掲載日:07-02-19
かんきつの「日向夏」に骨粗しょう症に効果のある成分が含まれていることが、宮崎大学医学部産婦人科の山口昌俊講師の研究で明らかになった。成分名は解明できていないものの、ラットや細胞レベルの実験で、骨の吸収を阻害するとともに、骨の形成を促すことが分かった。これらから、「日向夏をそのまま人間が摂取しても効果があるのではないか」と期待されている。山口さんは、製薬化も視野に入れ、このほど特許を公開。さらに研究を進め、成分を特定したいとしている。日本農業新聞2007-02-19
出願番号 : 特許出願2004-190255 出願日 : 2004年6月28日
公開番号 : 特許公開2006-8625 公開日 : 2006年1月12日
出願人 : 国立大学法人 宮崎大学 発明者 : 山口 昌俊 外3名
発明の名称 : 日向夏みかんを利用した骨代謝改善剤
【課題】 骨代謝改善剤を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、好ましくは骨粗鬆症の予防又は治療のための、日向夏みかんの処理物を含有する骨代謝改善剤、及び、この骨代謝改善剤を含有する、骨代謝改善のための食品に関する。