上、(2)ストレスへの抵抗性の向上、(3)肌のツヤ・ハリが向上、(4)性的ときめきや精力の向上、(5)動脈硬化・骨粗しょう症などの抑制、(6)筋肉が増加・体脂肪が減少、などの働きがあると言われ、20歳をピークに年齢と共に低下します。
この検査では血中のDHEA-S(抗加齢ホルモン)の濃度を測定することでホルモン年齢を知ることができます。http://www.cancer-net.jp/hormone

生物テロ発生時、兵器特定可能な「DNAチップ」開発

2008年03月18日 | NEWSクリッピング
 警察庁の科学警察研究所(科警研)は17日、東芝や帯広畜産大「大動物特殊疾病研究センター」と共同で、生物テロが起きた際、散布された生物兵器を特定できる新型の「DNAチップ」を開発したと発表した。
 半日近くかかるとされていた細菌やウイルスの鑑定が大幅に短縮され、避難誘導やワクチンの用意など早めの防護策が可能になる。読売新聞2008-04-18 バイオ塾情報創庫DB 2008-03-18

組換カンジダルゴサリパーゼ

2008年03月18日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2001-328304 出願日 : 2001年10月25日
公開番号 : 特許公開2003-144162 公開日 : 2003年5月20日
出願人 : アカデミア・シニカ 発明者 : チェイ-フー ショー 外2名

発明の名称 : 組換カンジダルゴサリパーゼ

【課題】一般的な宿主細胞において、異種C.rugosaリパーゼを機能的に発現させるのに用いられうる核酸;工業的用途のための特定の性質を有するリパーゼ;ならびに該リパーゼを生産しうる微生物を提供すること。
【解決手段】C.rugosaリパーゼをコードする野生型DNAに対して少なくとも80%同一であり、かつ野生型DNAにおけるCTGに対応する少なくとも12コドンを含み、該12コドンのそれぞれが、独立して、TCT、TCC、TCA、TCG、AGT又はAGCである変異型DNAであり、C.rugosaリパーゼをコードする変異型DNAを含有した単離核酸;第1のC.rugosaリパーゼの基質相互作用ドメインと第2のC.rugosaリパーゼの基質相互作用ドメインとを含有したキメラC.rugosaリパーゼ;該核酸にコードされたC.rugosaリパーゼ;並びに該核酸を含有した微生物。

光学活性2-アシルチオ-3-フェニルプロピオン酸類

2008年03月18日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願2001-326606 出願日 : 2001年10月24日
公開番号 : 特許公開2003-125795 公開日 : 2003年5月7日
出願人 : 三菱瓦斯化学株式会社 発明者 : 日高 敏雄 外3名

発明の名称 : 光学活性2-アシルチオ-3-フェニルプロピオン酸類又は光学活性2-メルカプト-3-フェニルプロピオン酸類の製造法

【構成】ベンズアルデヒド類を出発原料として縮合反応によって得られたアシル化メルカプト桂皮酸誘導体を水素添加してアシル化メルカプトフェニルプロピオン酸類のエナンチオマー混合物を得る第一工程、及び、該アシル化メルカプトフェニルプロピオン酸類のエナンチオマー混合物に対し酵素を用いて一方の光学活性を有するエナンチオマーを不斉選択的に加水分解し、分離する第二工程からなる。
【効果】循環器薬等の医薬品の合成中間体として重要な光学活性2-アシルチオ-3-フェニルプロピオン酸及びその対掌体光学活性2-メルカプト-3-フェニルプロピオン酸を、比較的安価な原料を用い、高い光学純度及び高い収率で、比較的短い工程で製造することが出来る。

組換え微生物を用いた脱硫方法

2008年03月18日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2001-348385 出願日 : 2001年11月14日
公開番号 : 特許公開2003-144167 公開日 : 2003年5月20日
出願人 : 財団法人 国際石油交流センター 発明者 : 渡邉 君子 外2名

発明の名称 : 組換え微生物を用いた脱硫方法

【課題】 微生物を用いて難脱硫性の含硫複素環式化合物を効果的に脱硫する方法を提供する。
【解決手段】 以下の(a)又は(b)のDNAからなるプロモーターの下流に脱硫酵素遺伝子を含む組換え微生物を用いた、含硫複素環式化合物の脱硫方法。
(a)配列番号1で示されるプロモーター活性を有するDNA。
(b)配列番号1で示されるDNAと相補的な塩基配列を有するDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつプロモーター活性を有するDNA。

鼻に一吹き 感染を防御/インフルエンザ新ワクチン開発

2008年03月18日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
 注射器がいらず、鼻の粘膜に吹き付けるだけでインフルエンザウイルスの感染を防ぐワクチンの開発に、厚生労働省の研究班(主任研究者・長谷川秀樹国立感染症研究所室長)が成功した。ウイルスの株(系統)が違っても効果を発揮するため、どの株から変異するか予測できない新型インフルエンザへの対応策として期待される。
 従来の注射ワクチンは、血液中にウイルスに対する「抗体」をつくる仕組み。これに対し、研究班はウイルスが侵入する粘膜の外側に抗体をつくり、感染そのものを防御する方法に取り組んだ。日本農業新聞 掲載日:08-03-16