バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

プリオン病感染因子のスクリーニング方法

2006年03月14日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2001-24279 出願日 : 2001年1月31日
公開番号 : 特許公開2002-228665 公開日 : 2002年8月14日
出願人 : 東北大学長 発明者 : 北本 哲之 外2名

発明の名称 : プリオン病感染因子のスクリーニング方法

【課題】 血液製剤等の医薬品、食品、化粧品等のプリオンによる感染の有無を迅速に決定するために、動物モデル等によるCJD等のヒトプリオン病感染因子の早期検出が必要とされている。
【解決手段】 非ヒト動物の濾胞樹状細胞(FDC)における異常プリオンタンパク質の沈着を指標とすることを特徴とする、サンプル中のヒトまたはヒト以外のプリオン病感染因子のスクリーニング方法を提供する。

動脈硬化予防・治療薬のスクリーニング方法

2006年03月14日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2003-10495 出願日 : 2003年1月20日
公開番号 : 特許公開2003-274956 公開日 : 2003年9月30日
出願人 : 武田薬品工業株式会社 発明者 : 布施 広光 外2名

発明の名称 : 動脈硬化予防・治療薬のスクリーニング方法

【課題】動脈硬化予防・治療薬のスクリーニング方法の提供。
【解決手段】動脈硬化関連遺伝子を用いることを特徴とする、修飾LDLまたは修飾LDLに含まれる低分子化合物あるいはタンパク質による当該動脈硬化関連遺伝子の発現変動を抑制する化合物またはその塩のスクリーニング方法、当該スクリーニング用キット、当該スクリーニング方法またはスクリーニング用キットを用いて得られる当該動脈硬化関連遺伝子の発現変動を抑制する化合物またはその塩、当該化合物またはその塩を含有してなる動脈硬化予防・治療剤など。

免疫制御性樹状細胞の調製法およびその用途

2006年03月14日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-78883 出願日 : 2004年3月18日
公開番号 : 特許公開2004-298181 公開日 : 2004年10月28日
出願人 : 麒麟麦酒株式会社 外1名 発明者 : 佐藤 克明 外3名

発明の名称 : 免疫制御性樹状細胞の調製法およびその用途

【課題】 IL-10, TGF-β双方を含む培養条件によって誘導した樹状細胞(DC)或いは当該DCに更に炎症性刺激(例えばTNF-α, LPSなど)を加えたものに、必要に応じて対象疾患関連抗原を付与した、移植片拒絶、移植片対宿主病、自己免疫疾患あるいはアレルギー性疾患などの治療剤の提供。
【解決手段】 ヒト樹状細胞またはその前駆細胞をin vitroで少なくともIL-10およびTGF-βを含むサイトカイン類と共に培養し、ヒト免疫制御性樹状細胞を誘導する方法および該方法により得られたヒト免疫制御性樹状細胞、ならびに該ヒト免疫制御性樹状細胞を含む医薬組成物。

免疫調節性機能を誘導する乳酸菌類・成分とその取得方法

2006年03月14日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2003-398662 出願日 : 2003年11月28日
公開番号 : 特許公開2005-154387 公開日 : 2005年6月16日
出願人 : 独立行政法人農業生物資源研究所 外1名 発明者 : 辻 典子 外1名

発明の名称 : 免疫調節性機能を誘導する乳酸菌類・成分とその取得方法

【課題】 アレルギー疾患や大腸性潰瘍炎など炎症性腸疾患を初めとする自己免疫疾患等の免疫病の予防・治療に資する微生物及びその成分を提供すること、前記微生物の効率的な選抜方法を提供すること、及び、免疫恒常性を保つ上で重要な役割を担う免疫調節性細胞を前記微生物又はその成分を用いて効率的に誘導する方法を提供すること。
【解決手段】 哺乳類の樹状細胞又は脾臓細胞からIL-10産生を誘導するラクトコッカス属乳酸球菌又はその成分;ラクトコッカス属乳酸球菌などの微生物を、哺乳類の樹状細胞又は脾臓細胞と共培養し、IL-10産生誘導能が高い菌株を選抜することを特徴とする前記微生物又は成分の取得方法;前記乳酸球菌などの微生物を、腸上皮細胞株と共培養し、カスパーゼ-1活性及びIL-18産生誘導能により選抜することを特徴とする前記微生物又は成分の選抜方法;前記乳酸球菌を有効成分として含有する食品又は食品素材、並びに動物飼料。

肝臓疾患等の予防または治療剤のスクリーニング方法

2006年03月14日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-207265 出願日 : 2005年7月15日
公開番号 : 特許公開2006-51025 公開日 : 2006年2月23日
出願人 : 帝人ファーマ株式会社 発明者 : 中山 隆志 外2名

