バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

非ペプチド性抗原処理による腫瘍細胞の標的化

2007年02月05日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2001-326764 出願日 : 2001年10月24日
公開番号 : 特許公開2003-128555 公開日 : 2003年5月8日
出願人 : 株式会社応用医学研究所 発明者 : 田中 義正 外1名

発明の名称 : 非ペプチド性抗原処理による腫瘍細胞の標的化

【課題】 腫瘍細胞を効率的に標識化するための化合物の選定、細胞障害性キラーT細胞の1種であるVγ2Vδ2型T細胞の効率的増殖方法、および腫瘍細胞を特異的に傷害させるための方法を提供する。
【解決手段】 ピロリン酸モノエステル、その塩およびそれらの水和物、アミノビスホスフォネート、その塩およびそれらの水和物、アルキルアミン、ならびにアルケニルアミンからなる非ペプチド性抗原のうち少なくとも1種を含む薬剤で腫瘍細胞を処理することにより標識化し、また、その標識化された腫瘍細胞上に導出された被認識構造により、自然免疫と適応性免疫の中間に位置する細胞障害性キラーT細胞の一種であるVγ2Vδ2型T細胞を増殖させ、さらに増殖させたVγ2Vδ2型T細胞により標識化した腫瘍細胞を傷害させる。この方法により、がんの免疫療法を行うことができる。

ヒトSPA-1蛋白質及びそれをコードする遺伝子

2007年02月05日 | 生命科学 生物誌
出願番号 : 特許出願平10-250344 出願日 : 1998年8月21日
公開番号 : 特許公開平11-137283 公開日 : 1999年5月25日
出願人 : 湊 長博 発明者 : 湊 長博

発明の名称 : ヒトSPA-1蛋白質及びそれをコードする遺伝子

【課題】 新規なSPA-1蛋白質の提供。
【解決手段】 配列表:1に示すアミノ酸配列を有するか、あるいは該アミノ酸配列において1~複数個のアミノ酸の欠失、付加及び/又は他のアミノ酸による置換により修飾されているアミノ酸配列を有し、低分子G蛋白質を活性化する能力を有するSPA-1。

SPA-1蛋白質及びそれをコードする遺伝子

2007年02月05日 | 生命科学 生物誌
出願番号 : 特許出願平7-51999 出願日 : 1995年2月17日
公開番号 : 特許公開平8-217797 公開日 : 1996年8月27日
出願人 : 湊 長博 発明者 : 湊 長博 外3名

発明の名称 : SPA-1蛋白質及びそれをコードする遺伝子

【目的】 リンパ球の細胞分裂又は分化を調節する新規な蛋白質及びそれをコードする遺伝子の提供。
【構成】 図1に示す構造を有するSPA-1蛋白質、そのSpan蛋白質断片、並びにそのSpan-N及びSpan-C蛋白質断片を提供する。さらにこれらの蛋白質をコードする遺伝子及びこれらの蛋白質に対する抗体を提供する。
【効果】 本発明の蛋白質はリンパ球の細胞分裂又は分化の調節剤としての使用が期待される。

癌または感染症に対する治療に有用な免疫賦活組成物

2007年02月05日 | 創薬 生化学 薬理学
国際出願番号 : PCT/JP2003/008420 国際出願日 : 2003年7月2日
国際公開番号 : WO2004/004771 国際公開日 : 2004年1月15日
出願人 : 000185983 外1名 発明者 : 本庶 佑 外3名

発明の名称 : 免疫賦活組成物

PD-1、PD-L1またはPD-L2によって誘導される免疫抑制シグナルを阻害した結果惹起される免疫賦活を介した癌の治療若しくは感染症の治療のための組成物およびそれらを用いた治療方法、その有効成分として含まれる免疫賦活物質、癌治療物質若しくは感染症治療物質のスクリーニング方法、それらスクリーニング方法に使用される細胞株、癌治療物質を選別する評価法、およびその評価に用いられる癌細胞移植哺乳動物に関する。PD-1、PD-L1、またはPD-L2の機能を阻害する本発明の組成物は、癌または感染症に対する治療に有用である。

リンパ球の「教師役」特定

2007年02月05日 | NEWSクリッピング
京大グループ、英誌に発表
 免疫反応の司令塔となるリンパ球(T細胞)に、攻撃してはいけない「自己」を教える「教師役」の細胞を、京都大医学研究科の湊長博教授(免疫学)、浜崎洋子助手らが胸腺の細胞から特定した。免疫細胞の教育システムを解明する大きな手がかりとなる成果で、英科学誌「ネイチャーイムノロジー」電子版で5日、発表した。 京都新聞2007-02-05


