バイオの故里から

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マラリア原虫類の感染予防・治療剤

2007年02月16日 | 創薬 生化学 薬理学

出願番号 : 特許出願2002-138181 出願日 : 2002年5月14日
公開番号 : 特許公開2003-335667 公開日 : 2003年11月25日
出願人 : 社団法人北里研究所 発明者 : 大村 智 外2名

発明の名称 : マラリア原虫類の感染予防・治療剤

【課題】 化学療法によりヒト感染性マラリア原虫類として、熱帯熱マラリア原虫、三日熱マラリア原虫、四日熱マラリア原虫及び卵形マラリア原虫の増殖抑制をポリエーテル系抗生物質K-41で行うことによって、ヒト感染マラリア原虫類の感染予防・治療剤として臨床応用できることが期待される。【解決手段】 下記式【化1】

で示されるポリエーテル系抗生物質を有効成分として含有する、マラリア原虫類の感染予防・治療剤である。
【効果】 ポリエーテル系抗生物質K-41はヒト感染性熱帯熱マラリア原虫類にin vitroで抗マラリア活性を有し、in vivo系のネズミマラリア原虫感染モデルに対して治療効果を示し、特に薬剤耐性株に有効である。


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