バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

微生物代謝産物およびそれを有効成分とする抗腫瘍剤

2007年08月15日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平6-39144 出願日 : 1994年2月14日
公開番号 : 特許公開平7-227289 公開日 : 1995年8月29日
出願人 : 日本メクトロン株式会社 発明者 : 平光 時幸 外2名

発明の名称 : 微生物代謝産物およびそれを有効成分とする抗腫瘍剤

【目的】 コージセプス オフィオグロソィデスの微生物代謝産物であって、抗腫瘍活性を有する疎水性物質を提供する。
【構成】 コージセプス オフィオグロソィデス(IFO 8992)を用い、この培養培地を有機溶媒で抽出することにより、疎水性物質としての微生物代謝産物が得られる。この物質は、約0.1~0.0125μg/mlの濃度でマウス腫瘍細胞YAC-1の増殖を完全に抑制し、抗腫瘍作用のあることが認められた。

シュウロチンAの製造方法

2007年08月15日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平6-39143 出願日 : 1994年2月14日
公開番号 : 特許公開平7-227294 公開日 : 1995年8月29日
出願人 : 日本メクトロン株式会社 発明者 : 平光 時幸 外2名

発明の名称 : シュウロチンAの製造方法

【目的】 微生物を培養してシュウロチンAを製造するに際し、高産生能力を有する方法を提供する。
【構成】 微生物コージセプス オフィオグロソィデス(IFO 8992)を培養し、シュウロチンAを生成、蓄積せしめて、これを採取してシュウロチンAを製造する。

アブラツボラクタム類、その生産微生物及び製造法、並びに抗炎症剤

2007年08月15日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願平6-276901 出願日 : 1994年11月11日
公開番号 : 特許公開平7-228583 公開日 : 1995年8月29日
出願人 : 財団法人相模中央化学研究所 発明者 : 上村 大輔 外7名

発明の名称 : アブラツボラクタム類、その生産微生物及び製造法、並びに抗炎症剤

【目的】 海洋微生物の培養液から、新規な構造を有する抗腫瘍性物質及び/又は抗炎症性物質を提供する。
【構成】 微生物培養液を抽出、精製して得られる、下記一般式【化1】
で表されるアブラツボラクタム類(式中、R1及びR2は独立に水素原子又は水酸基の保護基を表し、R3及びR4は独立に水素原子又は低級アルキル基を表す)、それらを生産できるストレプトマイセス属微生物及びアブラツボラクタム類の製造方法、並びに抗炎症剤。
【効果】 アブラツボラクタム類は、マウスリンパ性白血病細胞(P388)に対する増殖阻害活性、ヒト好中球のO2-産生阻害活性、細胞内ホスホリパーゼA2阻害活性及びヒト好中球のPAF産生阻害活性を有し、抗腫瘍剤、抗炎症剤等の医薬品として利用することが期待される。

セントロメア局在タンパク遺伝子のコンディショナルノックアウト細胞

2007年08月15日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-16080 出願日 : 2006年1月25日
公開番号 : 特許公開2007-195430 公開日 : 2007年8月9日
出願人 : 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 発明者 : 深川 竜郎 外2名

発明の名称 : セントロメア局在タンパク遺伝子のコンディショナルノックアウト細胞

【課題】セントロメアに局在するタンパク遺伝子のノックアウト細胞の提供。
【解決手段】特定のアミノ酸配列からなるか、又は特定のアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、セントロメアに局在し、かつCENP-H及びCENP-Iに結合性を有するタンパク質CENP-K又はCENP-Mの遺伝子の染色体上における機能が欠損しており、テトラサイクリンに応答するプロモーターの下流に挿入された当該CENP-K又はCENP-Mの遺伝子を有する、テトラサイクリン応答性CENP-K又はCENP-Mノックアウト細胞。

出願番号 : 特許出願2006-16079 出願日 : 2006年1月25日
公開番号 : 特許公開2007-195429 公開日 : 2007年8月9日
出願人 : 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 発明者 : 深川 竜郎 外2名

発明の名称 : セントロメア局在タンパク遺伝子のノックアウト細胞

【課題】染色体分配機構の解明、及びがん創薬の有用なモデル細胞になり得る、セントロメアに局在するタンパク遺伝子のノックアウト細胞の提供。
【解決手段】特定のアミノ酸配列からなるか、又は特定のアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、セントロメアに局在し、かつCENP-H及びCENP-Iに結合性を有するタンパク質CENP-O又はCENP-Pをコードする遺伝子の機能を欠損させた細胞。

核酸増幅分析装置

2007年08月15日 | からだと遺伝子
公開番号 : 特許公開2007-195468 公開日 : 2007年8月9日
出願人 : シスメックス株式会社 発明者 : 赤井 保正 外2名

発明の名称 : 核酸増幅分析装置

【課題】正確な標的核酸の測定結果を取得することが可能な遺伝子増幅分析システムを提供する。
【解決手段】この遺伝子増幅分析システム1は、プライマー試薬と酵素試薬とによって切除組織内の標的遺伝子(mRNA)を増幅し、その増幅に伴い生成されるピロリン酸マグネシウムを測定する遺伝子増幅測定装置101と、プライマー試薬と酵素試薬とサンプル試料とを含む試料を遺伝子増幅測定装置101で測定することによって得られる測定結果と、プライマー試薬と酵素試薬と希釈試料とを含む試料を遺伝子増幅測定装置101で測定することによって得られる測定結果とに基づいて、標的遺伝子(mRNA)の増幅阻害に関するフラグ「I」を出力する表示部102cとを備えている。