協和発酵、L‐シトルリンを上市へ

2007年02月05日 | NEWSクリッピング
血管拡張、疲労軽減に有効
 アルギニンの代替品として期待

 アミノ酸の一種「L‐シトルリン」が、昨年末に公表された食薬区分リスト改正案の食品扱い候補に掲載され、一躍新素材として注目を集めている。協和発酵工業(東京都千代田区)は、「L‐シトルリン」を以前から米国向けに輸出していることから、食薬区分通知および食品衛生法おける取扱いが正式に決まった後、L‐シトルリンの販売に乗り出すことを明らかにした。
 L‐シトルリンは、体内でアルギニンに変換され、これが原料となってNO(一酸化窒素)を発生させ、血管拡張や動脈硬化抑制などの効果が期待できる。 健康食品新聞>2007年01月31日号

協和発酵、低分子ヒアルロン酸開発・欧米にも拡販

2007年02月05日 | NEWSクリッピング
 協和発酵は、アンチエイジング素材の効果を相乗的に高める新開発化粧品原料「レジレン-200」の本格展開を始めた。経皮吸収性のいい低分子のヒアルロン酸で、肌の奥深くまで浸透する成分。単体でも効果を発揮するほか、ヒドロキシプロリンやビタミンCなどのアンチエイジング成分と併用すると、シワ改善効果が相乗的に高まることを確認している。日本をはじめ、米国、欧州など世界的に拡販していく。レジレン-200は、分子量が15万-25万の低分子ヒアルロン酸。他のアイチエイジング素材との併用で、相乗的にシワ改善効果を高めることができる。化学工業日報 2007年2月5日

遺伝子導入細胞、及びそれを用いたテロメラーゼ誘導物質の検出方法

2007年02月05日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-60418 出願日 : 2005年3月4日
公開番号 : 特許公開2006-238817 公開日 : 2006年9月14日
出願人 : 国立大学法人広島大学 発明者 : 井出 利憲 外1名

発明の名称 : 遺伝子導入細胞、及びそれを用いたテロメラーゼ誘導物質の検出方法

【課題】 テロメラーゼ触媒サブユニット(TERT)遺伝子の転写活性調節の研究を可能にし、テロメラーゼを誘導する物質をスクリーニングすることを可能にする手段を提供する。
【解決手段】 本発明の遺伝子導入細胞は、テロメラーゼ触媒サブユニット(TERT)遺伝子と、該TERT遺伝子の上流に連結された構成的プロモーターとを有するTERT発現ベクターを導入することによって不死化した正常体細胞に、TERTのプロモーターと該TERTのプロモーターの下流に連結された外来遺伝子とを有するベクターを導入してなる。本発明のテロメラーゼ誘導物質の検出方法は、上記遺伝子導入細胞を被検物質と接触させて、外来遺伝子の発現の有無及び発現の程度を測定することによって、該被検物質がテロメラーゼを誘導するか否かを検出することを特徴とする。


癌の病態進行を予測する方法

2007年02月05日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-60726 出願日 : 2005年3月4日
公開番号 : 特許公開2006-238823 公開日 : 2006年9月14日
出願人 : 国立大学法人広島大学 発明者 : 河野 修興 外4名

発明の名称 : 癌の病態進行を予測する方法

【課題】肺癌とMUC1の遺伝子多型性の関係を明らかにし、それによって肺癌の病態進行を予測するための新たな方法を提供すること。
【解決手段】MUC1の繰り返し配列の数が多いと、肺などにおける腺癌の予後が悪いという知見が得られた。よってこの数を指標として、癌の病態進行を予測する事が可能となり、癌の診断及び治療のための新たな途を提供する。

ビタミンB12を含有する植物の作製方法

2007年02月05日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2006-92440 出願日 : 2006年3月29日
公開番号 : 特許公開2006-246891 公開日 : 2006年9月21日
出願人 : 国立大学法人広島大学 発明者 : 佐藤 一精

発明の名称 : ビタミンB12を含有する植物の作製方法

【課題】本発明は、ビタミンB12を含有する植物の作製を目的とする。
【解決手段】従って、本発明はビタミンB12を含有する種子、および植物を提供する。また、本発明はビタミンB12を含有する植物を作製する方法であって、1.前記ビタミンB12を含有する浸漬液に前記植物の種子、胞子、または菌糸を浸漬する工程と、2.前記浸漬した植物の種子、胞子、または菌糸を栽培する工程とを含む方法を提供する。さらに、本発明は植物にビタミンB12を導入するためのビタミンB12を含有する浸漬液を提供する。