バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

紫外線対策にはココア

2006年07月11日 | NEWSクリッピング
炎症を防いで肌がなめらかに
 ポリフェノールたっぷりのココアは、紫外線による肌の炎症を抑え、しっとり感を持続させる働きを持つことが、ドイツの研究でわかった(J. Nutr.;136,1565-1569,2006)。>>サプリ&機能性食品2006-07-10

【参考資料】
出願番号 : 特許出願2005-209992 出願日 : 2005年7月20日
公開番号 : 特許公開2006-34291 公開日 : 2006年2月9日
出願人 : マーズ インコーポレーテッド 発明者 : キーリー,カーク エス 外7名

発明の名称 : ココア成分、高められたポリフェノール含有量を有する食用製品、その製造法、および医学的利用法

【課題】高められたココアポリフェノールレベルを有するココア成分、有意な量のココアポリフェノールを保持しながらココア成分を産生する工程、ココア成分またはココアポリフェノールを含んでいる組成物、および哺乳類の健康を改善するためのココア成分またはココアポリフェノールの使用法の提供。
【解決手段】焙煎したカカオニブまたはその画分、チョコレート液、あるいは部分的脱脂ココア固形物の製造において275以下の発酵係数を有するカカオ豆を使用する。

医学的に重要な真菌遺伝子資源の検出及び同定に使用する試薬キットの開発

2006年07月11日 | 菌類 細菌
東洋紡績株式会社

現在、臨床に使用されている抗真菌剤は広い抗真菌スペクトルを 持つことから、深在性真菌症の治療のうえで真菌菌種の確実な識別が必要となっている。そこで、 提案公募型・最先端分野開発事業の研究成果である真菌DNA塩基配列に基づく菌種・菌株の識別法 ならびに研究・産業利用のために有用な真菌遺伝情報の成果をもとに、医学的(医療の現場)に 重要な真菌の属および種を遺伝子レベルで簡便に測定できる検出キットの開発を行った。>> NEDO研究開発推進部 実用化助成グループ > 事業化事例集

出願番号 : 特許出願平9-327008 出願日 : 1997年11月11日
公開番号 : 特許公開平11-142409 公開日 : 1999年5月28日
出願人 : 株式会社東洋紡ジーンアナリシス 発明者 : 上田 剛三 外5名

発明の名称 : 病原性微生物の検出方法

【課題】 血液等の臨床試料から、高感度かつ、特異的に広範囲の病原性微生物、特に病原性真菌を検出する方法ならびにそのための試薬の提供。
【解決手段】 (1)病原性微生物に対して特異的親和性を有する物質を固相担体に結合した不溶性固相担体に、病原性微生物を含む試料を接触させて、該病原性微生物を捕捉させ、(2)不溶性固相担体を液相から分離した後、該不溶性固相担体に捕捉された病原性微生物から遺伝子を単離させ、(3)該遺伝子を増幅させ、次いで、(4)増幅された遺伝子を検出することを特徴とする病原性微生物の検出方法ならびに該方法に使用する試薬。

出願番号 : 特許出願2002-377518 出願日 : 2002年12月26日
公開番号 : 特許公開2004-201636 公開日 : 2004年7月22日
出願人 : 東洋紡績株式会社 発明者 : 西口 洋朗 外2名

発明の名称 : 病原真菌遺伝子の検出方法及び真菌の菌種同定用オリゴヌクレオチド

【課題】本発明は病原真菌の検出及び同定に有効なオリゴヌクレオチド及びその組み合わせに関する。更に詳しくは該オリゴヌクレオチドを用いて病原真菌を検出及び同定する方法、ならびにその為のキットに関する。
【解決手段】病原真菌特異的オリゴヌクレオチド配列の一部或いは全部を適した組み合わせで用い広範囲の病原真菌の18S rRNA遺伝子を増幅後、同反応液を試料とし、更に菌種特異的オリゴヌクレオチド配列の一部或いは全部を各組み合わせで用い、nestedPCRを行い、増幅を確認することにより菌種の同定を行うことを特徴とする病原真菌遺伝子の検出及び同定方法、ならびに該オリゴヌクレオチド及び該オリゴヌクレオチドを含有するキット。

