バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

アルコール醗酵副産物を原料とする機能性食品とその製造法

2006年07月07日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2004-281332 出願日 : 2004年9月28日
公開番号 : 特許公開2006-94713 公開日 : 2006年4月13日
出願人 : ヤヱガキ醗酵技研株式会社 外1名 発明者 : 渡辺 敏郎 外5名

発明の名称 : 機能性食品とその製造法

【課題】 血圧の上昇を安全に抑制することのできる機能性食品を提供する。
【解決手段】 血圧上昇を抑制するための機能性食品であって、酒粕や焼酎粕などのアルコール醗酵副産物を原料にし、この原料を乳酸菌のみ、もしくは麹菌との共生により醗酵させた。

酔態評価方法

2006年07月07日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2003-32998 出願日 : 2003年2月10日
公開番号 : 特許公開2004-242720 公開日 : 2004年9月2日
出願人 : 黄桜酒造株式会社 発明者 : 若井 芳則 外2名

発明の名称 : 酔態評価方法

【課題】飲酒者の酔いの状態を酔いの深さだけでなく、その酒に強い弱いという体質や酒の種類によって異なる高揚感、興奮度、気分が良い悪い等の心地良さ、リラックス度をも含む様々な面から客観的に評価する方法を提供する。
【解決手段】飲酒した被験者の心電図を測定し、該心電図データをスペクトル解析する。その解析結果から得られる心拍数の変化(HR値)、高周波スペクトル値(HF値)、及び交感神経活動量の指標であるLF/HF比(LF値:低周波スペクトル値)を飲酒前後で比較分析することによって、酔いの状態を評価する。

組織検査法を利用する胃癌の切除手術後の予後検査方法

2006年07月07日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2001-251855 出願日 : 2001年8月22日
公開番号 : 特許公開2003-66034 公開日 : 2003年3月5日
出願人 : 日本電気株式会社 外4名 発明者 : 吉田 誠司 外5名

発明の名称 : 組織検査法を利用する胃癌の切除手術後の予後検査方法

【課題】 バイオプシーや外科的切除手術を施行して、切除された胃癌組織について、組織化学検査を行い、その結果を利用して、客観性の高い判定作業により、術後、2~3年以内に癌転移が顕在化するか否かを、高い確度で推定する新規な方法を提供する。
【解決手段】 切除された胃癌組織の薄片化サンプルについて、全癌細胞数と、イヌエンジュ豆由来白血球凝集素を作用させ、かかるイヌエンジュ豆由来白血球凝集素との結合能を示す癌細胞数とを計数し、癌細胞中における、イヌエンジュ豆由来白血球凝集素との結合能を示す細胞の含有比率を指標とし、その含有比率が40%を超える際、術後に癌転移の発生が起こる頻度が高いと判定する。

糖由来のハイドロゲル化剤

2006年07月07日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願番号 : 特許出願2001-239014 出願日 : 2001年8月7日
公開番号 : 特許公開2003-49154 公開日 : 2003年2月21日
出願人 : 科学技術振興事業団 外1名 発明者 : ヂォンホア,ヂョン 外2名

発明の名称 : 糖由来のハイドロゲル化剤

【課題】 有機溶媒及び水の双方に対しゲル形成能力を有するゲル化剤を提供する。
【解決手段】 本発明は、下記化学式(式中、Aは糖の残基を表し、Rはアルキル基を表す。)で表されるハイドロゲル化剤である。
http://jstore.jst.go.jp/patent/detail/12409.html

昆虫の生体防御分子機構とその応用

2006年07月07日 | 医薬工学 製剤 DDS
名取 俊二:「生体防御のメカニズム」平成7年度採択課題終了シンポジウム 22-25

この研究は研究代表者が東京大学薬学部に在任中行っていた「センチニクバエの生体防御機構に関する研究」の成果をもとに立案したもので、当初提出した提案書には、昆虫の自己と非自己の識別機構、新規生理活性物質5-S-GADおよび抗菌蛋白ザーペシンB由来の抗菌ペプチドの3項目に焦点を絞って、創薬を意識した基礎研究を実施すると記載されている。研究が終了した時点で振り返ってみると、ほぼこの提案に沿った形で研究が進行したと言える。 >> J-Stage 科学技術振興事業団
http://www.jstage.jst.go.jp/article/jst200214/1/0/227/_pdf/-char/ja/

セーレン、絹タンパク質の応用拡大-スキンケア商品発売

2006年07月07日 | NEWSクリッピング
 セーレンは6日、絹たんぱく質「セリシン」(一般名)のメディカル分野への応用を拡大すると発表した。高い酵素安定化作用を利用して診断薬用酵素安定化剤としての本格販売を進めるとともに、医薬部外品のスキンケア商品を発売する。メディカル事業の売上高は05年度に約31億円。人工血管やパップ剤基材といった戦略製品の拡大と合わせ、「将来は100億円規模にしたい」(川田達男社長)としている。>>日刊工業新聞

