バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

微生物収集装置及び微生物収集方法

2007年02月09日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2004-68327 出願日 : 2004年3月11日
公開番号 : 特許公開2005-254118 公開日 : 2005年9月22日
出願人 : 三洋電機株式会社 外1名 発明者 : 近藤 康人 外5名

発明の名称 : 微生物収集装置及び微生物収集方法

【課題】 河川や飲料用水などの被処理水から微生物やウイルス、その他の微細物を効率的かつ簡便に同定、定量、除去、検出が可能な微生物収集装置に関するものである。
【解決手段】 本発明の微生物収集装置は、被処理水の流路中に、一対の電極と少なくとも微生物を収集可能な導電体を浸漬し、導電体に正電荷を印加し、且つ、電極に負電位を印加することによって、微生物を導電体に吸着させることができる。被処理水中に含まれる微生物は負電位に帯電していることから、正電位とされた電極に引き寄せられ、吸着される。よって、微生物の大きさにかかわらず、吸着させることができ、被処理水の流れも妨げることはない。よって、濾過膜を用いた物理的手法の欠点であった目詰まり、圧力損失を抑制することが可能となる。

FK565の副作用軽減剤

2007年02月09日 | 腸内細菌 プロバイオティクス

出願番号 : 特許出願平4-34089 出願日 : 1992年1月23日
公開番号 : 特許公開平5-201876 公開日 : 1993年8月10日
出願人 : 藤沢薬品工業株式会社 発明者 : 小原 要

発明の名称 : FK565の副作用軽減剤

【構成】 化学式【化1】

で示されるFK565物質またはその医薬として許容される塩を有効成分として含有する医薬組成物において、該FK565物質またはその医薬として許容される塩の副作用軽減剤として該組成物にデキサメサゾンを添加した医薬組成物。【効果】 FK565物質またはその医薬として許容される塩は、抗がん剤、抗エイズ剤、ウイルス剤、ウイルス性心筋炎治療剤として期待される。一方デキサメサゾンは、抗がん剤、抗エイズ剤、抗ウイルス剤等として期待されるFK565物質の薬効を損なうことなしに、その副作用(例えば、FK565物質投与数時間後に起こる血小板減少症、肝障害など)に対して拮抗する。


サイトカイン遺伝子多型による抗がん剤副作用の予測方法

2007年02月09日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-189790 出願日 : 2005年6月29日
公開番号 : 特許公開2007-6744 公開日 : 2007年1月18日
出願人 : 国立大学法人山口大学 発明者 : 岡 正朗

発明の名称 : サイトカイン遺伝子多型による抗がん剤副作用の予測方法

【課題】
本発明は、遺伝子の多型情報に基づいて抗がん剤による副作用を予測する方法に関し、これまでの様な個々の薬剤代謝に係る遺伝子ではなく、刺激に対する応答に関与するサイトカインに着目して、そこに存在する多型からその細胞に対する抗がん剤の副作用を予測する方法を提供することを目的とする
【解決手段】
上記課題の解決のため、本発明は、特にサイトカイン遺伝子の転写調節に関連のあるプロモーター領域に着目し、この領域に存在する塩基多型を検出することで、抗がん剤の副作用を予測する方法を提供する。

ハイブリッド水稲の父、袁隆平さん

2007年02月09日 | 植物&農業

13億の食の確保に挑む

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国際的には「オリエンタル・ミラクル・ライス」と呼ばれているスーパー・ハイブリッド(雑交)水稲は、中国の有名な水稲専門家、袁隆平さんが研究開発したものである。この水稲(中稲)は2004年に、1ムー(6.67アール)当たりの生産量が700キロという第1期の目標を実現したが、2005年には、第2期の目標である1ムー当たり800キロをも達成した。この勢いで行けば、第3期の目標である1ムー当たり900キロは、2010年以前に実現すると予測されている。>>人民中国(日本語版)


還元型補酵素Qの安定な溶液

2007年02月09日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2002-129679 出願日 : 2002年5月1日
公開番号 : 特許公開2003-26625 公開日 : 2003年1月29日
出願人 : 鐘淵化学工業株式会社 発明者 : 藤井 健志 外3名

