バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

RNAiを発揮しうる最適なオリゴ二本鎖ヌクレオチド

2007年05月07日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2004-158469 出願日 : 2004年5月28日
公開番号 : 特許公開2005-13224 公開日 : 2005年1月20日
出願人 : 日本新薬株式会社 発明者 : 矢野 純一 外2名

発明の名称 : RNAiを発揮しうる最適なオリゴ二本鎖ヌクレオチド又はそのアンチセンス鎖RNAを見出すためのスクリーニング方法

【課題】RNAi(RNA interference)により標的mRNAを切断しタンパク質発現を抑制するのに適した、15から27塩基対の二重鎖形成部を有するオリゴ二本鎖ヌクレオチド又はそのアンチセンス鎖RNAを見出すために有効なスクリーニング方法の提供。
【解決手段】初期工程において、所望する長さの塩基対の数を有するセンス鎖RNAのおよそ半数の塩基が重複するセンス鎖RNAと、その相補鎖であるアンチセンス鎖RNAを二重鎖形成部として含むオリゴ二本鎖RNAのプールからスクリーニングを行う。

血液から分離した単核細胞を試験管内で増幅させる方法

2007年05月07日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2005-196825 出願日 : 2005年7月5日
公開番号 : 特許公開2007-14229 公開日 : 2007年1月25日
出願人 : 株式会社医学生物学研究所 発明者 : 塩川美穂 外1名

発明の名称 : 血液から分離した単核細胞を試験管内で増幅させる方法

【課題】 試験管内において、ヒト臍帯血またはヒト末梢血から分離した単核細胞もしくはPCLP1陽性細胞を培養することによって、造血幹細胞を増やす方法を提供すること。
【解決手段】 次の工程、(1)ヒト臍帯血またはヒト末梢血からPCLP1陽性細胞を含む細胞群を分離する分離工程、及び(2)造血支持活性を持つストローマ細胞に対して特異的に反応する抗体によって刺激を受けたストローマ細胞と、前記PCLP1陽性細胞を含む細胞群とを共に培養する共培養工程、を含むことを特徴とする単核細胞の試験管内培養方法によって達成される。上記抗体として、本発明者が開発したモノクローナル抗体4F1を用いることができる。バイオ塾情報創庫 >> 明細書(全文)Pdf

迅速スクリーニング方法及び該方法で得られた微生物

2007年05月07日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2006-157291 出願日 : 2006年6月6日
公開番号 : 特許公開2007-37534 公開日 : 2007年2月15日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 西内 博章 外1名

発明の名称 : 迅速スクリーニング方法及び該方法で得られた微生物

【課題】 細胞内の含硫化合物含有量が上昇した酵母等の微生物を迅速にスクリーニングする方法を提供すること。
【解決手段】 親株に遺伝子改変処理を施して得られた微生物細胞群に-SH基と結合する蛍光指示薬を導入し含硫化合物を標識させ、励起光照射によって細胞内の蛍光指示薬が発する蛍光を光学的に検出し、処理細胞群の中から蛍光強度が相対的に高い細胞を選択する過程を踏むことにより、含硫化合物含有量が親株よりも上昇した微生物を極めて効率的に選抜する。

シダの超高感度光センサーの仕組み解明と,種子植物への導入

2007年05月07日 | 医療 医薬 健康
~室内等の薄暗い環境に適応した植物の創出へ向けて~
多くのシダ植物は、一般の植物が光の量が足りないために健全に生育することができない林床などの薄暗い場所で旺盛に繁茂することができます。これを可能にしているのは、シダ植物が持っている高感度の光センサーです。シダ植物はこのセンサーで微弱な光を捉え、葉や葉緑体の配置を調節して、光を最も有効に利用できるようにしています。基礎生物学研究所 プレスリリース 2006年 11月07日

テアニン合成酵素

2007年05月07日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-76456 出願日 : 2005年3月17日
公開番号 : 特許公開2006-254780 公開日 : 2006年9月28日
出願人 : 太陽化学株式会社 発明者 : 岡田 幸隆 外4名

