Molecular Elucidation of Significance of Cardiovascular Hormones in Vascular Protection and Regeneration
プロジェクト・リーダー:中尾一和・京都大学大学院医学研究科・教授
1980年代になり、ホルモンの運搬経路としてのみ考えられてきた心臓血管系が、自ら種々の心臓血管ホルモンを産生する内分泌臓器であることが解明された。血管ホルモンは血管機能維持が血管保護、障害血管の修復、再生において中心的意義を有すると考えられ、その臨床的応用が期待されている。本プロジェクトは、我々がこれまで一貫して研究を続け、心臓血管ホルモンとしての臨床的意義の解明を行ってきたナトリウム利尿ペプチドシステム(NPS)(リガンド:ANP、BNP、CNP;受容体:GC-A、GC-B)とその細胞内情報伝達分子、特にcGMP依存性キナーゼ(cGK)に焦点を合わせ、成人病における血管保護・血管再生作用とその分子機構の解明を行うことを計画した。
平成14年度日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業研究成果報告書概要
http://www.jsps.go.jp/j-rftf/saishu/h14/s01_j.html
プロジェクト・リーダー:中尾一和・京都大学大学院医学研究科・教授
1980年代になり、ホルモンの運搬経路としてのみ考えられてきた心臓血管系が、自ら種々の心臓血管ホルモンを産生する内分泌臓器であることが解明された。血管ホルモンは血管機能維持が血管保護、障害血管の修復、再生において中心的意義を有すると考えられ、その臨床的応用が期待されている。本プロジェクトは、我々がこれまで一貫して研究を続け、心臓血管ホルモンとしての臨床的意義の解明を行ってきたナトリウム利尿ペプチドシステム(NPS)(リガンド:ANP、BNP、CNP;受容体:GC-A、GC-B)とその細胞内情報伝達分子、特にcGMP依存性キナーゼ(cGK)に焦点を合わせ、成人病における血管保護・血管再生作用とその分子機構の解明を行うことを計画した。
平成14年度日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業研究成果報告書概要
http://www.jsps.go.jp/j-rftf/saishu/h14/s01_j.html