発明の名称 : 還元型補酵素Qの安定な溶液

【課題】 酸化を受けやすいことと疎水性であることにより実用に供されてこなかった還元型補酵素Qについて、酸化に対して安定に維持できることにより、実用が可能である溶液の組成、作製方法および保存方法を提供する。
【解決手段】 還元型補酵素Qを精製大豆レシチンなどからなるリポソームで被覆し可溶化すること、あるいは還元型補酵素Qを低濃度の界面活性剤及び/又は油脂を用いて可溶化あるいは乳化した溶液を作製することにより、冷蔵あるいは室温にて長期間保存できる還元型補酵素Qの溶液を作製できる。

大麦β-アミラーゼ、その遺伝子、それを含有する組換ベクター並びに該ベクターを含有する微生物

2007年02月09日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平6-58119 出願日 : 1994年2月18日
公開番号 : 特許公開平6-303983 公開日 : 1994年11月1日
出願人 : サッポロビール株式会社 発明者 : 吉儀 尚浩

発明の名称 : 大麦β-アミラーゼ、その遺伝子、それを含有する組換ベクター並びに該ベクターを含有する微生物

【構成】 大麦β-アミラーゼの1775塩基からなるcDNAの全塩基配列を決定し、β-アミラーゼの一次構造を明らかにするとともに、該cDNAを発現ベクターに組み込んで、さらに該ベクターを微生物に組み込んで組換えβ-アミラーゼを得た。
【効果】 安定した且つ安価で効率の良い組換えβ-アミラーゼの生産が可能となった。

セリンプロテアーゼインヒビターの産生のための遺伝子組み換え法と、同じ目的に有用なDNA塩基配列

2007年02月09日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平6-57872 出願日 : 1985年12月4日
公開番号 : 特許公開平6-315384 公開日 : 1994年11月15日
出願人 : サイナーゲン バイオロジカルズ,インコーポレーテッド 発明者 : バンデイオパツドイエイ,プラデイツプ ケイ. 外3名

発明の名称 : セリンプロテアーゼインヒビターの産生のための遺伝子組み換え法と、同じ目的に有用なDNA塩基配列

【目的】 本発明は、プロテアーゼインヒビターの合成、特にヒトの多形核(PMN)-顆粒球プロテアーゼを阻害対象とする組換えインヒビターおよびその類縁体の合成に関するものである。
【構成】 本発明の合成方法は、組換えDNA法であって、特許請求の範囲に記載のDNA塩基配列を使用する方法である。本発明の合成方法ではまた、特許請求の範囲に記載の組換えベクターおよび形質転換宿主細胞が使用される。


ゲンチアノースの製造方法

2007年02月09日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平5-141545 出願日 : 1993年5月20日
公開番号 : 特許公開平6-327485 公開日 : 1994年11月29日
出願人 : 日本製紙株式会社 発明者 : 滝本 真紀 外2名

発明の名称 : ゲンチアノースの製造方法

【目的】 ゲンチアノースを収率良く簡便に製造すること。
【構成】 β-グルコシド結合を持つ多糖あるいはその分解物とショ糖とを含有する溶液にβ-グルコシル転移活性を有するフラボバクテリウム属に属する微生物SKP4001または当該微生物SKP4001由来の酵素とを反応する。




発酵法によるL-スレオニンの製造法

2007年02月09日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平5-121145 出願日 : 1993年5月24日
公開番号 : 特許公開平6-327487 公開日 : 1994年11月29日
出願人 : 協和醗酵工業株式会社 発明者 : 穴澤 秀治 外3名

発明の名称 : 発酵法によるL-スレオニンの製造法

【目的】 医薬、食品、飼料などに有用なL-スレオニンを工業的により効率よく、安価に製造する方法を提供する。
【構成】 メチロバチルス属に属し、L-ロイシン、L-ロイシンアナログ、L-イソロイシン、およびL-イソロイシンアナログから選ばれる少なくとも1つに耐性を有し、かつL-スレオニン生産能を有する微生物を、メタノ-ルを主たる炭素源として含有する培地に培養し、培養物中にL-スレオニンを生成蓄積させ、該培養物からL-スレオニンを採取することを特徴とするL-スレオニンの製造法。