バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

架橋された単糖及びオリゴ糖の粒子、特にマイクロ粒子又はナノ粒子、それらの調製法

2006年07月04日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平11-196705 出願日 : 1999年7月9日
公開番号 : 特許公開2000-38402 公開日 : 2000年2月8日
出願人 : コルティカ 発明者 : レヴィ マリー クリスチーヌ 外3名

発明の名称 : 架橋された単糖及びオリゴ糖の粒子、特にマイクロ粒子又はナノ粒子、それらの調製法、並びに、それらを含有する化粧用、医薬用又は食物組成物

【課題】化粧品、医薬品又は食品組成物の製造に使用できる粒子を製造する。
【解決手段】 単糖又はオリゴ糖のアシル化可能な一級アルコールの水酸基、及び、多官能性アシル化架橋剤のアシル基との間でエステル結合が生成するように、少なくとも1つの一級アルコール基を有する単糖又はオリゴ糖と、多官能性アシル化架橋剤、好ましくは二酸ハロゲン化物、さらに好ましくは二酸塩素化物との間で、好ましくは室温において、乳化物中で界面架橋することによって架橋された1つ又は複数の単糖又はオリゴ糖から形成される壁が、少なくとも表面上にある粒子。

〈老化と技術〉人工血液

2006年07月04日 | 医療 医薬 健康
血液型合わせが不要 動脈硬化でも血流よく
ナノテクノロジー(超微細技術)とバイオ技術を駆使した「人工赤血球」が世界に先駆けて日本で実用化されようとしている。通常の輸血と違って冷蔵や血液型合わせが不要でウイルス感染の心配もなく、災害現場や緊急手術で直ちに輸血できる。脳梗塞(こうそく)や心筋梗塞、がんの治療にも有効との実験結果も出ている。動脈硬化があっても「血の巡り」をよくするので、高齢者の若返りも夢ではなさそうだ。(小金丸貴志)産経新聞2004年8月30日 東京朝刊
【参考資料】
出願番号 : 特許出願平7-527805 出願日 : 1995年4月21日
公表番号 : 特許公表平9-507680 公表日 : 1997年8月5日
出願人 : ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア 発明者 : コッソフスキー ニール 外2名

発明の名称 : 赤血球代用剤

ヘモグロビンなどの酸素担体が結合されているナノ結晶コア粒子で構成されている赤血球代用剤。酸素担体を変性させることなくまたは酸素担体の酸素輸送性能を破壊することなく、酸素担体をナノ結晶コア粒子に結合させるため、ナノ結晶コア粒子と酸素担体の間に酸素担体アンカーコーティングを設ける。酸素担体を結合されたナノ結晶コア粒子は、脂質の層でコートされ、次いで糖またはアロステリックエフェクターの外面層が塗布される。

出願番号 : 特許出願平8-521279 出願日 : 1996年1月4日
公表番号 : 特許公表平10-511957 公表日 : 1998年11月17日
出願人 : ザ ボード オブ リージェンツ オブ ザ ユニヴァーシティ オブ ミシガン 発明者 : レヴィ,ロバート,ジェー. 外2名

発明の名称 : 表面改質ナノ微粒子並びにその製造及び使用方法

持続放出性生物活性剤送達賦形剤としての生分解性制御放出性ナノ微粒子であって、生物系の組織又は細胞に該ナノ微粒子を結合させ、ナノ微粒子の持続放出性を強化すると共に、ナノ微粒子に包含された生物活性剤を保護するための表面改質剤を含む。形成後に表面改質しうるサイズ分布が狭い小さな(10nm~15nm、好ましくは20nm~35nm)ナノ微粒子の独特な製造方法を記載する。表面改質法として、凍結乾燥法により物理吸着された被覆を形成すること、及びエポキシ誘導化によりナノ微粒子の表面を目的分子との共有結合に機能させることが含まれる。ナノ微粒子はまた、ヒドロキシ末端化もしくはエポキシド末端化されていたり、ポリカプロラクトンなどの疎水性セグメントと親水性セグメントとを有する活性化多ブロック共重合体であってもよい。ナノ微粒子は、バルーン血管形成法など介入的心臓又は血管カテーテル法の一環として平滑筋抑制剤及び抗トロンボゲン形成剤の局所血管内投与のほか、骨先祖細胞への骨指向遺伝子又は遺伝子セグメントの送達など遺伝子治療のための組織及び/又は細胞への直接適用、又は蛋白質/ペプチド系ワクチン送達用の腸溶性カプセル剤の経口投与に有効である。