【参考技術資料】
出願番号 : 特許出願2003-44250 出願日 : 2003年2月21日
公開番号 : 特許公開2004-250405 公開日 : 2004年9月9日
出願人 : 株式会社オードレマン 発明者 : 藤浦 粧子 外1名

発明の名称 : 非結晶性絹フィブロインを含有する化粧料

【課題】かすが発生せず、伸びが良く、しっとりする一方でべたべたしたり肌へ刺激を与えたりすることのない化粧料を提供する。
【解決手段】a)非結晶性絹フィブロインを主成分とする絹タンパク、およびb)水溶性高分子化合物、油性物質、保湿剤、抗炎症剤、美白剤および紫外線吸収剤または紫外線散乱剤からなる群から選択される、1以上の物質を含有する化粧料を提供する。

出願番号 : 特許出願2002-118060 出願日 : 2002年4月19日
公開番号 : 特許公開2003-311213 公開日 : 2003年11月5日
出願人 : 関西ティー・エル・オー株式会社 発明者 : 河原 豊

発明の名称 : 絹におけるセリシンとフィブロインの分離方法

【課題】この発明の第一の課題は、防腐剤なしでも在庫可能なセリシン粉末またはフィブロイン粉末を大量に安価で提供することにある。第二の課題は、食品や化粧品としての商品化に適したセリシン粉末またはフィブロイン粉末を提供することにある。
【解決手段】この発明の絹におけるセリシンとフィブロインの分離方法は、絹に加湿雰囲気で紫外線を照射し、ミル等で粉砕した後、メッシュ篩あるいは振動篩にかけることを特徴とする。

出願人 : 長 外4名 発明者 : 坪内 紘三 外3名

機能性絹フィブロインの製造方法とその利用
  農林水産省蚕糸・昆虫農業技術研究所>>RIIBS Japan DB

早大・松本教授「捏造ではない」と反論

2006年07月07日 | NEWSクリッピング
 国の研究費を不正受給した早稲田大学・松本和子教授が論文のデータ捏造(ねつぞう)疑惑も指摘された問題で、松本教授が大学に当時の実験の生データを提出して「捏造ではない」と反論していることが6日、わかった。大学は今後、外部の専門家も交えて検討する方針だ。 朝日新聞2006年07月07日

◇早大理工学部、新たな研究費不正受給疑惑が浮上
 研究費の不正受給が発覚した早稲田大学理工学部で、松本和子教授と別の同学部教授に対する新たな研究費不正受給疑惑が浮上し、大学が調査委員会を設置していたことが明らかになった。2006年7月4日 読売新聞

◇産業技術開発機構が独自調査、早大教授の不正問題で
 早稲田大学の松本和子教授が国の研究費を不正受給した問題で、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、松本教授に交付した9年度分、計1億4600万円の経理について、独自に調査することを決めた。
 大学の内部調査では不十分と判断した。不正額を確定して資金の返還を求めるとともに、最長6年の研究費応募資格停止を検討する。読売新聞2006-07-02

◇早大教授研究費不正 管理体制の不備見直せ
 国の研究費を架空の学生アルバイト代名目で受け取り、投資信託に流用した―。大学からこう指摘された早稲田大理工学術院の松本和子教授(56)。税金から支出された科学技術振興調整費をめぐる不正行為である。使い道の管理体制を見直す必要がある。中国新聞>社説>>2006-06-30

◇早大・松本教授に論文データねつ造疑惑、学会が調査へ
 松本教授の研究を巡っては、早大当局が、2001年に米化学誌に掲載された論文にデータねつ造の疑いがあるとして、調査をすでに始めている。同学会の調査はこれを受けたもので、専門家による予備調査を行った上で、疑惑の真偽を審理する委員会を近く設置する。>>読売新聞2006年6月29日

◇生体分子解析用金属錯体プローブの開発
  松本 和子(早稲田大学理工学部)
単一分子・原子レベルの反応制御 第6回シンポジウム 2期チーム(平成8年度採択)研究成果報告 89-89
蛍光性希土類錯体の持つ長い蛍光寿命、大きなストークシフト、鋭い蛍光ピークという特徴を生かし、これを生体分子へのラベル剤として時間分解蛍光測定を行うと、従来のイムノアッセイの検出限界を2桁から4桁向上させることができることを既に報告している。 >>J-Stage 科学技術振興事業団

◇早大・松本教授に論文データねつ造疑惑、学会が調査へ
 松本教授の研究を巡っては、早大当局が、2001年に米化学誌に掲載された論文にデータねつ造の疑いがあるとして、調査をすでに始めている。同学会の調査はこれを受けたもので、専門家による予備調査を行った上で、疑惑の真偽を審理する委員会を近く設置する。>>読売新聞2006年6月29日