発明の名称 : 肝臓疾患等の予防または治療剤のスクリーニング方法

【課題】肝臓疾患、肝臓疾患に伴う好酸球増多症、アレルギー性疾患、悪性腫瘍、免疫不全症、自己免疫疾患、または炎症性疾患に有効な治療剤または予防剤をスクリーニングする方法を提供する。また、これらの疾患に有効な治療剤または予防剤を提供する。
【解決手段】ケモカインCCL16とヒスタミンレセプターH4との結合の有無もしくは程度、またはケモカインCCL16によるヒスタミンレセプターH4発現細胞の反応の有無もしくは程度を検出できる系に被検物質を存在させて測定することにより、該結合または該反応の阻害物質を選択する工程を含む、肝臓疾患、肝臓疾患に伴う好酸球増多症、アレルギー性疾患、悪性腫瘍、免疫不全症、自己免疫疾患、または炎症性疾患に有効な治療剤または予防剤のスクリーニング法、ならびに該スクリーニング法により選択されたこれらの疾患の治療または予防剤。

癌樹状細胞療法とは

2006年03月14日 | 医療 医薬 健康
樹状細胞とは、免疫の中心的な働きをつかさどるリンパ球に“癌”という敵を認識させ、攻撃するように指令を出す細胞です。リンパ球は通常、体内に細菌などの敵が侵入すれば、敵とみなし攻撃、撃退します。しかし、リンパ球は癌細胞を敵と判断できず見過ごすことが多いのです。セレンクリニックの癌樹状細胞療法は、樹状細胞に“癌”特有の特徴を強力に認識させることで、リンパ球に“癌”を効率よく攻撃させるものです。http://www.seren-clinic.com/dc/index.html
◇“前立腺特異的膜抗原に対するHLA-A24拘束性抗原決定基蛋白の同定と前立腺癌樹状細胞治療”. 橘 政昭, 大野 芳正: 日本分子腫瘍マーカー研究会誌 Vol. 20: 95-97 (2005) .JOI JST.JSTAGE/jsmtmr/20.95

バイオ塾BLOG更新情報 2006年3月13日 INDEX

2006年03月14日 | 医薬工学 製剤 DDS
以下の記事、BTJ /HEADLINE/NEWS 2006/03/13 RANIKIG MAIL 第809号 Biotechnology Japan Webmaster 宮田 満さんの BioSquare2006出張報告のメールマガジン記事です。欧州でもバイオ燃料の研究開発が驚くほど関心を集めているようです。

▼発酵生産による燃料用アルコールや工業製品の研究開発と生産を促すEU(欧州連合)の優遇制度について、06年3月23日に開催されるEUサミットで議論されます。そこでは超えたからに、持続可能社会を目指して、ホワイトバイオロジーの研究開発の梃子入れが宣言される見込みです。
 アミノ酸や核酸など工業的発酵技術で世界をリードしたわが国は、もともと元祖ホワイトバイオロジーでありました。米国も欧州も研究開発に本格参入する今のタイミングで、わが国は惰眠をむさぼって良いのでしょうか?わが国のアミノ酸産業ですら、主要特許が切れた現在、安泰ではない現状を認識しなくてはなりません。

◇インドネシア・パーム油・バイオ燃料国家戦略の裏に日本の研究成果あり
  組み換えアブラヤシでバイオディーゼル普及進むか
◇Universite Montpellier、ドーパミンの脳内濃度を高める人工ペプチドを合成
◇クローンES細胞特集号
「実験ノートはやったことすべて1冊に。失敗こそ報告する」中辻・京都大学所長
◇微生物によるコハク酸の製造方法
◇遺伝子組み換えに代わるバイオ品種改良法
◇緑茶が脳に対して驚くべき効果を発揮する可能性
◇植物における活性酸素を介した信号伝達系の解明
◇好熱菌と常温菌から得た融合微生物のゲノム構造
◇データベースを利用した核酸配列の解析
◇タンパク質の立体構造の解析
◇腸内フローラの構造解析
◇細胞融合用キット「GenomONE-CF」石原産業㈱
◇アキノワスレグサ発酵物を含む睡眠改善剤
◇芽が回る 東川のハウスにユニークな栽培棚
◇植物に香味を吸収させ香りの持続をする方法
◇日立プラント、アナモックス菌の窒素除去DNAを特定
◇日清製粉、小麦と大豆が主原料の業務用醸造調味液「こく醸造 NS-5」を発売
◇大根おろし
◇肉骨粉ペレット
◇昭和電工プラスチックプロダクツ、食品用脱水シート「デザインピチット」を新発売