CEA核酸増幅用プライマー、プライマーセット、及びがんの診断支援方法

2007年08月15日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-19673 出願日 : 2006年1月27日
公開番号 : 特許公開2007-195487 公開日 : 2007年8月9日
出願人 : シスメックス株式会社 発明者 : 大東 元就

発明の名称 : CEA核酸増幅用プライマー、プライマーセット、及びがんの診断支援方法

従来の癌胎児性抗原(Carcinoembryonic antigen:CEA)検出用核酸増幅プライマーよりCEAmRNAを再現性良く検出できる核酸増幅プライマー、核酸増幅プライマーセット、及びこのプライマーセットを用いたがんの診断支援方法を提供する。
【解決手段】
CEAをコードする遺伝子のmRNAを検出するための核酸増幅法に用いる、特定配列を有する核酸増幅プライマー、このプライマーを用いた拡散増幅プライマーセット、及びがんの診断支援方法に関する。


百日咳毒素の検出方法

2007年08月15日 | NEWSクリッピング
出願番号 : 特許出願2006-20432 出願日 : 2006年1月30日
公開番号 : 特許公開2007-195511 公開日 : 2007年8月9日
出願人 : 財団法人ヒューマンサイエンス振興財団 発明者 : 加藤 博史 外2名

発明の名称 : 百日咳毒素の検出方法

【課題】正確、迅速、簡便な百日咳毒素の検出方法、及びそれを用いる百日咳ワクチンの安全性評価方法及び品質管理方法、及び当該方法に使用するための試薬、キットの提供。
【解決手段】以下の工程:1)ヒト以外の動物に被検試料を投与し、2)この動物における、AGP、Lbp及びHpxからなる群から選択される1種以上の指標遺伝子の発現の有無又は量を測定し、3)前記発現の有無又は量を前記被検試料中に存在する百日咳毒素の有無又は量と関連づける工程を含む、被検試料中の百日咳毒素の検出方法の提供。

細胞の評価方法、これを用いたる測定成分のがん化評価方法

2007年08月15日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-45964 出願日 : 2006年1月27日
公開番号 : 特許公開2007-195533 公開日 : 2007年8月9日
出願人 : 南 俊基 外2名 発明者 : 安本 茂 外2名

発明の名称 : 細胞の評価方法、これを用いたる測定成分のがん化評価方法、がん診断キットおよびコンピュータ可読媒体

【課題】評価する幹細胞または幹細胞を含む細胞群のがん化状態を、正常細胞、前がん細胞またはがん化細胞のいずれかを判定する方法、前がん細胞の場合にはがん化の進行度合いを評価する方法の提供。
【解決手段】判定する細胞にOct3/4と、p75NTRを同時または個別に適用し、Oct3/4と、p75NTRの発現及び発現しない状態を判定基準とし、前記未分化状態と相関する転写因子が発現せず、なおかつp75NTRが発現しない場合には、評価する細胞は正常細胞であると判定し、前記未分化状態と相関する転写因子が発現せず、なおかつニューロトロフィン受容体p75NTR mRNAまたは蛋白が発現した場合には取得した細胞が前がん状態であると判定し、前記未分化状態と相関する転写因子が発現し、なおかつp75NTRが発現しない場合には、評価する細胞は進行がん細胞であると判定する。

遺伝子発現を誘導するための組成物および方法

2007年08月15日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2007-40987 出願日 : 2007年2月21日
公開番号 : 特許公開2007-195555 公開日 : 2007年8月9日
出願人 : ジェンザイム・コーポレーション 発明者 : グレゴリー,リチャード・ジェイ 外1名

発明の名称 : 遺伝子発現を誘導するための組成物および方法

【課題】低酸素関連疾病と関連する虚血損傷を治療または予防するための組成物および方法の提供。
【解決手段】DNA結合タンパク質のDNA結合ドメインおよび転写活性化能力を持つタンパク質ドメインを含む、キメラトランスアクティベータータンパク質をコードする組換え核酸分子。哺乳動物細胞内に感染および/またはトランスフェクトし、そして生物学的に活性なキメラトランスアクティベータータンパク質の発現を持続する能力を持つ、組換えウイルスおよび非ウイルスベクター。また、生物学的に活性なキメラトランスアクティベータータンパク質を発現する能力を持つ、宿主細胞系および非ヒトトランスジェニック動物。

疾患に関連する核酸を検出する方法

2007年08月15日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-121176 出願日 : 2007年5月1日
公開番号 : 特許公開2007-195565 公開日 : 2007年8月9日
出願人 : 株式会社東芝 発明者 : 橋本 幸二 外3名

発明の名称 : 疾患に関連する核酸を検出する方法

【課題】試料物質から、目的とする核酸情報を簡便に、短時間に、且つ正確に、回収することが可能な方法を提供する。
【解決手段】特定疾病に曝された個体の核酸についての第1の情報と前記個体に存在する病原微生物からの核酸についての第2の情報とを得る方法であって、前記病原微生物が当該特定疾患に関連し、以下を具備する方法;
(a)当該個体からの核酸の抽出物と、第1のプローブと第2のプローブとを具備するプローブ固定化基体とを反応させることと、ここで、前記第1のプローブは当該病原微生物の特定の核酸配列の存在を検出し、前記病原微生物は前記特定疾患に関連し、および前記第2のプローブは前記個体の特定の核酸の存在を検出する;並びに
(b)(a)の前記反応の結果、もしあれば、前記第1のプローブに対して結合した核酸の存在を検出することにより前記第1の情報を得ることと、およびもしあれば、前記第2のプローブに対して結合した核酸の存在を検出することにより第2の情報を得ること。