バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

アキノワスレグサ発酵物を含む睡眠改善剤

2006年03月12日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-245141 出願日 : 2004年8月25日
公開番号 : 特許公開2006-62998 公開日 : 2006年3月9日
出願人 : 株式会社琉球バイオリソース開発 発明者 : 稲福 盛雄 外3名

発明の名称 : 睡眠改善剤

【課題】 アキノワスレグサの有効利用を図るため、アキノワスレグサの植物自体の摂取より、よりよい睡眠改善作用や、ACE阻害活性作用を奏し得るその発酵処理物、及びその発酵植物を含有する食品素材・食品を提供することにある。
【解決手段】 アキノワスレグサを発酵処理することにより、該植物そのものより睡眠改善効果を奏することができ、且つ、食味を改善し、その乳酸発酵処理物では、ACE阻害活性効果を奏する発酵処理物を得ることができる。さらに、前記の作用を強化させた利用価値が大きい食品素材・食品を得ることができる。


ポリヌクレオチド、ポリペプチド及び解糖系酵素の製造方法

2006年03月12日 | からだと遺伝子
旋毛虫(Trichinella spiralis)が産生するエノラーゼ(解糖系酵素の一種であり、2-ホスホグリセリン酸が脱水されて,ホスホエノールピルビン酸を生じる反応を触媒する)遺伝子のクローニングおよび塩基配列の決定に成功した結果、エノラーゼ活性を有する蛋白を遺伝子工学的に合成し、医薬品としての当エノラーゼの製造方法を提供することを可能とした。J-Stage>>Technical Eye

pH指示薬を利用した糖質の検出方法

2006年03月12日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2003-361433 出願日 : 2003年10月22日
公開番号 : 特許公開2005-127759 公開日 : 2005年5月19日
出願人 : 株式会社横浜国際バイオ研究所 発明者 : 小林 昭一 外3名

発明の名称 : pH指示薬を利用した糖質の検出方法

【課題】 CDや澱粉部分分解物等の糖質を確実、かつ簡便に検出するための方法を見出すと共に、CGTaseや澱粉分解酵素、並びにこれらの産生菌を検出するための手段を開発すること。
【解決手段】 特定のpH領域の緩衝液およびpH指示薬を被検試料に加え、その呈色変化から、被検試料中のCDや澱粉部分分解物等の糖質を検出する方法;特定のpH領域の緩衝液およびpH指示薬の組み合わせを濾紙に含ませてなる、サイクロデキストリンおよび/または澱粉部分分解物の検出用試験紙;特定のpH領域の緩衝液およびpH指示薬の組み合わせと、可溶性澱粉または澱粉と、サイクロデキストリン合成酵素または澱粉部分分解酵素産生能を有する微生物の培養用培地、並びに寒天またはジェランガムとを混合してなるCGTaseおよび/または澱粉部分分解酵素、或いはCDおよび/または澱粉部分分解物の検出用培地。

毒性および/又は病原性を有するタンパク質を含む被処理物の処理方法

2006年03月12日 | 加齢 老化制御
出願番号 : 特許出願2004-265718 出願日 : 2004年9月13日
公開番号 : 特許公開2005-103539 公開日 : 2005年4月21日
出願人 : 財団法人大阪産業振興機構 発明者 : 吉田 弘之

発明の名称 : 毒性および/又は病原性を有するタンパク質を含む被処理物の処理方法

【課題】 毒性物質および/又は病原性物質であるタンパク質を含む被処理物のより実用的な処理方法を提供する。
【解決手段】 前記目的を達成するために、本発明の処理方法は、毒性および/又は病原性を有するタンパク質を含む被処理物の処理方法であって、所定の分子量のタンパク質を亜臨界水分解することにより、前記被処理物中の有害なタンパク質を無害化する。具体的には、例えば、温度473K以上567K未満、圧力1.5MPa以上28MPa以下の条件下で被処理物を亜臨界水分解処理し、被処理物中のタンパク質を分子量が25kDa未満に分解して無害化する。本発明の処理方法は、より低温で実施でき、連続運転も可能な、安全性、設備コスト、ランニングコストに優れる、より実用的な処理方法である。


切除のがん組織保管、再発時の治療用試料に活用

2006年03月12日 | 医療 医薬 健康
 手術で切除したがん組織を保管する「プライベートがんバンク」を、東大発のベンチャー企業が始めた。
 患者のがんが再発した場合、最先端治療を行うための試料に生かすなど、がん治療の可能性を広げる試みとして注目される。このベンチャー企業は東大医科学研究所の研究者らが設立した「テラ」(東京・港区、矢崎雄一郎社長)。同社は「細胞免疫療法」と呼ばれる新しいがん治療に取り組んでおり、それにがん組織が必要になる。朝日新聞2006-03-12
◇テラ「がんバンク」開始 組織保管、免疫療法本格運用へ
テラは、東京大学が開発した技術、ノウハウを基に、人間に本来備わっている免疫(体内に入り込んだ細菌などの異物を排除する働き)の機能を生かし、がんを治療する手法の一つである「樹状細胞療法」の本格実用を目指している。 FujiSankei Business i.,2006-02-17




「ゲノム」の理解は15% 山梨大教授ら調査

2006年03月12日 | 医療 医薬 健康
 ゲノム(ある生物の遺伝情報全体)という言葉の意味を理解している人は15%――ゲノム研究に関する関心の低さが山縣然太朗・山梨大教授(社会医学)らの国民意識調査で分かった。一方で、医療に応用する研究には賛成する意見が多かった。 朝日新聞2006年03月12日