バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

Mature Human Serum Albumin from E. Coli

2006年03月29日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
Synthesis and Purification of Mature Human Serum Albumin from E. Coli
Martine Latta1,et.al., Bio/Technology 5, 1309 - 1314 (1987)

Significant synthesis of Human Serum Albumin (HSA) was demonstrated in E. coli using efficient bacterial expression signals. The recombinant HSA is produced essentially as an insoluble aggregate and differs from natural HSA by the presence of a methionine at the N-terminus. However, the Met-HSA could be re-natured, purified and was found to be very similar to the natural protein. Nature Biotechnology >> abstract

インターロイキン12産生促進剤およびその製造法

2006年03月29日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-206621 出願日 : 2004年7月14日
公開番号 : 特許公開2006-28047 公開日 : 2006年2月2日
出願人 : キッコーマン株式会社 発明者 : 増田 進 外5名

発明の名称 : インターロイキン12産生促進剤およびその製造法

【課題】
インターロイキン12産生促進剤およびその製造法の提供
【解決手段】(1)テトラジェノコッカス属、ペディオコッカス属もしくはロイコノストック属に属する乳酸菌の培養物、菌体または菌体成分を有効成分とするインターロイキン12産生促進剤。(2)前記の剤を含む、飲食品、医薬品または化粧品。(3)テトラジェノコッカス属、ペディオコッカス属もしくはロイコノストック属に属する乳酸菌を塩分0%~25%好ましくは5%~15%の乳酸菌用培地で培養し、得られた培養物、菌体または菌体成分を有効成分とすることを特徴とするインターロイキン12産生促進剤の製造法。

γ-ドデカラクトンの製造方法

2006年03月29日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平6-76816 出願日 : 1994年4月15日
公開番号 : 特許公開平7-274986 公開日 : 1995年10月24日
出願人 : ニッカウヰスキー株式会社 発明者 : 細井 健二 外1名

発明の名称 : γ-ドデカラクトンの製造方法

【構成】 オレイン酸に、乳酸菌又はビフィズス菌を作用させて、γ-ドデカラクトンの基質を生産する第1工程と、該基質にパン酵母等のβ-酸化能を有する微生物を作用させてγ-ドデカラクトンを生産する第2工程とを有するγ-ドデカラクトンの製造方法。
【効果】 10-ヒドロキシステアリン酸等のγ-ドデカラクトンの基質を、微生物の培養により簡易に得ることができる。

ポリフェノールの濃縮・回収方法およびポリフェノール高含有酵母

2006年03月29日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平11-185635 出願日 : 1999年6月30日
公開番号 : 特許公開2001-8695 公開日 : 2001年1月16日
出願人 : メルシャン株式会社 発明者 : 佐藤 充克 外2名

発明の名称 : ポリフェノールの濃縮・回収方法およびポリフェノール高含有酵母。

【課題】 ワインやブドウ果汁に存在するケルセチンなどのフラボノール類やスティルベン化合物であるリスベラトロールを,安価に選択的且つ効率良く濃縮・回収すること,および,フラボノール類やリスベラトロールを高濃度に含む酵母を開発することが,本発明の課題である。
【解決手段】 本発明は赤ワイン発酵後の菌体を回収し,当該菌体を得ること,および得られた菌体からエタノールなどの親水性極性溶剤を使用し,酵母に吸着したフラボノール類やスティルベン化合物を抽出し,フラボノールやリスベラトロールを高濃度に含む溶液,または更に高濃度化した溶液,または粉末を得ることにより実施できる。また,パン酵母等市販酵母を赤ブドウ果汁やワインに添加・インキュベートすることでも,フラボノール類やリスベラトロールが選択的に吸着できるので,特に発酵工程を経なくても発明を実施できる。本発明は,フラボノール類やスティルベン化合物を含む果汁あるいはワインと酵母菌体を接触させることで,選択的に菌体に当該物質を吸着することを特徴とする。

歯周病とジンジパイン

2006年03月29日 | 菌類 細菌
 門脇 知子ほか:日本薬理学雑誌 Vol. 122 (2003) , No. 1 37-44
グラム陰性偏性嫌気性細菌Porphyromonas gingivalis(ジンジバリス菌)は歯周炎の発症·進行において最重要視されている病原性細菌であり,菌体表面および菌体外に強力なプロテアーゼを産生する.なかでもジンジパイン(gingipains)は本菌の産生する主要なプロテアーゼであり,ペプチド切断部位特異性の異なるArg-gingipain(Rgp)とLys-gingipain(Kgp)が存在する.詳細>>JOI JST.JSTAGE/fpj/122.37


幻の浜の幸・ショウロ

2006年03月29日 | 菌類 細菌
森林総合研究所
森林微生物管理研究グループ 明間民央・根田 仁・宮崎和宏

松露(しょうろ)という風雅な名前をご存じでしょうか。九州であれば、唐津名物の松露饅頭を思い出される方もいらっしゃるかも知れません。また、餞玉を砂糖衣で包んだ茶菓子にも松露という名前のものがあります。しかし、本家本元の松露とは、(読んで字の如
く松の葉に降りる露のことでもありますが)きのこの一種である月んよz岬(哲OJlr王↓あegce71STul.ショウロのことです。唐津には日本三大松原の一つとして知られる「虹ノ松原」があり、松露饅頭はそこで採れたショウロにちなんで名付けられたものです。ちなみに、神奈川県藤沢市には松露羊菜というお菓子がありますが、こちらは湘南海岸のマツ林で採れるショウロを蜜漬けにして練り込んだ羊嚢だそうです。http://www.ffpri-kys.affrc.go.jp/kysmr/data/mr60.pdf
◇ショウロの話
 ショウロ(松露)は、マツ林の地中に発生する卵形のきのこである。皮は最初は白いが、しだいに褐色になり、触ると赤く変色する。肉がまだ白いものは米松露、淡黄褐色に変色したものは麦松露と呼ぶこともある。それ以上成熟して中が変色したものは食べない。また成熟すると一部が地表に現れることもある。http://www.ffpri-kys.affrc.go.jp/situ/TOK/neda/hanashi/hanasi06.htm