発明の名称 : テアニン合成酵素

【課題】テアニン合成活性を備えた新規なタンパク質、すなわちテアニン合成酵素、及びその遺伝子を提供する。
【解決手段】新たに見出した、特定なる配列のテアニン合成酵素遺伝子の塩基配列、及び、これらの配列に基づくテアニン合成酵素は、植物体において行われていると同等の反応、すなわち、グルタミン酸とエチルアミン誘導体、及びATPとから、お茶の旨みの主成分であるテアニンを合成することができる。

テアニン含有量が40ppm~210ppmである茶飲料の製造方法

2007年05月07日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2005-193014 出願日 : 2005年6月30日
公開番号 : 特許公開2007-6809 公開日 : 2007年1月18日
出願人 : 株式会社 伊藤園 発明者 : 谷口 正重 外1名

発明の名称 : 茶飲料の製造方法

【課題】優れた香気を有する茶飲料の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】テアニン含有量が40ppm~210ppmである茶葉抽出液を調製する工程と、該調製された茶葉抽出液を嫌気条件にする工程と、該嫌気条件下の茶葉抽出液を密封状態で100℃以上に加熱処理する工程と、該加熱処理された茶葉抽出液を密封容器に充填する工程とを具備する茶飲料の製造方法を提供する。

血圧降下剤組成物

2007年05月07日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2005-191961 出願日 : 2005年6月30日
公開番号 : 特許公開2007-8866 公開日 : 2007年1月18日
出願人 : 株式会社 伊藤園 発明者 : 三富 敦浩 外2名

発明の名称 : 血圧降下剤組成物

【課題】高血圧患者に対して効果的で、副作用の無い、長期間服用に適した安全な血圧降下剤組成物、それら組成物を含んでなる健康食品、健康補助食品等の食品類、あるいはそれらを含んでなる飲料の提供。これら血圧降下剤組成物と、他の血圧降下のための医療用医薬品又は一般用医薬品とを組み合わせてなる医薬、あるいは他の血圧降下用健康食品等とを組み合わせてなる血圧降下剤組成物の提供。更には、γ-アミノ酪酸及びテアニンの薬理作用を増強する方法の提供。
【解決手段】 γ-アミノ酪酸及びテアニンを重量比で5.5:4.5乃至3:7の範囲で含有してなる血圧降下剤組成物。それら血圧降下剤組成物と他の血圧降下剤との組合せからなる医薬。

テアニンの製造法

2007年05月07日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2005-191678 出願日 : 2005年6月30日
公開番号 : 特許公開2007-8865 公開日 : 2007年1月18日
出願人 : 太陽化学株式会社 発明者 : 岡田 幸隆 外4名

発明の名称 : テアニンの製造法

【課題】 テアニンの効率的な製造法及び呈味性に優れたテアニン高純度の茶抽出物を提供すること。
【解決手段】 テアニンの初期純度が15%以上の茶抽出物を吸着剤を充填した容器に通液速度(SV)=3以下の範囲で通液することにより、純度60%以上のテアニンを得ることができる。この方法で精製されたテアニンは、呈味性に優れていることから、飲食物への大量添加が可能である。

太陽化学「サンテアニン」がGRAS取得

2007年05月07日 | NEWSクリッピング
米国市場をさらに強化
 太陽化学(三重県四日市市)が販売する機能性緑茶アミノ酸の「L‐テアニン」が、このほど米国FDA(食品医薬品局)において、GRASを取得した。同品は「サンテアニン」の製品名で販売されており、米国でもサプリメント市場で先行して多くの実績をあげていた。それに加えこのほど、一般に安全と認められる食品素材としてGRAS取得を実現したことは、同品の市場掘り起こしにさらに大きなプラス効果を与えるもの。米国の一般食品市場に対してもサンテアニンの大々的なアピールを行う体勢が整ったわけで、注目を集めそうだ。 健康食品新聞>2007年04月25日号