バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

スルフォラファンのH.pylori胃炎軽減作用と胃がん予防の可能性

2006年07月18日 | 医療 医薬 健康
ブロッコリーの新芽に含まれる成分への期待
  谷中昭典ほか:化学と生物 44(7)430-431(2006)

【参考資料】
出願番号 : 特許出願2002-520645 出願日 : 2001年8月21日
公表番号 : 特許公表2004-519423 公表日 : 2004年7月2日
出願人 : 503070753 発明者 : ファーヒー ジェド ダブリュ.

発明の名称 : イソチオシアネートを用いたヘリコバクターの治療方法

本発明は、グルコシノラート、イソチオシアネート、またはそれらの誘導体もしくは代謝産物を含有する組成物の使用による、ヘリコバクターの増殖を予防または阻害する方法に関する。本発明はさらに、持続的慢性胃炎、潰瘍、および/または胃癌のリスクのあるまたはそれらの治療が必要である対象において、これらを予防または治療する方法に関する。

新規な高度化学物質保護性の十字花科生殖質の開発

2006年07月18日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願2000-557681 出願日 : 1999年7月1日
公表番号 : 特許公表2002-519043 公表日 : 2002年7月2日
出願人 : ジョンズ ホプキンズ スクール オブ メディシン 発明者 : ファヘイ ジェド ダブリュー.

発明の名称 : 新規な高度化学物質保護性の十字花科生殖質の開発

グルコシノレートプロフィールに関して植物集団をスクリーニングする段階、およびアルキル/インドールグルコシノレート比が増加した個々の植物を選択する段階を含む、癌化学物質保護剤のレベルが高い十字花科の生殖質、特にブロッコリーとカリフラワーの生殖質を生成する方法。選択した植物をその後育種すると、所望のグルコシノレートプロフィールを有する品種、株、および植物が得られる。新芽の化学物質保護活性を増大させるために、制限された水量で種子を発芽させることによって、十字花科の新芽を生長させる方法。漏出が減少した種子の生成に関して植物集団をスクリーニングする段階、およびそのような種子を生成する個々の植物を選択する段階を含む、種子材料の漏出が減少した種子を生成する十字花科生殖質を産生する方法。

魚類病原性微生物と寄生虫の感染予防および治療のためのδ-アミノレブリン酸の新規の用途

2006年07月18日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2001-9821 出願日 : 2001年1月18日
公開番号 : 特許公開2001-316255 公開日 : 2001年11月13日
出願人 : 金亨洛 外2名 発明者 : 金亨洛 外3名

発明の名称 : 魚類病原性微生物と寄生虫の感染予防および治療のためのδ-アミノレブリン酸の新規の用途

【課題】魚類病原性微生物と寄生虫の感染予防及び治療用組成物の提供。
【解決手段】δ-アミノレブリン酸を有効成分として含有する魚類病原性微生物の感染予防及び治療用組成物魚類に水槽投与又は経口投与する場合、魚類病原性細胞の感染を予防及び治療できて抗生剤を用いなくても魚類を養殖することができ、又、ウイルス感染魚類を治療する効果があり、スクチカ寄生虫の感染に対しても予防及び治療に優れた効果がある。

前立腺の疾患の検出に有用な試薬および方法

2006年07月18日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平10-546351 出願日 : 1998年4月23日
公表番号 : 特許公表2002-503956 公表日 : 2002年2月5日
出願人 : アボツト・ラボラトリーズ 発明者 : ビリング-メデル,パトリシア・エイ 外11名

発明の名称 : 前立腺の疾患の検出に有用な試薬および方法

PS118と称される、連続的または部分的に重複したcDNA配列のセット、およびそれにコードされ前立腺組織から転写されるポリペプチドを記載する。これらの配列は、個体における前立腺癌などの前立腺の疾患または状態の検出、診断、病期分類、モニター、予後判定、予防もしくは治療または素因の判定に有用である。また、前立腺の疾患、腫瘍または転移の治療に有用な分子である、PS118コード化ポリペプチドまたはタンパク質に特異的に結合する抗体、および組織特異的PS118ポリペプチドの作用を妨げるアゴニストまたは阻害剤を提供する。


腫瘍特異的P450蛋白質

2006年07月18日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-193412 出願日 : 2005年7月1日
公開番号 : 特許公開2006-34290 公開日 : 2006年2月9日
出願人 : ユニバーシティー オブ アバーディーン 外1名 発明者 : メルビン ウィリアム トーマス 外3名

発明の名称 : 腫瘍特異的P450蛋白質

【課題】CYP1B1蛋白質は組織発生タイプの異なる幅広いヒト癌において検出可能であるが、非癌様組織では検出されないという発見により、マーカーとしてのこの蛋白質に基づく腫瘍検出のための診断法、及びこの蛋白質が関係する腫瘍治療法の可能性を提供する。
【解決手段】 診断法には以下の段階が含まれうる:(a)癌細胞の有無を試験すべき組織試料を患者から得る段階、(b)試料調製段階において調製試料を作製する段階、(c)調製試料をヒトCYP1B1蛋白質と反応する抗体と接触させる段階、および(d)調製試料中のCYP1B1蛋白質と抗体との結合を検出する段階。

インスリン分泌促進薬のスクリーニング方法

2006年07月18日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-366967 出願日 : 2004年12月20日
公開番号 : 特許公開2006-169200 公開日 : 2006年6月29日
出願人 : 大日本住友製薬株式会社 外1名 発明者 : 井口 晴久 外1名

発明の名称 : インスリン分泌促進薬のスクリーニング方法

【課題】インスリン分泌促進薬又はその評価方法を提供する。
【解決手段】 SOX5、SOX6及び/又はSOX13の、発現又は機能を抑制する物質を有効成分として含有するインスリン分泌促進薬;及び被験物質が、SOX5、SOX6及び/又はSOX13の発現又は機能を抑制するか否かを指標として、被験物質のインスリン分泌促進能力を評価する方法等。

細菌の形質転換を利用したアスベスト定量法及び定量キット

2006年07月18日 | 菌類 細菌
本発明は、弾性体上で大腸菌-遺伝子-アスベストコロイド溶液にすべり摩擦を与えると、大腸菌の形質を簡単に変化させることができるという新技術に基づいており、形質が変化した大腸菌数からアスベスト濃度を算出することができる。本測定法は従来法の欠点を克服し、しかも簡便で手軽且つ正確な検知と定量化を可能とする。特に砂礫等他の粘土鉱物が混在していてもアスベスト定量が可能である。 J-Store>特願2005-254231 (未公開)

心筋梗塞に関与する遺伝子型を発見 リスク1.45倍

2006年07月18日 | 医療 医薬 健康
 心筋梗塞(こうそく)の発症に関与する遺伝子の型を理化学研究所などの研究グループが見つけた。特定の型の人は他の型に比べて1.45倍、心筋梗塞を起こしやすかった。リスクの高い人には特に生活習慣に気を使ってもらうなど、個人に応じた病気予防に役立つ成果という。朝日新聞2006-07-17