調合した薬用植物から生物学的に有効な成分を抽出し及び精製する方法

2006年07月04日 | 医療 医薬 健康
【特許請求の範囲】
【請求項1】 クレマティスラディックス、トリチョサンテスルート及びプルネラヘルバが1:0.5~2:0.5~1.5の重量比で混合された混合物からの抽出物を含む調合薬用植物組成物であって、前記抽出物は全抽出物に対して0.3ないし0.6重量%のロスマリン酸と全抽出物に対して3.0ないし7.0重量%のオレアノール酸とを含む調合薬用植物組成物。
【請求項2】 活性成分として請求項1の抽出物を含有する鎮痛効果を有する抗炎症剤。
【請求項3】 活性成分として請求項1の抽出物を含有する慢性リューマチ関節炎治療剤。
【請求項4】 活性成分として請求項1の抽出物を含有する末梢血液循環改善剤。

アスペルギルス・アワモリの変異株及び植物組織の崩壊方法

2006年07月04日 | 菌類 細菌
【発明者】河原 秀久ほか  【出願人】味の素株式会社

【課題】 比活性の高い植物組織崩壊酵素群を工業的規模で生産し得るアスペルギルス・アワモリ変異株の樹立及び当該微生物由来の酵素を用いる植物組織崩壊方法を提供すること。
【解決手段】 改良された植物組織崩壊酵素活性を有するアスペルギルス・アワモリの変異株AJ-117317及びその培養物又はこの培養物から調製される植物組織崩壊用酵素と、植物組織含有物とを接触させることを特徴とする植物組織の崩壊方法。

サメ軟骨抽出物及びその製造方法

2006年07月04日 | 医薬工学 製剤 DDS
出願番号 : 特許出願2001-91721出願日 : 2001年3月28日
公開番号 : 特許公開2002-281935公開日 : 2002年10月2日
出願人 : 焼津水産化学工業株式会社 発明者 : 中嶋隆太 外1名

発明の名称 : サメ軟骨抽出物及びその製造方法

【課題】 ヒ素含量が低く、かつ異味、異臭のない、食品素材に適したサメ軟骨抽出物及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 予め水で洗浄したサメ軟骨原料からサメ軟骨抽出液を抽出し、得られたサメ軟骨抽出液をそのまま又は酵素分解した後、脱色、脱臭し、この脱色、脱臭したサメ軟骨抽出液又はその酵素分解液を分離膜処理して、ヒ素含量が低く、かつ異味、異臭のないサメ軟骨抽出物を得る。

【参考資料】RIIBS Japan技術資料 PDF

核酸増幅用プライマー、核酸増幅用プライマーセット及びこれを用いた癌の検査方法

2006年07月04日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2003-435631 出願日 : 2003年12月26日
公開番号 : 特許公開2005-192421 公開日 : 2005年7月21日
出願人 : 松原 長秀 発明者 : 永坂 岳司 外2名

発明の名称 : 核酸増幅用プライマー、核酸増幅用プライマーセット及びこれを用いた癌の検査方法

【課題】 MGMT遺伝子のCpG領域のシトシンのメチル化を効率良く、高い精度で検出する方法として、1回の操作で、MGMT遺伝子の2以上のCpG領域の各々のCpG領域中のシトシンのメチル化を検出する方法を提供する。また、この検出方法に用いるための核酸増幅用プライマー、核酸増幅用プライマーセット、検査用試薬キットを提供する。
【解決手段】 メチル化シトシン特異的核酸増幅用プライマーであって、それぞれの核酸増幅用プライマーが異なるCpG領域に存在するメチル化されたシトシンを特異的に認識して核酸増幅によりオリゴヌクレオチドを形成するものを2以上、メチル化シトシン非特異的核酸増幅用プライマーを2以上含む核酸増幅用プライマーセットを用いる。

出願番号 : 特許出願2003-435629 出願日 : 2003年12月26日
公開番号 : 特許公開2005-192420 公開日 : 2005年7月21日
出願人 : 永坂 岳司 発明者 : 永坂 岳司 外2名

発明の名称 : 核酸増幅用プライマー、核酸増幅用プライマーセット及びこれを用いた癌の検査方法

【課題】KRAS遺伝子のコドン12及びコドン13の変異の有無を一度の操作で、簡便に、再現性よく、かつ、精度よく検出する方法を提供する。また、この検出方法に用いるための核酸増幅用プライマー、核酸増幅用プライマーセット、及びKRAS遺伝子のコドン12及びコドン13の変異検出試薬キットを提供する。
【解決手段】 KRAS遺伝子に作用し、塩基配列にミスマッチを導入した核酸増幅プライマーを含む核酸増幅用プライマーセット用いてKRAS遺伝子を増幅する。

