SIK2を脂肪細胞で高発現するマウスの解析から、SIK2は脂肪燃焼経路、PGC-1、CPT-1、UCP-1を抑制する生理作用を有することが明かとなった。特に高脂肪食摂取条件では余分なエネルギーを消費させる方向へ作用するが、SIK2マウスにはこの効果は観察されない。SIK制御部位に対する抗体の作出に成功した。抗体の結合様式の検討からSIK2は制御領域が特異的であり、その領域を標的とすることで特異的阻害剤のモデルが作製できる。新たに23種のSIK2阻害化合物の単離に成功した。 報告書バーコード 100008788 作成者 医薬基盤研究所竹森 洋
SIK2を脂肪細胞で高発現するマウスの解析から、SIK2は脂肪燃焼経路、PGC-1、CPT-1、UCP-1を抑制する生理作用を有することが明かとなった。特に高脂肪食摂取条件では余分なエネルギーを消費させる方向へ作用するが、SIK2マウスにはこの効果は観察されない。SIK制御部位に対する抗体の作出に成功した。抗体の結合様式の検討からSIK2は制御領域が特異的であり、その領域を標的とすることで特異的阻害剤のモデルが作製できる。新たに23種のSIK2阻害化合物の単離に成功した。 報告書バーコード 100008788 作成者 医薬基盤研究所竹森 洋