出願番号 : 特許出願2001-326764 出願日 : 2001年10月24日
公開番号 : 特許公開2003-128555 公開日 : 2003年5月8日
出願人 : 株式会社応用医学研究所 発明者 : 田中 義正 外1名
発明の名称 : 非ペプチド性抗原処理による腫瘍細胞の標的化
【課題】 腫瘍細胞を効率的に標識化するための化合物の選定、細胞障害性キラーT細胞の1種であるVγ2Vδ2型T細胞の効率的増殖方法、および腫瘍細胞を特異的に傷害させるための方法を提供する。
【解決手段】 ピロリン酸モノエステル、その塩およびそれらの水和物、アミノビスホスフォネート、その塩およびそれらの水和物、アルキルアミン、ならびにアルケニルアミンからなる非ペプチド性抗原のうち少なくとも1種を含む薬剤で腫瘍細胞を処理することにより標識化し、また、その標識化された腫瘍細胞上に導出された被認識構造により、自然免疫と適応性免疫の中間に位置する細胞障害性キラーT細胞の一種であるVγ2Vδ2型T細胞を増殖させ、さらに増殖させたVγ2Vδ2型T細胞により標識化した腫瘍細胞を傷害させる。この方法により、がんの免疫療法を行うことができる。
公開番号 : 特許公開2003-128555 公開日 : 2003年5月8日
出願人 : 株式会社応用医学研究所 発明者 : 田中 義正 外1名
発明の名称 : 非ペプチド性抗原処理による腫瘍細胞の標的化
【課題】 腫瘍細胞を効率的に標識化するための化合物の選定、細胞障害性キラーT細胞の1種であるVγ2Vδ2型T細胞の効率的増殖方法、および腫瘍細胞を特異的に傷害させるための方法を提供する。
【解決手段】 ピロリン酸モノエステル、その塩およびそれらの水和物、アミノビスホスフォネート、その塩およびそれらの水和物、アルキルアミン、ならびにアルケニルアミンからなる非ペプチド性抗原のうち少なくとも1種を含む薬剤で腫瘍細胞を処理することにより標識化し、また、その標識化された腫瘍細胞上に導出された被認識構造により、自然免疫と適応性免疫の中間に位置する細胞障害性キラーT細胞の一種であるVγ2Vδ2型T細胞を増殖させ、さらに増殖させたVγ2Vδ2型T細胞により標識化した腫瘍細胞を傷害させる。この方法により、がんの免疫療法を行うことができる。