バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新規抗菌剤の開発を指向した、黄色ブドウ球菌の増殖必須遺伝子の同定とその産物の酵素活性測定系の確立

2007年05月12日 | からだと遺伝子
作成者 東京大学黒川健児

要約 構築した必須遺伝子のライブリーを用いて(計218遺伝子)、相補遺伝子の同定を試みた結果、新たに5種の遺伝子を同定できた。EMSを用いた変異導入法に替わる方法として紫外線照射法について実験系を確立し、約80,000コロニーをスクリーニングし、119株の高温感受性変異株を分離した。分離した変異株について必須遺伝子ライブラリーを用いた相補遺伝子の同定を進め、4種の遺伝子を同定した。1年目に確立した黄色ブドウ球菌遺伝子の増殖必須性の遺伝子工学的手法を用いた新しい証明法について特許申請を行った。NEDO平成16年度~平成17年度成果報告書バーコード 100009049

トランスポゾンを用いたマウス生体内における両アレル変異導入法の開発

2007年05月12日 | からだと遺伝子
作成者 大阪大学堀江恭二

要約 (1) ゲノム上のトランスポゾン領域へ人為的にDNAのメチル化を導入する手法を開発し、その結果、トランスポゾンの転移頻度が高まることを示した。(2) Bloom遺伝子の発現抑制を高めるために、テトラサイクリン依存性の新規転写抑制分子を開発した。これにより、マウス体細胞でBloom遺伝子の発現制御を高められることを示した。(3) 両アレルに変異を有すES細胞ライブラリーを作製し、分化抵抗性のES細胞株をスクリーニングした。 NEDO平成13年度~平成17年度成果報告書バーコード 100009046

スフィンゴリピドの製造方法

2007年05月12日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願平9-95311    出願日 : 1997年3月28日
公開番号 : 特許公開平10-33193   公開日 : 1998年2月10日
出願人 : ローム アンド ハース カンパニー 外1名 発明者 : ロバート・アーサー・モロー 外2名
発明の名称 : スフィンゴリピドの製造方法
【課題】 従来方法に比較して、より簡便な、スフィンゴリピドの新規な製造方法の提供。
【解決手段】 以下の構造式を有するスフィンゴリピド、【化1】

[式中、R4aはC(O)R8aであり、R8aは(C13-C23)アルキル、(C13-C23)アルケニル、またはポリ(C13-C23)アルケニルであり、前記のすべては直鎖または分岐鎖であることができる、Xは直鎖または分岐鎖のアルキル、アルケニル、またはポリアルケニルである]およびそれらの左右像および構造異性体の製造方法であって、i)適当な菌を培養する工程、ii)該菌から菌糸体を収穫する工程、およびiii)該菌糸体からスフィンゴリピドを単離する工程を含む、前記の方法。


抗原を発現する組み換えウイルスと免疫刺激分子を発現する組み換えウイルスとを含む組成物

2007年05月12日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-291632 出願日 : 2006年10月26日
公開番号 : 特許公開2007-105045 公開日 : 2007年4月26日
出願人 : アメリカ合衆国 発明者 : シュロム,ジェフリー 外1名

発明の名称 : 抗原を発現する組み換えウイルスと免疫刺激分子を発現する組み換えウイルスとを含む組成物

【課題】病原性疾患及び癌の予防及び治療のための、組換えウイルスベクターワクチンを提供する。
【解決手段】病因物質に対する抗原をコードする遺伝子をゲノムまたはその一部中に取り込んでいる組み換えウイルスと、病因物質に対する免疫応答を刺激する目的のための免疫分子をコードする遺伝子を、ゲノムまたはその一部中に取り込んでいる組み換えウイルスとの組成物。癌または病原性微生物によって引き起こされる疾患の治療方法となる。

出願番号 : 特許出願2004-48693 出願日 : 2004年1月23日
公開番号 : 特許公開2004-222726 公開日 : 2004年8月12日
出願人 : アメリカ合衆国 発明者 : シュロム,ジェフリー 外1名

発明の名称 : 抗原を発現する組み換えウイルスと免疫刺激分子を発現する組み換えウイルスとを含む組成物

本発明は、病因物質に対する抗原をコードする遺伝子をゲノムまたはその一部中に取り込んでいる組み換えウイルスと、病因物質に対する免疫応答を刺激する目的のための免疫分子をコードする遺伝子をゲノムまたはその一部中に取り込んでいる組み換えウイルスとの組成物である。癌または病原性微生物によって引き起こる疾患などの疾患の治療方法が、上記組成物を使用することによって提供される。

科学ジャーナリスト大賞にNHKの村松ディレクター

2007年05月12日 | NEWSクリッピング
 日本科学技術ジャーナリスト会議(小出五郎会長)は9日、科学技術の優れた報道や出版などを表彰する07年の科学ジャーナリスト賞の受賞者を発表した。大賞に「論文捏造(ねつぞう)」(中公新書ラクレ)執筆と関連番組を制作した村松秀・NHK科学・環境番組部専任ディレクターが選ばれた。Asahi.com.,2007年05月11日