バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

癌壊死因子等の産生方法

2007年02月10日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平6-26393 出願日 : 1985年2月1日
公開番号 : 特許公開平6-296495 公開日 : 1994年10月25日
出願人 : 大日本製薬株式会社 発明者 : 福井 壽一 外3名

発明の名称 : 癌壊死因子等の産生方法

【目的】 癌壊死因子等の有用物質の生産用高度形質発現ベクターによる形質転換体を培養することによる該物質の効率的産生方法の提供。
【構成】 癌壊死因子或いは該因子のN末端部分と相同性の高いポリペプチドをコードする遺伝子の上流に、少なくとも、発現制御配列として、他の遺伝子のプロモーター領域と、シャイン・ダルガーノ配列から翻訳開始コドン間の配列において、特定の塩基配列を有する高度形質発現組み換え体ベクターにより、形質転換された宿主を培養し、その培養物中に癌壊死因子或いは該因子のN末端部分と相同性の高いポリペプチドを効率よく産生せしめることを特徴とする該物質の産生方法。

発生中の胎児における遺伝子発現を決定するための羊水中の胎児RNA

2007年02月10日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-216565 出願日 : 2005年7月26日
公開番号 : 特許公開2007-28985 公開日 : 2007年2月8日
出願人 : タフツ-ニュー イングランド メディカル センター 発明者 : ダイアナ ダブリュー. ビアンチ 外2名

発明の名称 : 発生中の胎児における遺伝子発現を決定するための羊水中の胎児RNA

【課題】 発生中の胎児における遺伝子発現を決定する方法の提供。
【解決手段】 下記のRNAの提供。a.単離された羊水胎児RNA。b.妊婦から得られた羊水サンプルを処理し、その結果、該羊水中に存在する胎児RNAが抽出されて、羊水胎児RNAが得られる工程を包含するプロセスによって得られる、項目aに記載の胎児RNA。c.前記羊水サンプルを処理する前に、細胞集団が該サンプルから取り出される、項目bに記載の胎児RNA。d.前記羊水サンプルを処理する工程が、前記羊水中に存在する細胞集団を単離する工程;該単離された細胞を必要に応じて培養する工程;および該単離された細胞から胎児RNAを抽出する工程を包含する、項目bに記載の胎児RNA。

間葉系幹細胞の培養方法

2007年02月10日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-217835 出願日 : 2005年7月27日
公開番号 : 特許公開2007-29009 公開日 : 2007年2月8日
出願人 : オリンパス株式会社 発明者 : 林 孔華

発明の名称 : 間葉系幹細胞の培養方法

継代作業をなくして、間葉系幹細胞へのダメージを軽減し、コンタミネーションのリスクを低減することができるとともに、培養操作を簡略化して培養期間を短縮し、効率的な増殖を図ることにより採取骨髄量を低減して患者にかかる負担を低減する。
【解決手段】 培地内に間葉系幹細胞と造血幹細胞とを浮遊させ、間葉系幹細胞と造血幹細胞との比率を1:10~1:100の範囲に維持しつつ培養する間葉系幹細胞の培養方法を提供する。

糖尿病関連遺伝子、およびその利用

2007年02月10日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2005-218293 出願日 : 2005年7月28日
公開番号 : 特許公開2007-29019 公開日 : 2007年2月8日
出願人 : 株式会社植物ゲノムセンター 発明者 : 門奈 理佐 外3名

