バイオの故里から

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組織検査法を利用する胃癌の切除手術後の予後検査方法

2006年07月07日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2001-251855 出願日 : 2001年8月22日
公開番号 : 特許公開2003-66034 公開日 : 2003年3月5日
出願人 : 日本電気株式会社 外4名 発明者 : 吉田 誠司 外5名

発明の名称 : 組織検査法を利用する胃癌の切除手術後の予後検査方法

【課題】 バイオプシーや外科的切除手術を施行して、切除された胃癌組織について、組織化学検査を行い、その結果を利用して、客観性の高い判定作業により、術後、2~3年以内に癌転移が顕在化するか否かを、高い確度で推定する新規な方法を提供する。
【解決手段】 切除された胃癌組織の薄片化サンプルについて、全癌細胞数と、イヌエンジュ豆由来白血球凝集素を作用させ、かかるイヌエンジュ豆由来白血球凝集素との結合能を示す癌細胞数とを計数し、癌細胞中における、イヌエンジュ豆由来白血球凝集素との結合能を示す細胞の含有比率を指標とし、その含有比率が40%を超える際、術後に癌転移の発生が起こる頻度が高いと判定する。

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