バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

バイオ塾BLOG更新情報 2006年3月14~15日 INDEX

2006年03月15日 | 医薬工学 製剤 DDS
◇ε-ポリ-L-リジン-アルコールエステル及びその製造法
◇Organic acid toxicity, tolerance, and production in Escherichia coli biorefining applications
◇カダベリンを組換え高効率生産する方法を開発
◇狂ったアシカが増加――海洋動物に広がる病気
◇カロチノイドの生物変換方法
◇発酵法による目的物質の製造法
◇L-アミノ酸生産菌及びL-アミノ酸の製造法
◇エポチロンBの製造、単離および精製方法並びにエポチロンBのX線結晶構造
◇微生物によるD-β-ヒドロキシアミノ酸の製造方法
◇Large-Scale Engineering of the Corynebacterium glutamicum Genome
◇多糖類系バイオマス加水分解物中の発酵阻害物の除去方法
◇冷凍ブロッコリー 輸入増加傾向続く/外食、家庭用に人気
◇中国全人代閉幕 農村問題解決を優先 内需成長型に転換
◇アンデス産でヘルシー アンチエイジング、抗肥満…「新食材」人気
◇エタノール車を南米に、米国市場にらみ日系3強が開発
◇水を使わなくても衛生的な男性用小便器
◇ポジティブリスト制への疑問3 「規制のずれ」のリスクとは
◇ラクトバチラス・カゼイ( L. casei ) は胃腸を通過する間に代謝を調節する

パラ-ヒドロキシケイ皮酸産生微生物

2006年03月15日 | 医のかたち(教育 政策 行政)
パラ-ヒドロキシケイ皮酸(pHCA)は、液晶ポリマー(LCP)を生成するためのモノマーとして使用することができる、高価値の芳香族化合物である。LCPは、ガラス転移温度と等方性液体への転移温度との間で中間体または中間相を示す、あるいはある種の範囲の濃度および温度に対して少なくとも1つの中間相を有するポリマーである。これらの中間相における分子は、液体のようにふるまい、流動するだけでなく、結晶の異方性特性も示す。LCPは、液晶ディスプレイに、また、電子、電気通信、および航空宇宙分野のための高速コネクタおよびフレキシブル回路に使用される。滅菌照射に対するその耐性ならびに高い酸素および水蒸気バリア特性のため、LCPは、医療装置や薬品および食品の包装にも使用される。

出願番号 : 特許出願2004-523397 出願日 : 2003年7月23日
公表番号 : 特許公表2006-501819 公表日 : 2006年1月19日
出願人 : 390023674 発明者 : フアング,リクシユアン 外1名

発明の名称 : 細菌ロドバクタースフェロイデスから得られるチロシンアンモニアリアーゼ酵素のDNAおよびアミノ酸配列

細菌ロドバクタースフェロイデス(Rhodobacter sphaeroides)において、新規のチロシンアンモニアリアーゼ酵素が同定された。この酵素は、フェニルアラニンに対してよりもチロシンに対してより高い活性を有し、チロシンから直接パラ-ヒドロキシケイ皮酸を生成するために有用である。この酵素をコードする遺伝子が、ゲノムDNAを用いる直接的増幅によってクローン化され、大腸菌中で発現された。

経口投与によるHIVワクチン

2006年03月15日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2003-138204 出願日 : 2003年5月16日
公開番号 : 特許公開2004-339160 公開日 : 2004年12月2日
出願人 : 株式会社ヤクルト本社 発明者 : 忻 克勤 外3名

発明の名称 : 経口投与によるHIVワクチン

【課題】粘膜免疫を誘導する経口性エイズワクチンを開発するに際して、安全な経口投与によるHIVワクチンを得る。具体的には、非病原性のベクターを用い、更に、投与を終えた後に不用意に腸管に住みつく虞のないベクターを用い安価な経口投与によるHIVワクチンを得る。
【解決手段】乳酸菌の菌体表層にHIV由来の蛋白質を発現させたことを特徴とするものである。特に、この乳酸菌としては、ラクトコッカス・ラクチス(Lactococcus lactis)であり、この菌体表層にHIVのエンベロープ蛋白質を発現させたものである。

細胞・組織バイオセンシング技術の進展

2006年03月15日 | 創薬 生化学 薬理学
池野 慎也1)2), 春山 哲也1)2) :1) 九州工業大学大学院生命体工学研究科
     2) 独立行政法人科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業
   分析化学 :Vol. 53 (2004) , No. 3 pp.135-146
細胞・組織の機能を計測する細胞バイオセンシングに関する研究について概説した.細胞機能を解析する強力なツールとなってきたローダミン等の蛍光プローブを用いた細胞機能研究や,遺伝子クローニング及び遺伝子操作技術の発展により実現した,組換え細胞によるセンサー細胞の構築と,その有毒物質や外来因子の特異的検出への応用研究を紹介した. JOI JST.JSTAGE/bunsekikagaku/53.135

アブラナ科の植物細胞培養系を用いた機能性成分育種

2006年03月15日 | 植物&農業
東 市郎, 栗本 成敬1), 大澤 勝次1), 増田 清1) :1) 北大院農
北海道「「食と健康」に関するバイオアッセイ基礎技術の確立によるプライマリーケア食品等の創生」
1)研究の概要
アブラナ科植物ブロッコリーの芽生えに含まれる芥子油成分に着目し、この成分を強化した雑種の作製、育種を行う。
(2)研究の独自性·新規性
 機能性成分の強化を目的とした植物種の細胞融合法
(3)研究の目標
 ブロッコリーとハクサイの細胞融合法における条件の確定(フェーズI) 融合法の培地の条件確立、芥子油成分の分析技術確立(フェーズII) 詳細>>J-Stage>PDF

渡り鳥、高病原性の鳥インフル・ウイルス発見されず

2006年03月15日 | 環境 自然  生態
 環境省は14日、今シーズンに国内で調べた渡り鳥約700羽から病原性の強い鳥インフルエンザウイルスは発見されなかったと発表した。

 調査は昨年9月から今年2月末まで、千葉や福島、長崎など5県9か所の干潟や沼、河口などで行った。シギやカモなどが対象で、捕獲して採血したり、ふん便を採取したりして調べた。病原性が強いとされるH5型やH7型のウイルスは見つからなかった。

(2006年3月15日 読売新聞)