発明の名称 : 糖尿病関連遺伝子、およびその利用

【課題】 糖尿病の素因の検査に利用可能なマーカー遺伝子を同定することを目的とする。さらに本発明は、同定されたマーカー遺伝子を用いた糖尿病の素因の検査方法、および、該遺伝子の発現を指標とする糖尿病の予防もしくは治療効果を有する化合物のスクリーニング方法、並びに、糖尿病の予防もしくは治療のための薬剤の提供を課題とする。
【解決手段】 糖尿病の発症を早期に正確かつ簡便に検出できる方法を開発すべく鋭意研究を行い、糖尿病の判定に利用可能な遺伝子マーカーを新たに同定することに成功した。さらに、該遺伝子マーカーの発現レベルを指標とした糖尿病素因の検査方法を開発した。具体的には、正常ラットおよびII型糖尿病モデルのGK(Goto-Kakizaki)ラットについて、それぞれの血液内で発現している遺伝子転写量の比較を行い、糖尿病特異的に発現変動が認められた遺伝子を多数選抜した。これら遺伝子は、糖尿病の素因の検査のための遺伝子マーカーとして有用である。

Cv モチーフとの相互作用に基づく新規ペプチド選択システム

2007年02月10日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-221200 出願日 : 2005年7月29日
公開番号 : 特許公開2007-29061 公開日 : 2007年2月8日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 発明者 : 多比良 和誠 外2名

発明の名称 : ランダムペプチドライブラリーもしくは抗体超可変領域を模倣したペプチドライブラリーと、RNA結合タンパク質を用いる試験管内ペプチド選択法を組み合わせた、新規の機能性ペプチド創製システム

【課題】NNK配列もしくはNNS配列、またはNNY配列を有するDNAライブラリーと、RNA結合タンパク質を用いる試験管内ペプチド選択法を組み合わせた、新規の機能性ペプチド創製システム、および該システムによって得られた新規ペプチドを提供することを課題とする。
【解決手段】新規開発した変異型 MS2 コートタンパク質タンデムダイマーと Cv モチーフとの相互作用に基づく新規ペプチド選択システムを、化学合成で用意した完全にランダムなNNK配列もしくはNNS配列、またはNNY配列を有するDNAライブラリーから機能性のペプチドを選択するシステムへ発展させることに成功した。

膜系細胞小器官のデヒドロゲナーゼ活性の測定方法

2007年02月10日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-250766 出願日 : 2005年8月31日
公開番号 : 特許公開2007-29074 公開日 : 2007年2月8日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 丸山 悦子

発明の名称 : 膜系細胞小器官のデヒドロゲナーゼ活性の測定方法

【課題】 ミトコンドリアなどの膜系細胞小器官のデヒドロゲナーゼ活性を測定する手段を提供すること。
【解決手段】 以下の工程を含む、膜系細胞小器官のデヒドロゲナーゼ活性の測定方法。
(a) 生体試料と可溶性テトラゾリウム塩を膜蛋白質可溶化剤の存在下で反応させる工程
(b) 生成したホルマザン量を比色定量する工程

糖濃度に対するシグナル強度の向上した蛍光標識蛋白質及びその用途

2007年02月10日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-202057 出願日 : 2006年7月25日
公開番号 : 特許公開2007-29095 公開日 : 2007年2月8日
出願人 : コリア リサーチ インスティテュート オブ バイオサイエンス アンド バイオテクノロジー 発明者 : イ ソンーク 外4名

発明の名称 : 糖濃度に対するシグナル強度の向上した蛍光標識蛋白質及びその用途

【課題】糖濃度に対するシグナルの強度の向上した蛍光標識蛋白質及びその用途に係り、さらに詳細には、糖の結合によって構造的な変化を起こす結合蛋白質の両末端に相異なる発光波長帯の蛍光蛋白質を融合させて、細胞内の代謝に関与する多様な糖濃度の変化を、FRETによる発光量の変化を利用して比較できる蛍光標識蛋白質、及び該蛍光標識蛋白質を利用した糖濃度変化の検出方法を提供する。
【解決手段】FRET原理に基づいて、既存の蛍光標識蛋白質よりシグナルの強度が優れており、かつ細胞内のマルトースなどの多様な種類の糖濃度をさらに正確に測定できる糖濃度に対するシグナルの強度の向上した蛍光標識蛋白質を提供する。

