バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

成人病における心臓血管ホルモンの血管保護・血管再生作用とその分子機構の解明

2007年05月19日 | 生命科学 生物誌
Molecular Elucidation of Significance of Cardiovascular Hormones in Vascular Protection and Regeneration
 
プロジェクト・リーダー:中尾一和・京都大学大学院医学研究科・教授

1980年代になり、ホルモンの運搬経路としてのみ考えられてきた心臓血管系が、自ら種々の心臓血管ホルモンを産生する内分泌臓器であることが解明された。血管ホルモンは血管機能維持が血管保護、障害血管の修復、再生において中心的意義を有すると考えられ、その臨床的応用が期待されている。本プロジェクトは、我々がこれまで一貫して研究を続け、心臓血管ホルモンとしての臨床的意義の解明を行ってきたナトリウム利尿ペプチドシステム(NPS)(リガンド:ANP、BNP、CNP;受容体:GC-A、GC-B)とその細胞内情報伝達分子、特にcGMP依存性キナーゼ(cGK)に焦点を合わせ、成人病における血管保護・血管再生作用とその分子機構の解明を行うことを計画した。
平成14年度日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業研究成果報告書概要
http://www.jsps.go.jp/j-rftf/saishu/h14/s01_j.html

特異二次代謝酵素の精密解析と人為制御による有用物質生産

2007年05月19日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
プロジェクト・リーダー 柿沼 勝己

キーワード
(1)酵素反応機構、(2)酵素特異性、(3)遺伝子解析
(4)生合成工学、(5)代謝制御、(6)抗生物質
(7)イソプレノイド、(8)アルカロイド、(9)ニトリル代謝
平成12年度未来開拓学術研究推進事業研究成果報告書概要
  研究プロジェクト番号   96I00302
http://www.jsps.go.jp/j-rftf/saishu/089-2_j.html
 

研究プロジェクト名 植物におけるRNA機能の不活化と遺伝子機能解析

2007年05月19日 | 医療 医薬 健康
RNA Silencing in Higher Plants and Functional Genomics
プロジェクトリーダー : (佐藤文彦・京都大学大学院生命科学研究科・教授)

RNA機能の不活化(RNAi)による新規な遺伝子発現抑制技術を開発することにより、有用植物等において、複数遺伝子の抑制を行ない、遺伝子機能の迅速同定を行なうとともに、これらの遺伝子発現抑制個体を用いて高次の生命現象を解析すること、さらには、RNAi機構の解析により次世代の遺伝子組換え技術の基盤を確立することを目的に以下に示すような研究を行なった。
平成16年度日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業研究成果報告書概要
http://www.jsps.go.jp/j-rftf/saishu/h16/s25_j.html

研修医、拠点病院に集約 修了後へき地に 政府与党検討

2007年05月19日 | 医療 医薬 健康
 政府・与党は18日、医師の不足や地域間の偏在を解消するため、大学卒業後の研修医の受け入れ先を地域の拠点病院に限定し、拠点病院にへき地への若手医師派遣を義務づける方向で検討に入った。従来、医師を割り振る役割を担ってきた大学医学部が、04年度の新しい臨床研修制度の導入をきっかけに機能しなくなってきたため、地域医療の中心になる拠点病院に代替させる狙いだ。 Asahi.com.,2007年05月19日