バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新規な紅藻粘質多糖分解酵素

2007年08月17日 | 加齢 老化制御
出願番号 : 特許出願平6-57469 出願日 : 1994年3月28日
公開番号 : 特許公開平7-255475 公開日 : 1995年10月9日
出願人 : フードデザイン技術研究組合 発明者 : 野村 和代 外6名

発明の名称 : 新規な紅藻粘質多糖分解酵素及びその製造法並びにそのための新規な微生物

【目的】 耐熱性に優れた紅藻粘質多糖分解酵素及びそれを製造する方法、更には、そのような分解酵素を有利に生産し得る新規な微生物を提供すること。
【構成】 紅藻粘質多糖をエンド型に加水分解し、重合度4を主体とするオリゴ糖を生成する反応を触媒する紅藻粘質多糖分解酵素であって、オゴノリ熱水抽出物を基質としたときの至適温度は55℃であり、pH7.5、10分間、基質非存在の条件下では、50℃で安定、95℃で約72.5%の活性が残存している等の理化学的性質を有している。かかる分解酵素は、土壌由来の微生物を培養し、その培養物から採取することにより、得ることが出来る。この分解酵素を生産する微生物としては、FERM P-13767として寄託されたシュードモナス・エスピー・O-148( Pseudomonas sp. O-148)が用いられる。

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