腫瘍細胞成長阻害のための組成物及び方法

2007年02月10日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-225772 出願日 : 2006年8月22日
公開番号 : 特許公開2007-29098 公開日 : 2007年2月8日
出願人 : ジェネンテック・インコーポレーテッド 発明者 : べーカー,ケヴィン,ピー. 外9名

発明の名称 : 腫瘍細胞成長阻害のための組成物及び方法

【課題】腫瘍細胞成長を阻害するための方法及び組成物、特に、腫瘍治療のための抗腫瘍組成物及び、成長阻害性、例えば抗腫瘍化合物を同定するためのスクリーニング方法の提供。
【解決手段】ヒト分泌蛋白質細胞外ドメインのコンセンサス配列を基にしてクローニングされる新規なポリペプチド及びこれらのポリペプチドをコードする核酸分子。また、これらの核酸配列を含むベクター及び宿主細胞、異種ポリペプチド配列に融合した上記ポリペプチドを含むキメラポリペプチド分子、上記ポリペプチドに結合する抗体及び上記ポリペプチドを製造する方法。

出願番号 : 特許出願2006-225770 出願日 : 2006年8月22日
公開番号 : 特許公開2007-29097 公開日 : 2007年2月8日
出願人 : ジェネンテック・インコーポレーテッド 発明者 : べーカー,ケヴィン,ピー. 外9名

発明の名称 : 腫瘍細胞成長阻害のための組成物及び方法

【課題】 腫瘍細胞成長を阻害するための方法及び組成物を提供する。
【解決手段】複数の特定の配列からなるPROポリペプチド及びPROポリペプチドをコードする核酸配列を含む単離された核酸分子。またPROポリペプチドのアゴニスト抗体。これらの核酸配列を含むベクター及び宿主細胞、異種ポリペプチド配列に融合したポリペプチドを含むキメラポリペプチド分子、ポリペプチドに結合する抗体及びポリペプチドを製造する方法。

腫瘍の温熱療法のための磁性体ナノ粒子

2007年02月10日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-219997 出願日 : 2005年7月29日
公開番号 : 特許公開2007-31393 公開日 : 2007年2月8日
出願人 : 富士フイルム株式会社 発明者 : 平井 博幸 外1名

発明の名称 : 腫瘍の温熱療法のための磁性体ナノ粒子

【課題】 癌細胞表層に発現する抗原との反応効率が高く、正常細胞に影響することなく、腫瘍に対して選択的に温熱療法を行うことが可能な磁性体ナノ粒子、並びに上記磁性体ナノ粒子を用いた腫瘍の温熱療法剤を提供すること。
【解決手段】 平均粒子径1~100nmの磁性体ナノ粒子の表面を、凝集抑制作用を有する化合物で被覆し、さらに癌細胞と選択的に結合する抗体が該化合物に結合していることを特徴とする、腫瘍の温熱療法に使用するための磁性体ナノ粒子。

バイオ塾情報創庫DB 2007-02-10更新情報

2007年02月10日 | 医薬工学 製剤 DDS
◇化学物質の発癌性をできるだけ正確かつ簡便に評価するための癌検定方法
  バイオ塾情報創庫DB 2007-02-10
◇抗腫瘍剤
  バイオ塾情報創庫DB 2007-02-10
◇IL-13シグナリング阻害をメカニズムとする消化管粘膜傷害治療剤及び薬物スクリーニング方法
  http://riibs-iwata.blogspot.com/2007/02/blog-post_6046.html
◇特定遺伝子の発現を抑制するための方法および薬剤
  http://riibs-iwata.blogspot.com/2007/02/blog-post_3419.html
◇シモン芋エキスとシモン芋由来のスフィンゴ糖脂質、及びその製造方法
  バイオ塾情報創庫DB 2007-02-10
◇糖尿病関連遺伝子、およびその利用
  http://blog.drecom.jp/bio21st/archive/152