岡山大学、エピジェネティクスを診断、大腸がんの早期診断システムを開発

2006年07月04日 | 医療 医薬 健康
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の松原長秀助手らのグループが、微量の便に存在する複数のがん関連遺伝子のエピジェネティクス変化を調べて、大腸がんを高感度に検出する手法の開発に成功した。日経BP>>BitechnologyJapan 2006-06-28

出願番号 : 特許出願2004-359468 出願日 : 2004年12月13日
公開番号 : 特許公開2006-166711 公開日 : 2006年6月29日
出願人 : 国立大学法人 岡山大学 発明者 : 永坂 岳司 外2名

発明の名称 : 糞便由来遺伝子の簡便増幅方法

【課題】従来のように糞便からの核酸を分離精製することなく、簡便に目的とする遺伝子を増幅する方法を確立、提供する。
【解決手段】(a)溶解液で糞便を溶解する工程、(b)該溶解液を濾紙に含ませる工程、(c)得られた濾紙を直接、遺伝子増幅反応溶液に接触させ、遺伝子増幅を行う工程、を含む方法による。糞便に含まれる核酸を濾紙を用いて分離、吸着させ、該濾紙を遺伝子増幅反応に直接用いることができるので、従来のように核酸分離精製を経ることなく、簡便に効率よく糞便中の目的遺伝子を増幅させることができる。

γ-アミノ酪酸含有食品の製造方法、及びγ-アミノ酪酸高生成能を有する酵母

2006年07月04日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2004-333671 出願日 : 2004年11月17日
公開番号 : 特許公開2006-141251 公開日 : 2006年6月8日
出願人 : 株式会社ニチレイフーズ 発明者 : 郭 暁風 外1名

発明の名称 : γ-アミノ酪酸含有食品の製造方法、及びγ-アミノ酪酸高生成能を有する酵母

【課題】 本発明は微生物を用いてγ-アミノ酪酸を簡便かつ大量に生成する手段を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、糖類若しくは糖代謝中間体、又は、糖類若しくは糖代謝中間体及びグルタミン酸若しくはその塩に、糖類又は糖代謝中間体の存在下において発酵反応によりγ-アミノ酪酸を生成する能力を有する酵母又はその処理物を作用させることを特徴とするγ-アミノ酪酸含有食品の製造方法に関する。

微生物の破砕・核酸抽出方法、この方法を用いたキット

2006年07月04日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2004-336245 出願日 : 2004年11月19日
公開番号 : 特許公開2006-141292 公開日 : 2006年6月8日
出願人 : エーエムアール株式会社 外1名 発明者 : 江崎 孝行 外1名

発明の名称 : 微生物の破砕・核酸抽出方法、この方法を用いたキット、及びその製造方法

【課題】 遺伝子検査のための検体処理を行うに際し、従来法では十分に破砕・核酸抽出を行い難かったカビ・グラム陽性菌等の菌類を含む微生物を、簡便、迅速、かつ高効率に破砕し、その核酸を抽出する方法等を提供することにより、少数の微生物に対しても遺伝子検出感度を上げる方法等を提供すること。
【解決手段】 微生物の有無を確認するための検体に、検体溶解処理用液を混合して処理液とし、この処理液と大小2種類の大きさのジルコニアビーズとを空き空間容量を充分に確保したチューブに混合し、このチューブに物理的衝撃を加えて細胞破砕処理を行う。この破砕処理後の処理液に、界面活性剤を含む溶液を混合、加熱処理し、フェノール/クロロホルム処理を行った後に、上清を回収し、エタノール沈殿処理により核酸を回収する。

耐熱性ペクチンリアーゼおよびそれを用いたペクチンの製造方法

2006年07月04日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-282610 出願日 : 2005年9月28日
公開番号 : 特許公開2006-149374 公開日 : 2006年6月15日
出願人 : 長瀬産業株式会社 外1名 発明者 : 阪本 龍司 外3名

発明の名称 : 耐熱性ペクチンリアーゼおよびそれを用いたペクチンの製造方法

【課題】植物材料から広義のペクチンを製造するにあたり、強酸のような比較的厳しい反応条件を使用することなく、かつ比較的高温条件において、高分子量を有するペクチンをより簡易にかつ効率良く製造することができる、耐熱性ペクチンリアーゼおよびそれを用いたペクチンの製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、耐熱性に優れるペクチンリアーゼおよび当該リアーゼを用いたペクチンの製造方法を提供する。本発明のペクチンリアーゼ[EC4.2.2.10]は、代表的には、バチラス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)由来であり、かつ至適反応温度が60℃以上である。このペクチンリアーゼを植物材料に作用させることにより、比較的高分子量でなるペクチンを効率良く製造することができる。