「人間香水」で強力虫よけ 英研究者らが開発

2006年07月11日 | NEWSクリッピング
蚊は人間のにおいを感知して集まってくると言われるが、刺されやすさには個人差がある。同研究所のジョン・ピケット教授によると、「刺されにくい人は蚊の嫌うにおいを発している。これが通常のにおいを覆い隠し、蚊は『刺す相手として適していない』と判断するのだ」という。 ロイター>>CNN.jp 2006-07-09

生物資源国家Megadiversity7の競争力

2006年07月11日 | 医のかたち(教育 政策 行政)
 先進7カ国(G7=Group of 7)は、世界の富と貿易を実質的に支配する先進工業国グループだ。1997年にロシアまで組み込み、G8になった。世界経済でこれらの影響力は相変わらず絶対的なものだ。「M7」もある。ブラジル、メキシコ、マダガスカル、コロンビア、コンゴ民主共和国、豪州、インドネシアなど、生物の多様性が売り物の7ヵ国(Megadiversity 7)を指す。G7は世界の富の54%を、M7は世界の生物資源の54%を占めている。妙に一致している。 東亜日報(韓国)JULY 11, 2006

たんぱく質:従来より1万倍の高感度で検出 北大など開発

2006年07月11日 | 創薬 生化学 薬理学
 従来の方法に比べ1万倍の高感度で細胞内の特定のたんぱく質を検出するシステムを、北海道大と複数の民間機関がつくる研究グループが開発した。少量での検出ができれば、たんぱく質の異常で発症するアルツハイマー病などさまざまな病気の早期発見につながる可能性も期待できそうだ。毎日新聞 2006年6月30日

「ダイオキシン類簡易測定法評価検討会報告書」について

2006年07月11日 | 環境 自然  生態
 環境省では、ダイオキシン類を迅速かつ低廉に測定できる、いわゆる簡易測定法に係る技術的検討を行うため、平成17年1月から専門家からなる「ダイオキシン類簡易測定法評価検討会」を開催し、土壌及び底質中のダイオキシン類測定における、簡易測定法の適用可能性について、検討を進めてきました。
 その結果、検討対象とした21技術のうち、いくつかのものは、今後、土壌及び底質における、汚染地の対策範囲を推定するためのスクリーニング法等としての適用可能性が認められました。環境省プレスリリース平成18年7月5日

環境ホルモン:化学物質36種類「人に作用する恐れない」

2006年07月11日 | 医療 医薬 健康
 環境ホルモンに関する環境省の「化学物質の内分泌かく乱作用に関する検討会」(座長、鈴木継美・東京大名誉教授)が10日開かれ、同省が分析を進めていたノニルフェノールなど化学物質36種類について「人に作用する恐れはない」とする報告が示され、了承された。毎日新聞 2006年7月10日

遺伝子組み換え:青い花の色、黄色に サントリーなど成功

2006年07月11日 | 植物&農業
 サントリーなどがつくった黄色いトレニアの花(右)。左は遺伝子を組み替える前の青いトレニア=サントリー提供 黄色い花の色素の遺伝子を青い花に組み込み、花の色を黄色に変えることに、サントリーや東北大などの共同研究チームが成功した。この技術を応用すれば、赤やピンクの花でおなじみのゼラニウムやセントポーリアなどに鮮やかな黄色の花を咲かせることも可能になるという。毎日新聞 2006年7月11日

脊髄損傷、鼻の粘膜移植で再生 阪大グループが計画

2006年07月11日 | 医療 医薬 健康
 首を骨折して脊髄(せきずい)を損傷した患者に対し、患者自身の鼻の粘膜を移植し、脊髄を再生させる臨床研究を大阪大のグループが計画している。近く同大倫理委員会で承認を受ける見通し。鼻の粘膜には、神経細胞の成長を促す特殊な細胞があると考えられ、ネズミの実験では有効性が確認されている。 朝日新聞 2006年07月11日