バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

キャベツやブロッコリーに肺がんの予防効果!?

2006年03月20日 | 医療 医薬 健康
  ビタミンやミネラル、食物繊維も豊富な健康野菜
アブラナ科の野菜であるキャベツやブロッコリーを多く取ることによって、肺がんを予防することが示されているのをご存じだろうか? キャベツやブロッコリーはアブラナ科野菜特有の“グルコシノレート”という成分を含んでいる。グルコシノレートは、調理や消化の過程でイソチオシアネートに分解されるが、このイソチオシアネートが、動物実験で肺がんに対する化学予防効果があることが確認されている。日経BP>>健康

ヒトの免疫持つマウス、九大チーム作製 薬剤開発に期待

2006年03月20日 | NEWSクリッピング
遺伝子操作でマウス本来の免疫系が働かないマウスを作り、拒絶反応が起きないようにした。生まれて48時間以内にヒトの造血幹細胞を静脈に注射して移植したところ、うまく骨髄に根付いて、ヒトの各種免疫細胞に効率的に分化していった。一部にマウス本来の免疫細胞も残るが、免疫の中心を担うT細胞やB細胞、がん細胞などを攻撃するNK細胞はほぼヒトの細胞だけになっていた。朝日新聞2006-03-20

イネミトコンドリアゲノムの全構造解読

2006年03月20日 | からだと遺伝子
イネミトコンドリアゲノムの全構造解読
-トウモロコシ、コムギ等の主要穀類を含む単子葉植物で世界初の解読-
農業生物資源研究所と東京大学大学院農学生命科学研究科は共同で、イネのミトコンドリアゲノムの全構造を決定し、その遺伝子情報の解読を完了した。この成果は、トウモロコシ、コムギ等の主要な穀類を含む単子葉植物で世界初の報告例であり、基礎科学および農学上の波及効果は大きい。農業生物資源研究所

コエンザイムQ10の新規な生産方法の開発

2006年03月20日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
ユビキノン-10とも呼ばれるコエンザイムQ10(CoQ10)は、ヒトにとって不可欠な抗酸化作用を持つ物質である。生体内で合成できるが、その細胞内濃度は加齢に伴い減少するため、健常者も補給が必要である。我々はグルコン酸菌由来のCoQ10合成関連酵素遺伝子を導入することにより、CoQ10生産イネの作出に成功した。 農業生物資源研究所・遺伝資源研究グループ