バイオの故里から

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アブラツボラクタム類、その生産微生物及び製造法、並びに抗炎症剤

2007年08月15日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願平6-276901 出願日 : 1994年11月11日
公開番号 : 特許公開平7-228583 公開日 : 1995年8月29日
出願人 : 財団法人相模中央化学研究所 発明者 : 上村 大輔 外7名

発明の名称 : アブラツボラクタム類、その生産微生物及び製造法、並びに抗炎症剤

【目的】 海洋微生物の培養液から、新規な構造を有する抗腫瘍性物質及び/又は抗炎症性物質を提供する。
【構成】 微生物培養液を抽出、精製して得られる、下記一般式【化1】
で表されるアブラツボラクタム類(式中、R1及びR2は独立に水素原子又は水酸基の保護基を表し、R3及びR4は独立に水素原子又は低級アルキル基を表す)、それらを生産できるストレプトマイセス属微生物及びアブラツボラクタム類の製造方法、並びに抗炎症剤。
【効果】 アブラツボラクタム類は、マウスリンパ性白血病細胞(P388)に対する増殖阻害活性、ヒト好中球のO2-産生阻害活性、細胞内ホスホリパーゼA2阻害活性及びヒト好中球のPAF産生阻害活性を有し、抗腫瘍剤、抗炎症剤等の医薬品として利用することが期待される。

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